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レジェンダリー・ヴァイオリニスト~アルバート・スポールディングの芸術(9枚組)

スポールディング

アルバート・スポールディング (1888~1953) は国際的に名声を得たアメリカ人ヴァイオリニストです。1888年8月15日、イリノイ州シカゴ生まれ。父親のジェームズ・ウォルター・スポールディングと叔父のアルバート・グッドウィル・"アル "スポールディングは、スポーツ用品会社A.G.スポールディングを設立したことで有名です。

スポールディングはマンハッタンとフィレンツェで個人レッスンを受けた後、パリとボローニャの音楽院で学び、14歳の時にボローニャ音楽院を優等で卒業しました。1906年6月6日にパリでデビューした後、ロンドンとウィーンで成功を収めました。1908年11月8日、ニューヨーク交響楽団の演奏会にソリストとして登場。翌年、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の全米ツアーの際に共演しました。第一次世界大戦に従軍した後、1920年にはニューヨーク交響楽団のヨーロッパツアーに出演した。1922年には、アメリカ人として初めてパリ音楽院管弦楽団に出演し、その翌年にはアメリカ人として初めてパリ音楽院の審査員を務めました。1941年2月には、サミュエル・バーバーのヴァイオリン協奏曲を初演しています。第二次大戦中は兵士や難民のために慰問コンサートを行いました。

1950年5月26日のニューヨークでのコンサートで舞台からの引退を表明。その後、ボストン音楽大学でマスタークラスを教え、冬の間はフロリダ州立大学でも教えました。1953年5月15日にボストン大学で行われた最後のリサイタルは、当BOXのCD5に収録されています。その10日後、彼はニューヨークのマンハッタンで64歳で亡くなりました。

彼はラッパ吹込み時代から数多くの録音を行いましたが、このBOXにはマイクロフォンを使った電気録音になった後、1934年から1941年にかけてのSPレコードへの録音と、1950年から1953年までのライヴ録音、LPレコードへの録音を集めています。

特に注目すべきは、1952年にレミントン・レコードのためにウィーンのブラームス・ホールで録音されたベートーヴェンとブラームスのヴァイオリン協奏曲で(CD1に収録)、これが彼の最後の録音セッションとなりました。スポールディングは以前、同じレーベルから作曲家、ピアニストのエルネー・ドホナーニとのブラームスの3つのヴァイオリン・ソナタ(CD2に収録)、スポールディングと4年間ツアーを行ったピアニストのアンソニー・クーイカーとのブラームスのハンガリー舞曲集(CD8に収録)、タルティーニ、コレッリ、J.S.バッハの曲集を録音しています(CD09に収録)。

これまでスポールディングの主要録音をこのように集めたセットはなく、彼の再評価を問う一組と言えそうです。
(タワーレコード)


CD 01
ベートーヴェン
・ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 61

ブラームス
・ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 77

録音:1952年11月
アルバート・スポールディング(ヴァイオリン)
オーストリア交響楽団
ヴィルヘルム・ロイブナー(指揮)

CD 02
ブラームス
・ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 Op. 78
・ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op. 100
・ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op. 108

録音:1951年10月
アルバート・スポールディング(ヴァイオリン), エルネー・ドホナーニ(ピアノ)

CD 03
ベートーヴェン  
・ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 Op. 47「クロイツェル」
録音:1952年5月26日
ジュール・ウォルファース(ピアノ)

・ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 Op. 96
録音:1953年1月16日
エルネー・ドホナーニ(ピアノ)

・ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第1番 ト長調 Op. 40
録音:1935年3月11&4月25日

・ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第2番 ヘ長調 Op. 50
録音:1935年3月11日
アンドレ・ブノワ(ピアノ)

アルバート・スポールディング(ヴァイオリン)

CD 04
メンデルスゾーン
・ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op. 64
録音:1941年12月20日

