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5曲が初出音源!ローラ・ボベスコ~1957-1961年録音集(3枚組)

ボベスコ: 1957-1961年録音集

ルーマニア出身の女性ヴァイオリニスト、ローラ・ボベスコ(1921-2003)の名演集。指揮者の父親を持ち、幼いころから音楽の才能を開花。1928年パリに留学、エコールノルマル音楽院を経てパリ音楽院で研鑽を積んだ後、ジョルジェ・エネスクやジャック・ティボーに学び、1937年「ウジェーヌ・イザイ・コンクール』に入賞、本格的な演奏活動を始めました。第二次世界大戦後はベルギーに帰化、国際的に活躍するとともに、教師として後進を指導、またブリュッセル・ゾリステン(後にイザイ弦楽合奏団と改称)を組織し、指揮者と独奏者を務めたことでも知られています。また、1980年に初来日を果たして以降、たびたび来日し多くのファンを獲得しました。
この3枚組には、今回初出となる演奏を含む、バロックからロマン派の協奏曲が収録されており、たっぷりとしたヴィヴラートが特徴的な美音と、気品ある表現が魅力的な彼女の演奏は、時代を越えて聴き手の心を捉えることでしょう。またヴィターリとヴァンハルではフランス人ピアニストの夫、ジャンティと共演。抜群のアンサンブルを披露しています。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
ローラ・ボベスコ:1957-1961年録音集

[CD1]
1-3.J.S.バッハ(1685-1750):ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV1041…初出音源
4.トマソ・ヴィターリ(1663-1745):シャコンヌ ト短調…初出音源
(ジャック・ジャンティによるヴァイオリンと弦楽オーケストラ編)
ハンス・ミュラー=クライ(指揮)南ドイツ放送交響楽団(シュトゥットガルト放送交響楽団)
5-7.ヨハン・バプティスト・ヴァンハル(1739-1813):
ピアノ、ヴァイオリンとオーケストラのための協奏曲 ハ長調…初出音源
カール・リステンパルト(指揮)/ザール室内管弦楽団
ジャック・ジャンティ(ピアノ)…4-7
録音 MONO
1957年7月5日 Stuttgart, Villa Berg…1-4
1957年6月12日 Saarlouis, Saalbau…5-7

[CD2]
1-3.モ-ツァルト(1756-1791):
ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K364(320d)…初出音源
ジュスト・カッポーネ(ヴィオラ)/ザール室内管弦楽団
4-6.ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調 K219
ハンス・ミュラー=クライ(指揮)/シュトゥットガルト放送交響楽団
録音 MONO
1957年4月13日 Saarlouis, Saalbau…1-3
1962年5月20日 Schwetzingen ライヴ…4-6

[CD3]
1-3.ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61…初出音源
4-6.サン=サーンス(1835-1921):ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 Op.61
ハンス・ミュラー=クライ(指揮)/シュトゥットガルト放送交響楽団
録音 MONO
1960年6月10日 Stuttgart, Villa Berg…1-3
1961年7月4日 Stuttgart, Villa Berg…4-6
ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)

SWR放送所蔵のオリジナル・テープからのデジタル・リマスタリング

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2019年07月31日 00:00