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イタリア、ミラノでのヴィルヘルム・ケンプ!初出音源!1978年のライヴ録音集!

ケンプ~1978年ミラノ・ライヴ

ヴィルヘルム・ケンプ ~ 1978年ミラノ・ライヴ(初出録音集)

フランコ・グッリ(C00158)、ラザール・ベルマン(CC00236)に続く「ダ・ヴィンチ・クラシックス(Da Vinci Classics)」の未発表ライヴ音源の復刻シリーズ第3弾は、イタリア、ミラノでのヴィルヘルム・ケンプ(1895-1991)の名演集!
バッハからベートーヴェン、そしてシューマンやブラームスに至るドイツ音楽、特に古典派からロマン派にかけての音楽の演奏を得意としていた巨匠ヴィルヘルム・ケンプ。
1978年の4月と10月のミラノでの演奏では、4回の全曲録音を行うなどケンプが最も得意としてたと言っても過言ではないベートーヴェンのピアノ・ソナタの中から「第13番」と「第30番」の2曲を取り上げており、スタジオとは条件が異なるライヴでのパフォーマンスに大きな注目が集まることでしょう。
また、ベートーヴェンの2曲以外の収録曲となるシューマン、ショパン、シューベルトの3作品は、いずれもケンプがスタジオ録音を行ったことがある重要なレパートリー。これらのライヴでの解釈、演奏もベートーヴェン同様、ケンプが遺してくれた非常に貴重な記録と言えるでしょう。
今回、ケンプのミラノでの未発表音源のデジタル・リマスタリングを担当したのは、現代のイタリアを代表するギタリストの1人であるダヴィデ・フィッコ。
1997年よりプロのレコーディング・エンジニアとしての活動を本格化させたフィッコは、レコード・アカデミー賞にも輝いたラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレの「モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り」(Glossa/OGCD922807)の録音を担当するなど実績も抜群です。
※ライヴ・レコーディングス&アーティスティック・スーパーバイザー:ルカ・キエリーチ
※デジタル・リマスタリング:ダヴィデ・フィッコ
(東京エムプラス)

【曲目】
・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27-1《幻想曲風ソナタ》
録音(ライヴ):1978年10月31日、ミラノ
・シューベルト:即興曲変イ長調 D.899-4, Op.90-4
録音(ライヴ):1978年4月3日、ミラノ
・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
録音(ライヴ):1978年10月31日、ミラノ
・ショパン:夜想曲第3番ロ長調 Op.9-3
録音(ライヴ):1978年4月3日、ミラノ
・シューマン:クライスレリアーナ Op.16
録音(ライヴ):1978年4月3日、ミラノ

ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2021年05月19日 12:00