2021年没後500周年記念!スティーヴン・ライス&ブラバント・アンサンブル~ジョスカン・デ・プレ:モテット&ミサ曲楽章集
ジョスカン・デ・プレの没後500周年記念録音!モテットと単独楽章のミサ曲からなるジョスカンの小品集!
ネーデルラント、フランドル楽派の未知なる音楽、ポリフォニーの発掘、研究に情熱を注ぎ続けるブラバント・アンサンブルとスティーヴン・ライス。これまでグラモフォン賞に3度ノミネートしてきたブラバント・アンサンブルによる、ジョスカン・デ・プレ(c.1450/55-1521)の没後500周年記念レコーディング。
一つの定旋律でミサ曲の各楽章を統一した定旋律ミサ曲(循環ミサ曲)としては、タリス・スコラーズがジョスカンのミサ曲全集録音という偉業を達成しましたが、ここではそういった定旋律ミサの形式が定着する前の15世紀初頭に一般的であった、単独の楽章による2つのミサ曲(「祝福された聖処女〔ベアテ・ヴィルジネ〕」と「受難〔パッシオーネ〕」)を含む、モテットとミサ曲楽章の珍しい小品を取り上げています。
(東京エムプラス)
『ジョスカン・デ・プレ:モテット&ミサ曲楽章集』
【曲目】
ジョスカン・デ・プレ(c.1450/55-1521):
主はこの乙女に
うるわしき救い主のみ母
めでたし, 天の女王
輝くオリュンポスの山より(6声)
スターバト・マーテル(6声)
おお慈悲深く, いと優しきイエスよ(6声)
主よ, 御身の怒りにて...ミゼレーレ
主よ, いつまでもわれを
ある人が大いなる宴を催し
祝福された聖処女のグローリア
受難のサンクトゥス
【演奏】
ブラバント・アンサンブル
スティーヴン・ライス(指揮)
【録音】
2020年1月16日-18日
殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
[解説&歌詞日本語訳付き]
日本語訳:生塩昭彦