こんにちは、ゲスト

ショッピングカート

注目アイテム詳細

豪エロクアンス~2020年6月新譜!ブリス、デゾルミエール、デンツラー、フェルバー、ブンダヴォエ、スメテルリン


[Eloquence Classics 公式チャンネルより]

DG、Decca、Philipsの名盤復刻シリーズとして絶大なる人気を誇る「オーストラリア・エロクアンス」シリーズ。世界的なコロナ禍のため2カ月遅れて2020年6月発売予定となった新譜情報が解禁されました。イギリスの作曲家で指揮者のアーサー・ブリス(1891~1975)による『サー・アーサー・ブリス作品集/デッカ・オリジナルス』(2枚組)、伝説的なバレエ団体バレエ・リュスの音楽監督を務めたロジェ・デゾルミエール(1898~1963)の『デッカ録音集』(4枚組)、歌劇《ルル》、《画家マチス》の世界初演の指揮を執ったスイスの名指揮者ローベルト・デンツラー(1892~1972)の『デッカ録音集』(2枚組)、ギーゼキングとライマーに学びイギリスで活躍したピアニスト、アルベルト・フェルバー(1911~87)の『デッカ録音集(1945-1951)』、レヴィ門下のフランスの名女流アニュエル・ブンダヴォエ(1922~2015)の『フランス・デッカ録音全集』(2枚組)、そしてシマノフスキの友人だったポーランドの名手ヤン・スメテルリン(1892~1967)による『ヤン・スメテルリン・プレイズ・ショパン』(2枚組)という、何れもマニアを唸らせること間違いなしの超強力ラインナップです!
(タワーレコード 商品本部 板倉重雄)



イギリスの作曲家による自作自演の多彩なアルバム
アーサー・ブリス/サー・アーサー・ブリス作品集 - デッカ・オリジナルス

『デッカ・オリジナルス』はイギリスの作曲家サー・アーサー・ブリス(1891-1975)の音楽のデッカ録音を新たに選曲したものです。H.G.ウェルズの映画のために書いた『来るべき世界』、『二つの世界の男』からの「バラザ」など映画音楽、作品の初演者であるアルフレード・カンポリとのヴァイオリン協奏曲やグリラー弦楽四重奏団による四重奏曲など多彩な作品が収録されています。CD2枚組。
(ユニバーサルミュージック/IMS)

【曲目】
サー・アーサー・ブリス:
《CD 1》
1) Welcome the Queen, F.95、2) 『来るべき世界』F.131*、3) 色彩交響曲F.106、4) 序章とアレグロF.117、5) バラザ(映画音楽『二つの世界の男』F.121より)
《CD 2》
1) ヴァイオリン協奏曲F.111**、2) ヴァイオリンとオーケストラのための主題とカデンツァF.120、3) 弦楽四重奏曲第2番ヘ短調F.26*
*DECCA初CD化
**オリジナル版DECCA初CD化
【演奏】
アイリーン・ジョイス(ピアノ)(CD 1: 5)、
アルフレード・カンポリ(ヴァイオリン)(CD 2: 1, 2)、
Men's Chorus(CD 1: 5)、
グリラー弦楽四重奏団(CD 2: 3)、
サー・アーサー・ブリス指揮ロンドン交響楽団(CD 1: 1-4, CD 2: 1, 2)、
ミューア・マシーソン指揮ナショナル交響楽団(CD 1: 5)
【録音】
1946年2月(CD 1: 5)、1950年9月、10月(CD 2: 3)、1955年11月(CD 1: 3, 4, CD 2: 1)、1957年4月(CD 1: 2)、5月(CD 1: 1)、ロンドン

バレエ・リュスの音楽監督を務めたフランスの偉大な指揮者の遺産
ロジェ・デゾルミエール/デゾルミエール~デッカ録音集

20世紀半ばのフランスの偉大な指揮者、ロジェ・デゾルミエールは1953年3月、53歳で交通事故に遭い、その後の後遺症で輝かしいキャリアを断たれてしまいました。

パリで活躍したデゾミエールですが、この4枚組CDには1947年5月にロンドンを訪れ、ナショナル交響楽団と1日で行った録音(ビゼーの序曲『祖国』、小序曲『子供の遊び』、ドビュッシーの『スコットランド行進曲』、シャブリエの『ハバネラ』)が含まれます。
(ユニバーサルミュージック/IMS)

