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都響アーカイヴシリーズ~デプリーストのブルックナー:交響曲第2番&第9番

デプリースト

万全の体調ではなかったのに都響の音楽監督を引き受けた漢気の人、デプリースト。困難な時代にその豊かな音楽性と人柄で都響を牽引した恩人。巨匠はマーラー演奏で名を成した人ですが、その解釈は当時隆盛を極めた諦観と失望を取混ぜた人生に対する疑問を表現するマーラーとは無縁なものでした。ブルックナー解釈についてもそれは同様、デプリーストのブルックナーもやはり大らかな人生肯定と自然への讃歌に満ちております。ブル2はハース版使用。かなりのスピード感で瑞々しさと若々しさに脱帽。ブル9は軽やかな足取りで進む快演。澄み切った湖の畔に立ち美しい空気の中で深呼吸をするような演奏と申せましょう。
(東武レコーディングス)

【曲目】
(1)ブルックナー:交響曲第2番ハ短調(ハース版)
 (タイミング:16’48/13’06/6’08/16’32)
(2)ブルックナー:交響曲第9番ニ短調
(タイミング:23’28/10’43/21’28)
【演奏】
ジェームズ・デプリースト(指揮)
東京都交響楽団
【録音】
(1)2006年4月12日サントリーホール、ライヴ(第624回定期演奏会)
(2)2006年4月17日東京文化会館、ライヴ(第625回定期演奏会)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ANTON BRUCKNER

掲載: 2020年02月07日 00:00