豪エロクアンス~2020年3月新譜!デッカ/ロシア特集~ボールト、クライバー、マルティノン、フィストゥラーリ、他
[Eloquence Classics 公式チャンネルより]
DG、Decca、Philipsの名盤復刻シリーズとして絶大なる人気を誇る「オーストラリア・エロクアンス」シリーズ。2020年3月はDECCA/ロシア特集。1949年から1967年の間にモノラルとステレオでデッカに録音されたロシア作品の録音が2枚組セットで5タイトル発売されます。初CD化となるものも含め、モノラルとステレオのLP16枚分の録音すべてが収められています。
収録される指揮者:サー・エイドリアン・ボールト/アナトール・フィストゥラーリ/エーリヒ・クライバー/ニコライ・マルコ/ジャン・マルティノン/サー・マルコム・サージェント/ハンス・シュミット=イッセルシュテット/カール・シューリヒト/エリク・トゥクセン/アルベール・ヴォルフ
(ユニバーサルミュージック/IMS)
バレエ録音に定評のあるフィストゥラーリのチャイコフスキー
アナトール・フィストゥラーリ~チャイコフスキー:セレナード/バレエ音楽
数多くのバレエ録音を行い、高い評価を受けてきたウクライナ生まれのアナトール・フィストゥラーリの指揮によるチャイコフスキーの作品集です。1960年代初期のすべてのステレオ録音、アムステルダムでの『白鳥の湖』のハイライツ、ロンドン交響楽団との『眠れる森の美女』のハイライツと人気の高い組曲『くるみ割り人形』、そして不朽の名作『弦楽セレナード』が新規リマスタリングで収録されています。
(ユニバーサルミュージック/IMS)
収録予定
チャイコフスキー:
《CD 1》1) バレエ『白鳥の湖』Op.20(ハイライツ)、2) 弦楽セレナード ハ長調Op.48*
《CD 2》1) バレエ組曲『くるみ割り人形』Op.71a**、2) バレエ『眠りの森の美女』Op.66(ハイライツ)
*DECCA初CD化
**DECCA世界初CD化
【演奏】アナトール・フィストゥラーリ(指揮)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(CD 1: 1)、ロンドン交響楽団(CD 1: 2, CD 2)
【録音】1961年2月22-23日、アムステルダム(CD 1: 1)、1962年1月10-13日(CD 2: 2)、11月13-14日(CD 1: 2, CD 2: 1)、ロンドン
ボールトの情熱的な一面が垣間見える珠玉のアルバム
サー・エイドリアン・ボールト~チャイコフスキー:交響曲第3番/ヴァイオリン協奏曲
サー・エイドリアン・ボールトは一般に思われているよりずっと“情熱的な指揮者でした。これはボールトが1952年から1956年にかけてデッカに行ったチャイコフスキーの全録音から厳選された珠玉のアルバムです。1954年6月初め、ボールトとロンドン・フィルハーモニー管弦楽団はヴァイオリン協奏曲を63歳のヴァイオリニスト、ミッシャ・エルマンと共演しました。この録音でエルマンは全盛期の演奏を蘇らせ、チャイコフスキーに協奏曲を献呈されたレオポルト・アウアーの教え子としての威厳を見せています。
(ユニバーサルミュージック/IMS)
収録予定
チャイコフスキー:
《CD 1》1) 交響曲第3番ニ長調Op.29『ポーランド』、2) 幻想序曲『ハムレット』Op.67*、3) 大序曲『1812年』Op.49*
《CD 2》1) ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35*、2) 組曲第3番ト長調Op.55**
*DECCA初CD化
**DECCA初ステレオCD化
【演奏】ミッシャ・エルマン(ヴァイオリン)(CD 2: 1)、サー・エイドリアン・ボールト(指揮)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(CD 1, CD 2:1)、パリ音楽院管弦楽団(CD 2: 2)
【録音】1952年1月11日(CD 1: 2)、4月2日(CD 1: 3)、1954年6月3日(CD 2: 1)、1956年2月2-3日&11月13日(CD 1: 1)、ロンドン、1955年6月7-9日、パリ(CD 2: 2)
万華鏡を思わせるプロコフィエフ管弦楽作品集
サー・エイドリアン・ボールト/ジャン・マルティノン/エリク・トゥクセン/ニコライ・マルコ~プロコフィエフ―デッカ・マスターズ
デッカのエンジニアによってロンドン、パリ、コペンハーゲンで録音された1950年代のプロコフィエフ管弦楽作品の万華鏡のようなアルバムです。中でも有名な『ピーターと狼』はBBCのアナウンサーFrank Phillipsがナレーションを務め、経験豊かなプロコフィエフ指揮者ニコライ・マルコが珍しくデッカに登場しています。今日ではあまり聴かれない交響曲第5番ですが、この1952年の無駄のない感動的な録音はシベリウスとニールセンの伝説の演奏者、デンマークのエリク・トゥクセンの指揮によるものです。
