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EURO ARTSの好評シリーズ「コンダクターズ」第5弾はクラウディオ・アバド!(7DVD)

アバドDVD-BOX

EURO ARTSの好評シリーズ「コンダクターズ」
第5弾はクラウディオ・アバド
音楽家、人としての信念を凝縮したDVDセット
ボーナスに映像は2011年に行われた
マーラー没後100年での「アダージョ」

時代を代表する指揮者たちの映像をBOX化したEURO ARTSの好評シリーズ「コンダクターズ」。これまでにマリス・ヤンソンス(2067628)、ベルナルド・ハイティンク(2013048)、小澤征爾(2055388)、そしてズービン・メータ(2065528)とリリースされてきましたが、5作目に登場するのはクラウディオ・アバド。2014年1月20日、イタリア北部ボローニャの自宅で亡くなった名指揮者。ベルリン・フィル時代、後進の育成に心血を注いだ晩年など数々の名演と偉業を残しています。本作はアバドの人間性、音楽性を描いたドキュメンタリーと、ライヴ映像を中心とした7枚組DVDセットです。
(キングインターナショナル)

2060888(7DVD)
画面:16:9、NTSC音声: PCM Stereo, DD 5.1, DTS 5.1
字幕:英独仏

『クラウディオ・アバド~レトロスペクティブ』

DVD1(67分)
ドキュメンタリー「沈黙を聴く」~クラウディオ・アバドの芸術的肖像(日本語字幕付)

収録曲目:
ノーノ:プロメテオ
ドヴォルザーク:交響曲 第9番「新世界」
ベートーヴェン:交響曲 第1,3 & 9番、エグモント序曲
ブルックナー:交響曲 第1 & 9番
ストラヴィンスキー:詩篇交響曲
ブラームス:ドイツ・レクイエム
R.シュトラウス:エレクトラ
ウェーベルン:管弦楽のための6つの小品
ドビュッシー:海
チャイコフスキー:交響曲 第5番(抜粋)

出演者:
クラウディオ・アバド(指揮)
ダニエル・ハーディング、アルブレヒト・マイヤー、ヴォルフラム・クリスト、コーリャ・ブラッハー、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、ルツェルン祝祭管、グスタフ・マーラー・ユーゲント

監督:ポール・スマチヌィ(シュマツニー)

【ボーナス】

マーラー:交響曲第10番より<アダージョ>
クラウディオ・アバド(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
収録:2011年5月18日 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
※Berliner Philharmonikerレーベルの『グスタフ・マーラー: 交響曲全集 (第1~10番)』(KKC9612)に収録された映像と同一。

世界的に絶賛されたアバドのドキュメンタリー映像。巨匠クラウディオ・アバドの音楽ドキュメンタリー映像。若き日のウィーン・フィル、10年余りにわたったベルリン・フィル音楽監督時代、近年のグスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラ、ルツェルン祝祭管弦楽団での演奏映像、インタビューや、名優ブルーノ・ガンツを初めとする芸術的盟友たちの証言によって、名映像ディレクター、ポール・スマチヌィ(シュマツニー)がアバドの知られざる実像を描きます。
2004年モントリオール国際映像芸術祭、ベスト・ポートレート賞、2004年パリ映像(芸術&教育)祭グラン・プリ受賞作品。
ボーナスには、2011年5月に行われたマーラー没後100年を記念して行われた、アバドとベルリン・フィルとの「マーラー:交響曲第10番より<アダージョ>」を収録しています。

DVD2(94分)

『ジルヴェスター・コンサート2000 ヴェルディ・ガラ』

ヴェルディ:
『仮面舞踏会』より「彼女は天を見つめる」「諸君、ウルリカの家で」
「見よこの夜に」「オスカルのカンツォーネ」
『ドン・カルロ』より「王妃の舞踏会」
『リゴレット』より「あれかこれか」「女心の歌」
『椿姫』より「乾杯の歌」「花から花へ」
『ファルスタッフ』より第1 幕第2 場
『ファルスタッフ』より第2 幕第2 場
『ファルスタッフ』より第3幕フィナーレ
ヨハン・シュトラウス:『仮面舞踏会』によるカドリーユ

アンドレア・ロスト(ソプラノ)
アラン・タイタス(バリトン)
ラモン・ヴァルガス(テノール)
ラリッサ・ディアドコーヴァ(メゾ・ソプラノ)
ステラ・ドゥフェクシス(メゾ・ソプラノ)
エンリーコ・ファチーニ(テノール)
エリザベス・フュートラル(ソプラノ)
ルーチョ・ガッロ(バリトン)
マッシモ・ジョルダーノ(テノール)
アナトリー・コチェルガ(バス)
アンソニー・ミー(テノール)
カルメラ・レミージョ(ソプラノ)
プラハ放送合唱団
スタニスラフ・ボグニア(合唱指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
クラウディオ・アバド(指揮)

収録:2000年12月31日 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

映像監督:ハンス・フルシャー

豪華歌手陣を揃え新世紀の幕開けとなった2000年のジルヴェスター・コンサートのテーマはヴェルディ。1968年から86年までは、ミラノ・スカラ座の音楽監督を務め、様々なヴェルディの作品を上演しており、アバドにとって、ヴェルディの音楽は特別な意味を持っています。

DVD3(88分)