【曲目】
《CD 1》
ビゼー:
1) 序曲『祖国』*、2) 小序曲『子供の遊び』*、
3)シャブリエ:ハバネラ*、
4) ドビュッシー:スコットランド行進曲*、
5) スカルラッティ/トマジーニ(編):バレエ『上機嫌な婦人たち』*
《CD 2》
1) チャイコフスキー:バレエ組曲『眠りの森の美女』Op.66a、
2) イッポリトフ=イワノフ:組曲『コーカサスの風景』第1番*、
3) イベール:ディヴェルティスマン*、
4) プーランク:バレエ組曲『牝鹿』
《CD 3》
1) ショパン/ダグラス(編):バレエ『レ・シルフィード』*、
ドリーブ:
2) バレエ組曲『コッペリア』*、3) バレエ組曲『シルヴィア』*
《CD 4》
1) グノー:「私は夢に生きたい」(歌劇『ロメオとジュリエット』より)、2) オッフェンバック:「生垣には小鳥たちが」(歌劇『ホフマン物語』より)、3) グノー:「おお、軽やかなつばめ」(歌劇『ミレイユ』より)、4) トマ:「私はティターニア」(歌劇『ミニョン』より)、5) プロッホ:主題と変奏「おお! 恋人よ帰れ」、6) シャルパンティエ:「その日から」(歌劇『ルイーズ』より)
*DECCA初International CD化
【演奏】
ジャニーヌ・ミショー(ソプラノ)(CD 4)、
ロジェ・デゾルミエール指揮
ナショナル交響楽団(CD 1: 1-4)、
パリ音楽院管弦楽団(CD 1: 5、CD 2-CD4)
【録音】
1947年5月、ロンドン(CD1: 1-4)、1948年5月(CD 4)、1950年2月(CD 3)、1951年6月(CD 1: 5, CD 2)、パリ

《ルル》《画家マチス》を世界初演した知られざる指揮者による貴重な録音集
ローベルト・デンツラー/デンツラー~デッカ録音集

チューリヒ生まれのローベルト・デンツラー(1892-1972)のレコードは非常に少なく、このデッカ録音全集は非常に価値があるものです。ベルリオーズ、ショーソン、オネゲル、チャイコフスキーが2枚組CDにまとめられています。
(ユニバーサルミュージック/IMS)

【曲目】
《CD 1》
1) ショーソン:交響曲変ロ長調Op.20*、
オネゲル:
2) 交響曲第3番『典礼風』、3) 喜びの歌
《CD 2》
ベルリオーズ:
1) 歌劇『ベンヴェヌート・チェッリーニ』序曲*、2) 歌劇『ベアトリスとベネディクト』序曲*、
3) チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36
*DECCA初CD化
【演奏】
ローベルト・デンツラー指揮
パリ音楽院管弦楽団(CD 1)、
スイス・ロマンド管弦楽団(CD 2)
【録音】
1955年6月(CD 1: 2, 3)、1956年5月(CD 1: 1)、パリ、1954年5月(CD 2: 1, 2)、1960年10月、11月(CD 2: 3)、ジュネーヴ

スイスの名ピアニストによる初出音源を含む貴重なアルバム
アルベルト・フェルバー/フェルバー~デッカ録音集 (1945年-1951年)

1911年スイス、ルツェルン生まれの名ピアニスト、アルベルト・フェルバーが1940年代、50年代にデッカに行った録音集です。未発表だったもの、なくなったと思われたものが収集家の元から見つかったものなど今回が初出となる曲も含まれています。

フェルバーは1939年のルツェルン音楽祭で、世界的批評家に「シューベルトとシューマンで類稀なピアノの才能を見せた」と絶賛されました。
(ユニバーサルミュージック/IMS)

【曲目】
1) ハイドン:幻想曲ハ長調Hob.XVII: 4**、
モーツァルト:
2) メヌエット ニ長調K.355**、3) ジーグ ト長調K.574**、
4) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調Op.81a『告別』*、
シューベルト:
5) 即興曲ヘ短調D935 No.1*、6) ピアノ・ソナタ イ長調D664*、
メンデルスゾーン:無言歌集
7) 第1巻第1曲ホ長調Op.19 No.1「甘い思い出」*、8) 第8巻第3曲ハ長調Op.102 No.3*、9) 第8巻第4曲ト短調Op.102 No.4『そよ風』*、10) 第5巻第3曲ホ短調Op.62 No.3「葬送行進曲」*、11) 第2巻第6曲嬰ヘ短調Op.30 No.6「ヴェネツィアの舟歌」*、12) 第6巻第4曲ハ長調Op.67 No.4「紡ぎ歌」*、
13) シューマン:子供の情景Op.15*
*DECCA初CD化
**世界初出録音
【演奏】
アルベルト・フェルバー(ピアノ)
【録音】
1945年12月(2,3)、1946年5月(5,6)、7月(4)、1947年5月(1)、1951年5月(7-13)、
ロンドン、ウェスト・ハムステッド、デッカ・スタジオ

