パスカル・ロジェが録音したラヴェルとガーシュウィンのアルバムがお得な2枚組に!
フランスのピアニズムを代表する演奏家として確固たる地位を確立しているパスカル・ロジェ。洗練されたタッチから生まれる美しく繊細な響きや、生き生きとした表情は他の演奏家の追随を許しません。
この2枚組は2004年と2006年に相次いで録音されたラヴェルとガーシュウィンのピアノ協奏曲集を組み合わせたもの。
1928年に初めてアメリカを訪れたラヴェルが「ガーシュウィンの演奏を聴きたい」と希望し、その後、今度はパリでガーシュウィンがラヴェルに弟子入りを希望するなど、接点の多かった2人の作曲家のピアノのための協奏的作品を並べて演奏することで、2人の共通性を探りながら20世紀前半の音楽を描いていくという好企画を味わえる2枚組。ベルトラン・ド・ビリーの、絶妙なサポートも聴きどころです。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
[CD1]
1-3. ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937):ピアノ協奏曲 ヘ長調
4-6. モーリス・ラヴェル(1875-1937):ピアノ協奏曲 ト長調
[CD2]
1. ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
2. ガーシュウィン:パリのアメリカ人
3-4. ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲
【演奏】
パスカル・ロジェ(ピアノ)
ウィーン放送交響楽団
ベルトラント・ド・ビリー(指揮)
【録音】
2004年2月…ORF ウィーン(オーストリア)…CD1
2006年5月、2007年3月…Radiokulturhaus ウィーン(オーストリア)…CD2
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2021年04月16日 00:00