シュポアー
・ヴァイオリン協奏曲 第8番 イ短調 Op. 47
録音:1938年5月9日

サミュエル・バーバー (1910-1981)
・ヴァイオリン協奏曲 Op. 14
録音:1941年2月7日

アルバート・スポールディング(ヴァイオリン)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

CD 05
ヴァイオリン・リサイタル
・ブラーム: ハンガリー舞曲第1&2番
・ドビュッシー: 月の光
・パガニーニ: ソナチネ
・シューベルト: アヴェ・マリア
・アルベニス: マラゲーニャ
・ラヴェル:ハバネラ
・グラナドス:祈り
・ファリャ: はかなき人生(スペイン舞曲第1番)
・ファリャ: 7つのスペイン民謡~ナナ
・ファリャ: 7つのスペイン民謡~ホタ
・バッハ: 前奏曲 嬰へ短調
録音:1953年5月15日
ジュール・ウォルファース(ピアノ)

モーツァルト
・ヴァイオリン・ソナタ第28番 変ホ長調 KV 380   
録音:1936年
アンドレ・ブノワ(ピアノ)

シューマン
・夕べの歌 Op. 85, No.12 (編曲:ウィルヘルミ)
録音:1935年5月21日
アンドレ・ブノワ(ピアノ)
アルバート・スポールディング(ヴァイオリ)

CD 06
ヘンデル
・ヴァイオリン・ソナタ ホ長調 Op. 1-15 HWV 373
録音:1935年11月12日

タルティーニ
・ヴァイオリン・ソナタ第4番 ト短調「悪魔のトリル」Br. g5
録音:1935年3月11日

フランク
・ヴァイオリン・ソナタ イ長調
録音:1934年2月1日

ブラーム
・ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op. 100
録音:1934年5月22日

アルバート・スポールディング(ヴァイオリン) , アンドレ・ブノワ(ピアノ)

CD 07
ヘンデル
・トリオ・ソナタ ト短調 Op. 2-8 HWV 393
録音:1941年7月1日
アルバート・スポールディング(ヴァイオリン) , ウィリアム・プリムローズ(ヴィオラ), アンドレ・ブノワ(ピアノ)

モーツァルト
・協奏交響曲 変ホ長調 KV 364
録音:1941年5月28日
アルバート・スポールディング(ヴァイオリン) , ウィリアム・プリムローズ(ヴィオラ)
ニュー・フレンズ・オブ・ミュージック管弦楽団
フリッツ・シュティードリー(指揮)

ショーソン
・ヴァイオリンと管弦楽のための詩曲 Op. 25
録音:1950年
アルバート・スポールディング(ヴァイオリン)
ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
ディミトリス・ミトロプーロス(指揮)

CD 08
ブラーム
・ヴァイオリンとピアノのためのハンガリー舞曲集 (編曲: ヨーゼフ・ヨアヒム)
第6 番 変ロ長調
第7番 イ長調
第8番 イ長調
第9番 ホ短調
第17番 嬰へ短調
第18番 ニ長調
第20番 ニ短調
第21番 ホ短調
第 1番 ト短調
第 14番 ニ短調
第 4番 ロ短調
第 5番 ト短調
第 16番 ト短調
第 15番 イ長調
第 2番 ニ短調

録音:1952年
アルバート・スポールディング(ヴァイオリン) , アンソニー・クーイカー(ピアノ)

ヴァイオリンとチェロのための協奏曲 イ短調 Op. 102
録音:1939年3月26日
アルバート・スポールディング(ヴァイオリン), ガスパール・カサド(チェロ)
ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
ジョン・バルビローリ(指揮)

CD 09
ドホナーニ
・ヴァイオリン・ソナタ 嬰ハ短調 Op. 21*
録音:1952年

コレッリ
・ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ イ長調Op. 5-6 (編曲.アルバート・スポールディング)
・ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ長調 Op. 5-1 (編曲.アルバート・スポールディング)
・ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ短調 Op. 5-12「ラ・フォリア」:前奏曲 (編曲.アルバート・スポールディング)

タルティーニ
・ヴァイオリン・ソナタ ト短調 Op. 1-10「捨てられたディドーネ」

J.S.バッハ
・平均律クラヴィーア第2集-第14番 嬰へ短調 BWV 883 :前奏曲 (編曲.アルバート・スポールディング)
録音:1951年

アルバート・スポールディング(ヴァイオリン)
エルネー・ドホナーニ*, アンソニー・クーイカー(ピアノ

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2020年12月18日 18:00