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『激ロック』スペシャルコーナー【4月レコメンドアイテム】

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GRETA VAN FLEET / 『The Battle At Garden's Gate』
GENRE:CLASSIC ROCK, HARD ROCK

ロックンロールの未来を担う若き4人組、GRETA VAN FLEET
新境地への扉を開く待望の2ndアルバム!
ロックンロールの未来を担うUSミシガン発の若き4人組が、約2年半ぶり2ndアルバムを完成させた。前作『Anthem Of The Peaceful Army』の成功や、世界を股に掛けたツアーを経て生み出された本作は、魂を震わせるヴォーカルと泥臭くエネルギッシュなアンサンブルで紡がれるクラシック/ハード・ロックという持ち味を下地にしつつ、バンドの経験や精神的成長を色濃く反映。敏腕プロデューサーのGreg Kurstinと共に作り上げた、荘厳なハモンド・オルガンや幻想的なストリングスも効果的に取り入れたサウンドは、憂いのある表情と優美さも纏っていて、大きなスケールアップを感じさせる。自らの進むべき道へと繋がる扉を開けたような、バンドの転換点となりそうな作品だ。

菅谷 透【ライター推薦】


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THE OFFSPRING / 『Let The Bad Times Roll』
GENRE:PUNK ROCK

西海岸パンクを代表するバンド、THE OFFSPRINGが
9年ぶりのフル・アルバムで再びロック・シーンの主役に躍り出る!
オフスプが、実に9年ぶりとなるフル・アルバムをリリースする! もちろん、その間活動が止まっていたわけではない。しかし、レーベル移籍やオリジナル・メンバーであったベーシスト Greg K.の脱退など、アルバムのリリースが延びてしまう事情がいろいろあったようだ。そんな苦境を経てついにリリースされる今作は、哀愁メロディとポップネスが絶妙に絡み合うオフスプ節の効いた楽曲が満載の期待を裏切らない内容。また、小気味よいリズムのメロディック・パンク・ソングだけでなく、初期の楽曲を彷彿とさせるエッジの効いたハードコア寄りのナンバー、シンガロング必至のミドル・テンポの楽曲、グルーヴィでダンサブルなロック・ナンバーなどなど、相変わらずの引出しの多さにも感動させられる。

山本 真由【ライター推薦】


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Serj Tankian / 『Elasticity』
GENRE:ALTERNATIVE ROCK, METAL

SYSTEM OF A DOWNに続いてSerjのソロも!
独創的な魅力を堪能できる最新EP!

2020年、約15年ぶりの新曲を発表したSYSTEM OF A DOWN。そのフロントマン Serj Tankianも、8年ぶりとなる作品を完成させた! 前作はシンフォニー・アルバムだったが、今回はもともとSOAD用に制作されていた楽曲ということで、ヘヴィ且つオルタナティヴなロック色の強いEPに。SOADではあまり聴くことのなかったピアノやシンセが大々的に取り入れられているのも特徴のひとつだ。ド頭からフリーキーな歌唱を聴かせるTrack.1、愛する息子と偉大な詩人のふたりの“Rumi”について情熱的に歌うTrack.4、先祖の母国 アルメニアのエレバンで起きたデモがテーマのTrack.5と、変幻自在なヴォーカル・ワークや社会風刺的な歌詞までひっくるめて、独創的な魅力を堪能できる。

菅谷 透【ライター推薦】


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ESCAPE THE FATE / 『Chemical Warfare』
GENRE:POST HARDCORE

より深みへ、より高みへ――
ポスト・ハードコア・シーンを牽引するESCAPE THE FATE最新作!

ESCAPE THE FATEというと、“メンバー・チェンジの多いバンド”というイメージがあるかもしれない。しかしながらここ数年は定着し、そのおかげか、今作は自身の持ち味であるヘヴィネスと美しいメロディは大切にしつつも、より多彩な表現へ踏み込んだ意欲作に。特に、シンセや打ち込みを用いたり、アコースティック・サウンドを効果的に使用したりするなど、作り込まれたダイナミックなアレンジは聴きごたえがある。そして、BLINK-182のTravis Barker(Dr)や、ヴァイオリニストのLindsey Stirlingなど、個性的なゲストの起用も可能にする柔軟さ。これまで、いくつもの危機から立ち上がってきた今の彼らだからこそ奏でることのできる、上質なサウンドがここに完成している。

山本 真由【ライター推薦】


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EGO KILL TALENT / 『The Dance Between Extremes』
GENRE:ALTERNATIVE METAL, HARD ROCK

南米で大人気の5人組、EGO KILL TALENT!
ヘヴィ且つキャッチーなロックを堂々と鳴らす快作をドロップ!

日本における知名度はまだまだなれど、南米を中心として熱狂的な人気を集めているブラジルはサンパウロ出身の5人組による、通算2枚目となる最新作。ツアーに同行したことがきっかけで、FOO FIGHTERSが所有するStudio 606にてレコーディングされたという本作は、小細工一切なしのストレートなロックが痛快な1枚となった。骨太なギター・リフ、ヘヴィさとしなやかさとが同居したグルーヴを生み出すリズム隊、張りのある歌声も表現力豊かで見事なパフォーマンスである。迫力のヘヴィネスと抜群にキャッチーなメロディとが、バランス良く融合した曲作りの上手さも特筆すべき点であろう。今後、バンドをさらに大きな存在へ成長させるきっかけとなりそうな快作の誕生だ。

井上 光一【ライター推薦】


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GENGHIS TRON / 『Dream Weapon』
GENRE:AVANT-GARDE METAL

“サイバーグラインド”と称されたGENGHIS TRONが再始動!
エレクトロ/アンビエント要素を押し出した13年ぶりの新作!

