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メルツェンドルファー&ウィーン放送響/フランツ・シュミット: 歌劇“フレディグンディス” 世界初録音盤

メルツェンドルファー

フランツ・シュミット生誕150周年記念、歌劇《フレディグンディス》世界初録音盤が登場!


1914年、ウィーン宮廷歌劇場で初演された歌劇《ノートルダム》が大成功を収めたことを受け、フランツ・シュミットが次の歌劇の題材として選んだのがフェリックス・ダーンの『フレディグンディス』でした。舞台は6世紀のフランク王国。赤い髪を持つ召使いフレディグンディスが輝かしい美貌と奸計で国王キルペリク1世の妃の座と莫大な富を手に入れるも、数々の悪行を重ねた末に破滅していく様を、ワーグナーやリヒャルト・シュトラウスを思わせる半音階を用いた濃厚な音楽で描き出しています。主役のフレディグンディスを歌うのはクロアチア出身のドゥーニャ・ヴェイソヴィチ。強靭な声を生かし、メゾ・ソプラノとソプラノ両方の役柄でワーグナー歌手としてバイロイトやザルツブルクで絶賛されました。指揮のエルンスト・メルツェンドルファーはザルツブルク・モーツァルテウムでクレメンス・クラウスに師事、史上初めてハイドン交響曲全集を録音すると共に現代音楽に至る広いレパートリーを持ち、数多くの作品を初演しました。
(ナクソス・ジャパン )

指揮のエルンスト・メルツェンドルファー(Ernst Märzendorfer, 1921年5月26日 - 2009年9月16日)は、オーベルンドルフ生まれのオーストリアの指揮者、作曲家です。グラーツ音楽院でロベルト・ワーグナーに指揮法を学んだ後、モーツァルテウム音楽院でクレメンス・クラウスに師事しました。1940年からグラーツ歌劇場で指揮活動を始め、1953~58年にはモーツァルテウム管弦楽団の首席指揮者を務めています。その後はイタリア、南北アメリカ、アジアでコンサートやオペラ、バレエの客演指揮を行いました。1964年には読売日本交響楽団への客演で初来日しています。ウィーン国立歌劇場には1959年4月11日、《リゴレット》で指揮デビュー。《リゴレット》(19公演)、《後宮からの逃走》(17公演)、《ファウスト》(16公演)、《蝶々夫人》(16公演)、《無口な女》(14公演)、《ばらの騎士》(12公演)、《フィガロの結婚》(12公演)など42演目のオペラを285公演、更にバレエを129公演、指揮しました。ウィーン国立歌劇場での最後となる414回目の指揮は2007年の《子供のための魔笛》でした。1999年にはウィーン国立歌劇場名誉会員に選ばれました。このようにオペラ、バレエのレパートリーが幅広く、とくにリヒャルト・シュトラウスは全舞台作品を指揮し、1965年には《カプリッチョ》をアメリカ初演しました。
(タワーレコード)

オーケストラ・ピットでのメルツェンドルファー

【参考画像】オーケストラ・ピットでのメルツェンドルファー

【曲目】
フランツ・シュミット(1874-1939):歌劇《フレディグンディス》 全3幕
台本:ブルーノ・ヴァルデン&イグナツ・ミヒャエル・ヴェレミンスキ
原作:フェリックス・ダーンの同名小説

【CD1】
1-12. 第1幕
13-20. 第2幕

【CD2】
1-15. 第3幕

【演奏】
フレディグンディス…ドゥーニャ・ヴェイソヴィチ(メゾ・ソプラノ)
キルペルク:フランクの王…マルティン・エーゲル(バリトン)
ランデリヒ:ドラコーレンの息子、ルーアン司教…ヴェルナー・ヘルヴェヒ(テノール)
ヘルツォーク・ドラコーレン…ライド・ブンガー(バス)
ルッラ…オルガ・ザンドゥ(コントラルト) 他

ウィーン放送合唱団(指揮…ゴットフリート・プラインファルク)
ウィーン放送交響楽団
エルンスト・メルツェンドルファー(指揮)

【録音】
1979年9月27日(ライヴ)
ウィーン・ムジークフェライン 大ホール(オーストリア)

総収録時間:143分

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2024年02月28日 00:00