その才能が高く評価されたフランスのピアニストの色彩豊かな演奏を初CD化
アニュエル・ブンダヴォエ/ンダヴォエ~デッカ・フランス録音全集

フランスのピアニスト、アニュエル・ブンダヴォエ(1922-2015)は色彩豊かな演奏で知られ、デッカ・フランスに3枚のLP(1955年にリスト、1956年にブラームス、1957年にシューマン)を遺しました。これらの貴重な録音は収集家に絶賛されています。

ブンダヴォエは4歳でピアノを始め、7歳でマルセイユ音楽院に入学、10歳でパリ音楽院への入学を許可され、ラザール・レヴィに師事しました。その才能はピアノだけにとどまらず、歌やオルガン、そして合唱指揮もこなしました。

1950年代後期、絶頂期にリュウマチで引退を余儀なくされたブンダヴォエですが、このシューマン、ブラームス、リストの録音に聴かれる優れた技術をヴェルサイユ音楽院の生徒たちに伝え続けました。このアルバムはその一人フレデリック・ゴーサンがオリジナル音源から新規リマスタリングし、初CD化となったものです。2枚組。
(ユニバーサルミュージック/IMS)

【曲目】
《CD1》
リスト:
1) スペイン狂詩曲S.254、2) 泉のほとりで(巡礼の年第1年『スイス』S.160:第4曲)、3) 忘れられたワルツ第1番S.215 No.1、4) 小人の踊り(演奏会用練習曲S.145:第2曲)、パガニーニ大練習曲集S.141より 5) 第4曲ホ長調「アルペジオ」、6) 第5曲ホ長調「狩り」、7) 第6曲イ短調「主題と変奏」、8) メフィスト・ワルツ第1番S.514、9) ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24
《CD 2》
ブラームス:
1) ラプソディ第1番ロ短調Op.79 No.1、2) ラプソディ第2番ト短調Op.79 No.2、3) ラプソディ変ホ長調Op.119 No.4
シューマン:
4) 6つの間奏曲Op.4、5) トッカータ ハ長調Op.7、6) 幻想小曲集Op.12
初CD化
【演奏】
アニュエル・ブンダヴォエ(ピアノ)
【録音】
1955年10月(リスト)、1956年3月(ブラームス)、1957年9月(シューマン)、パリ

同郷だからこそたどり着いた気高いショパン演奏
ヤン・スメテルリン/ヤン・スメテルリン・プレイズ・ショパン

1892年生まれのポーランドのピアニスト、ヤン・スメテルリンは生まれながらのショパン弾きです。ここには同郷の作曲家による音楽の珍しい録音、初出の録音が収められています。瑞々しい夜想曲、BBC放送のリサイタル、そしてメリーランドの国際ピアノ公文書で発見された未発表の録音が2枚組CDにまとめられました。
(ユニバーサルミュージック/IMS)

【曲目】
ショパン:
《CD 1》
夜想曲第1巻-第14巻
《CD 2》
1) 夜想曲第15巻-第20巻、 2) マズルカ ロ短調Op.33 No.4*、 3) マズルカ ハ短調Op.56 No.3*、 4) バラード第4番ヘ短調Op.52*、 5) マズルカ変イ長調Op.59 No.2*、 6) マズルカ嬰ヘ短調Op.59 No.3*、 7) マズルカ ト長調Op.67 No.1*、 8) マズルカ変ロ短調Op.24 No.4*、 9) バラード第1番ト短調Op.23*、 10) 練習曲ヘ長調Op.25 No.3*、 11) マズルカ嬰ハ短調Op.63 No.3*
*世界初出録音
【演奏】
ヤン・スメテルリン(ピアノ)
【録音】
1954年、不明(夜想曲)、1949年4月(BBCリサイタル)(CD2:2-9)、1946年6月(DECCA録音)(CD2:10,11)、ロンドン

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年05月13日 00:00