2000年代初頭にエクストリーム・ミュージックとエレクトロニック・ミュージックを融合させた“サイバーグラインド”という特徴的なスタイルで注目を集めたGENGHIS TRON。その激しくもアーティスティックな音楽性は、多くのファンから支持されたが、2008年リリースの2ndアルバム以降、長く活動休止状態となっていた。そんな彼らが突如沈黙を破り、実に13年ぶりとなる新作をリリースする! 今作では、グロウルやシャウトといったヘヴィなヴォーカル表現を用いることなく、よりエレクトロ/アンビエント要素が前面に出る形に。また、ドラム・マシーンを使用した激しいブラスト・ビートも、新加入のNick Yacyshyn(Dr/SUMAC etc.)が奏でる有機的なグルーヴへと進化した。

山本 真由【ライター推薦】


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METALITE / 『A Virtual World』
GENRE:MELODIC METAL

女性Vo擁するスウェーデン発メロディック・メタル・バンド、METALITE!
パワー・メタルを軸に高揚感たっぷりのアンサンブル奏でる新作完成!

スウェーデン発、女性Vo擁する5人組バンドの3rdアルバム。トランス/エレクトロの音色を用いたモダンなサウンドのメロディック・メタルとあって、同郷で本作同様Jacob Hansenがプロデュースを務めるAMARANTHEに通ずるところもあるが、こちらはストレート且つ正統派なパワー・メタルがベース。力強く伸びやかに歌い上げるコーラス・ワーク、スリリングなギター・プレイ、そして楽曲を絶妙に引き立てるエレクトロニクスが合わさったアンサンブルは高揚感たっぷり。持ち味のキャッチーなメロディも今作ではさらに磨きがかかっていて、疾走感あるTrack.1から壮大なバラードのTrack.9まで、作品としての完成度が一段階上がった印象だ。ジャケットはひとまず置いといて、一聴の価値あり。

菅谷 透【ライター推薦】


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EVIL DRIVE / 『Demons Within』
GENRE:MELODIC DEATH METAL

メロデス・ファン必聴!フィンランドのEVIL DRIVEが
攻撃力を増した3年ぶりのニュー・アルバムをリリース!

北欧フィンランドのメロディック・デス・メタル・バンド EVIL DRIVEが、約3年ぶり3作目のアルバムをリリースした。女性Voによるザラついた質感の強烈グロウルを軸に、スラッシュ・メタル由来のザクザクとしたリフやNWOBHM/パワー・メタル的なフレーズを盛り込んだスタイルの楽曲を作ってきた彼ら。今作ではメロディ面での充実とアグレッションの増強が図られていて、ツーバスで攻撃的に疾走するTrack.1、キャッチーなリフとフレーズが光るTrack.5、勇壮なメロディを奏でるTrack.7、ツイン・リードが映える壮大なTrack.10と、これまでのスタイルを生かしつつ、さらに楽曲の強度を高めた会心の作品に仕上がっている。メロデス・ファンならぜひチェックしていただきたい1枚。

菅谷 透【ライター推薦】


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BAND OF SPICE / 『By The Corner Of Tomorrow』
GENRE:HARD ROCK, STONER ROCK

Christian “Spice” Sjöstrand(ex-SPIRITUAL BEGGARS)率いるBAND OF SPICE
色あせない輝き放つ、貫禄のハード・ロック・アルバム!

元SPIRITUAL BEGGARSのベーシスト兼ヴォーカリストであり、現在はギター&ヴォーカルとして活動しているChristian “Spice” Sjöstrandを中心としたバンドの最新作。彼らのようなバンドは作風の大きな変化よりも、いかに自らが鳴らすべき音を深化させるのかが重要となるわけで、そういう意味では開幕早々、豪快に鳴らされるグルーヴィなギター・リフを軸とした、70年代風のヴィンテージなハード・ロックの色あせない輝きは、往年のファンを必ずや満足させるはずだ。甘さに流されすぎないメロディと歌声には男の色気と哀愁が漂い、表題曲のような渋めのメランコリックな楽曲も堂に入った出来栄えである。時代に流されない、地に足のついた堅実な1枚。

井上 光一【ライター推薦】


 

【激ロック】
ラウドミュージックに特化したフリーマガジン、ポータルサイトの運営、そして国内外のバンドを招聘してのライブイベント、13年間続くROCK DJパーティーの企画、運営を行っている。さらには渋谷宇田川町に位置する「Music Bar ROCKAHOLIC」と同じく宇田川町にあるロックファッション・ショップ&通販サイト「GEKIROCK CLOTHING」の運営など、クロスメディアを超えたクロスカルチャー展開をシーンに仕掛けるラウドミュージック専門のクリエイティブ集団である。

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タグ : PUNK/EMO ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2021年04月20日 13:01