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アマンディーヌ・ベイエ率いる「キットガット・カルテット」デビュー!『弦楽四重奏曲以前の弦楽四重奏』~パーセル、ロック、ハイドン、ブロウ、他

キットガット・カルテット

ベイエ率いるガット弦四重奏団、キットガット・カルテット第1弾!弦楽四重奏の原石をさぐる音楽の旅

現代最高鋒のバロック・ヴァリオイン奏者アマンディーヌ・ベイエ。そのしなやかな音楽で、アンサンブル「リ・インコーニティ」でも数々の魅力的なCDを発信している彼女ですが、またここで新たなアンサンブルを設立しました。
その名もキットガット・カルテット(‘腸弦’カルテットの意)。世界的なピリオド楽器アンサンブルで活躍するメンバーによって構成されており、自由、熱中と共有をモットーに、第1弾の当ディスクでは、ハイドンとイングランド(パーセル、ロック、ブロウ)に焦点を当て、弦楽四重奏の原石ともいえる珠玉の作品を集めました。

パーセルのファンタジアと60代のハイドンが書いた弦楽四重奏曲の間には100年ほどの時代の差がありますが、同時期に書かれたと言われたらそうかもしれないと思えるほどにパーセル作品が充実していることに驚かされます。
演奏自体が素晴らしいことはもちろん、うれしい発見に満ちた音楽の旅が広がります!
(キングインターナショナル)


『今まで気付かなかったなんて~弦楽四重奏曲以前の弦楽四重奏』
【曲目】
パーセル(1659-1695):4声のファンタジア 第8番 ト長調 Z.742、Curtain Tune on a ground(アテネのタイモン Z.632より)

マシュー・ロック(1621/23-1677):Curtain Tune(テンペストより)、4部のコンソート組曲第2番(ニ長調)

ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):弦楽四重奏曲 ニ長調 op.71-2, Hob. III:70

パーセル:4声のファンタジア 第2番 変ロ長調 Z.736、Fairest Isle(アーサー王より)

マシュー・ロック:4部のコンソート組曲第1番(ニ短調)

パーセル:ホーンパイプ(アーサー王)Z.628、パヴァーヌ ト短調 Z.752、Chacony ト短調 Z.730

ジョン・ブロウ(1649-1708):Act Tune(ヴィーナスとアドニス)

【演奏】
キットガット・カルテット
[メンバー]
アマンディーヌ・ベイエ(ヴァイオリン)
ナーマン・スルチン(ヴァイオリン))
ジョゼフ・コット(ヴィオラ)
フレデリク・バルダッサル(チェロ)

【録音】
2019年2月11-14日、フランス

【キットガット・カルテット】
2015年にベイエによって設立、ガット弦のピリオド楽器を演奏するメンバーによって構成される。古典派以前の弦楽四重奏の形態を探求するプロジェクトからスタートしている。メンバーは、ヴァイオリンにベイエ、そして元ディオティマ弦楽四重奏団のメンバーでもあるナーマン・スルチン。ヴィオラはピグマリオン、アンサンブル・コレスポンダンスなどのメンバーとしても活躍するジョゼフ・コッテ、そしてチェロはパリ国立高等音楽院でモダン・チェロで一等賞を獲得したフレデリク・バルダッサル(モダンのアンサンブルでも活躍中)、という顔ぶれで、彼らのにぎやかで自発的な議論に満ちた楽しいリハーサル風景までもが感じられるような、近しい息遣いが魅力のアンサンブルである。

<アマディーヌ・ベイエ&リ・インコーニティ 2020年来日日程>
3/10(火)東京・王子ホール
3/11(水)大阪・いずみホール
3/13(金)長野・松本市音楽文化ホール
3/14(土)群馬・高崎芸術劇場音楽ホール
3/15(日)東京・三鷹市芸術文化センター

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年01月09日 00:00