Horace Tapscott(ホレス・タプスコット)|Spiritual Jazzの名門NIMBUS WESTの1983年録音盤『Dial'B' For Barbra』
A1はMilestonesをモチーフにしたドライヴ感溢れる10:30のナンバーでタプスコット独特のタイムで繰り広げらるインプロやサビア・マティーンの熱いブロウ、各々が熱気溢れるソロをとり、グイグイ引っ張っていく聴きどころの多い良質バップ。アルバム・タイトルのA2ではタッド・ダメロンの派生作品でレジ―・バレンのミュートトランペットをフューチャーしたミドルテンポの曲。リンダ・ヒル作のB1はミニマライズされた低域のもこもことしたラインをベースに、暑苦しいほどの情感をリードにのせたソロが沁みる。中毒性のあるグルーヴがまた、なんとも言えない。2枚目のC1,D1は同セッションでのアルバム未収録音源となります。
輸入盤LP
【収録曲】
Disc 1
A1.Lately's Solo
A2.Dial 'B' For Barbra
B1.Dem' Folkes
Disc 2
C1.Lately's Solo(take one)
D1.Heard Ya Before Ya Got Here
【メンバー】
Horace Tapscott(p)
Reggie Bullen(tp)
Gary Bias(as,ts)
Sabir Mateen(ts)
Roberto Miguel Miranda(b,vln)
Everett Brown Jr.(ds,per)