(ユニバーサルミュージック/IMS)
収録予定
プロコフィエフ:
《CD 1》1) ピーターと狼Op.67*、2) 交響曲第5番変ロ長調Op.100
《CD 2》1) 交響組曲『キージェ中尉』Op.60、2) 組曲『3つのオレンジへの恋』Op.33bis、3) ロシア序曲Op.72、4) 交響曲第7番嬰ハ短調Op.131
*DECCA初CD化
【演奏】Frank Phillips(ナレーション)、ニコライ・マルコ(指揮)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(CD 1: 1)、エリク・トゥクセン(指揮)デンマーク国立放送交響楽団(CD 1: 2)、サー・エイドリアン・ボールト(指揮)パリ音楽院管弦楽団(CD 2: 1)、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(CD 2: 2)、ジャン・マルティノン(指揮)パリ音楽院管弦楽団(CD 2: 3, 4)
【録音】1949年12月6日(CD 1: 1)、1955年6月27-29日(CD 2: 2)、ロンドン、1955年6月9日(CD 2: 1)、1957年10月29、30日&11月2日(CD 2: 3, 4)、パリ、1952年10月9日、コペンハーゲン(CD 1: 2)
フランス風第4番、均整の取れた第5番、輝かしいチャイコフスキーの交響曲集
ハンス・シュミット=イッセルシュテット/アルベール・ヴォルフ/カール・シューリヒト~チャイコフスキー:交響曲第4番&第5番
1950年代のチャイコフスキーのアルバムからハンブルクとパリでのデッカ録音です。交響曲2曲は初CD化です。しなやかで美しく均整の取れた交響曲第5番の1952年のモノラル録音はハンス・シュミット=イッセルシュテットが設立した北ドイツ(ハンブルク)放送交響楽団とのデビュー録音でした。その他の録音は、チャイコフスキーの輝かしい管弦楽法に特に合うフランス風の特徴を持つ演奏となっています。アルベール・ヴォルフは1951年にデッカに録音を始め、フランスとロシアの音楽のアルバムを作り続け、カール・シューリヒトは当時パリ音楽院管弦楽団の客演指揮者として歓迎されていました。
(ユニバーサルミュージック/IMS)
収録予定
チャイコフスキー:
《CD 1》1) 交響曲第4番ヘ短調Op.36*、2) イタリア奇想曲Op.45
《CD 2》1) 組曲第3番ト長調Op.55より第4楽章:主題と変奏、2) 交響曲第5番ホ短調Op.64**
*DECCA初CD化
**DECCA世界初CD化
【演奏】アルベール・ヴォルフ(CD 1: 1)、カール・シューリヒト(CD 1: 2, CD 2: 1)(指揮)パリ音楽院管弦楽団、ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)ハンブルク放送交響楽団(CD 2: 2)
【録音】1959年5月5-6日(CD 1: 1)、1952年6月16-30日(CD 1: 2, CD 2: 1)、パリ、1952年9月、10月、ハンブルク(CD 2: 2)
クライバーの代表的なチャイコフスキー録音、世界初CD化
エーリヒ・クライバー/ルッジェーロ・リッチ~チャイコフスキー:交響曲第4番&第6番/ヴァイオリン協奏曲
エーリヒ・クライバーの代表的なチャイコフスキー録音が新規リマスタリングで発売されます。デッカへのデビュー録音となるリッジェーロ・リッチのヴァイオリン協奏曲をカップリングしています。交響曲第4番と第6番の録音はパリで、デッカがそのロシア・レパートリーを高く評価していたパリ音楽院管弦楽団と行われました。世界初CD化。
(ユニバーサルミュージック/IMS)
収録予定
チャイコフスキー:
《CD 1》1) 交響曲第4番ヘ短調Op.36、2) ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
《CD 2》交響曲第6番ロ短調Op.74『悲愴』
世界初CD化
【演奏】ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)(CD 1: 2)、エーリヒ・クライバー(指揮)パリ音楽院管弦楽団(CD 1: 1, CD 2)、サー・マルコム・サージェント(指揮)ロンドン新交響楽団(CD 1: 2)
【録音】1949年6月7-9日(CD 1: 1)、1953年10月5-7日(CD 2)、パリ、1950年1月26-27日(CD 1: 2)、ロンドン
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2020年03月11日 00:00