ヴェルディ:レクィエム

アンジェラ・ゲオルギュー(ソプラノ)
ダニエラ・バルチェッローナ(アルト)
ロベルト・アラーニャ(テノール)
ユリアン・コンスタンティノフ(バス)
スウェーデン放送合唱団
エリック・エリクソン室内合唱団
オルフェオン・ドノスティアーラ合唱団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
クラウディオ・アバド(指揮)

収録:2001年1月 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

このヴェルディのレクィエムは、アバドが病から復帰3か月後におこなわれたコンサートのライヴ映像で、アバドと縁の深い3つの合唱団、スウェーデン放送合唱団、エリック・エリクソン室内合唱団、オルフェオン・ドノスティアーラ合唱団が参加、ソリストには、アンジェラ・ゲオルギュー、ダニエラ・バルチェッローナ、ロベルト・アラーニャ、ジュリアン・コンスタンティノフという豪華な面々が起用されています。

DVD4(122分)

ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』

カリタ・マッティラ(ソプラノ)
ヴィオレータ・ウルマーナ(コントラルト)
トマス・モーザー(テノール)
アイケ・ヴィルム・シュルテ(バリトン)
エリック・エリクソン室内合唱団
スウェーデン放送合唱団
トヌ・カリユステ(合唱指揮)

収録:2000年5月1日 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 op.55『英雄』
収録:2001年2月 ローマ、サンタ・チェチーリア音楽院

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
クラウディオ・アバド(指揮)

映像監督:ボブ・コールズ

2000年のヨーロッパコンサートで演奏された「第九」を皮切りに全曲録音を行う予定でしたが、ほどなくアバドが病に倒れたため、一時は完成を不安視されてさえいましたが、幸いにもアバドが復調、2001年の2月に、他の作品をローマで一気に収録しました。このディスクには、ベルリンでの「第九」と翌年ローマで収録された中から「英雄」が収められています。

DVD5(84分)

マーラー:交響曲第9番ニ長調

グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラ
クラウディオ・アバド(指揮)

収録:2004年4月14日 ローマ、聖チェチーリア音楽院(ライヴ)
映像監督:ボブ・コールズ

自らが創設に関わったグスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラを率いた2004年4月のライヴで、かつてを上回るほどの精力を見せていたこの時期のアバドを象徴するような、凄味のある美しさが圧倒的な演奏です。まず驚かされるのは、この若いオーケストラの俊敏きわまる反応の良さと、音の精度の高さでしょう。何しろマーラーが好きで好きでしょうがない人たちです。アバドの硬軟自在のアプローチをくまなく再現していく高度な演奏能力は、ソロ楽器の巧さも含めて実に見事なもので


DVD6(107分)

マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 op.58
マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
ルツェルン祝祭管弦楽団
クラウディオ・アバド(指揮)

収録:2004年8月 ルツェルン、コンサート・ホール(ライヴ)

2003年にクラウディオ・アバドが芸術監督に就任し、アバドの下に優秀な若手音楽家が集結し、毎年洗練された演奏を展開しているルツェルン祝祭管弦楽団。一流の演奏家を参加するルツェルン祝祭管。元ベルリン・フィルのコーリャ・ブラッハー、クラリネットのザビーネ・マイヤー、オーボエのアルブレヒト・マイヤー、チェロのナタリア・グートマンなど、全員がソリストといっても良いような豪華な顔ぶれ。アバドの力みのない壮大な表現力、巧みな構成力とただならぬ推進力によって繰り広げられるマーラーの音楽を披露しています。スター・プレイヤーを従え、自由自在に表現するアバド生気に満ちています。さらにここには、ポリーニのベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番も収録。

DVD7(100分)

J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲全6曲
・第1番ヘ長調 BWV.1046
・第3番ト長調 BWV.1048
・第5番ニ長調 BWV.1050
・第6番変ロ長調 BWV.1051
・第4番ト長調 BWV.1049
・第2番ヘ長調 BWV.1047
アンコール:・第2番ヘ長調 BWV.1047より第3楽章アレグロ・アッサイ

ジュリアーノ・カルミニョーラ(ヴァイオリン:コンサートマスター)
ミカラ・ペトリ(リコーダー)
アロイス・ポッシュ(コントラバス)
ラインホルト・フリードリヒ(トランペット)
オッターヴィオ・ダントーネ(チェンバロ)、他
モーツァルト管弦楽団
クラウディオ・アバド(指揮)

収録:2007年4月21日 イタリア、レッジョ・エミリア、ヴァーリ市立劇場

クラウディオ・アバドが音楽監督を務めていたモーツァルト管弦楽団の演奏でブランデンブルク協奏曲全曲を収録した映像。モーツァルト管弦楽団は、2004年にアバド自身が設立した若きオーケストラですが、400年にわたる歴史と伝統に支えられた音楽組織、アッカデミア・フィラルモニカの中心的存在といえる団体です。かつてモーツァルトがボローニャを訪れ、音楽家マルティーニ神父に教えを請うた来歴を由来としモーツァルト管弦楽団と名づけられました。この映像での演奏メンバーは若手演奏家から、コンサートマスターのジュリアーノ・カルミニョーラ、チェロにマリオ・ブルネロ、コントラバスはアロイス・ポッシュ、リコーダーはミカラ・ペトリなどのベテランまで顔を揃えます。チェンバロのオッターヴィオ・ダントーネの上手さにも感服。これまでに聴いた事のないよ
うな、不思議な魅力を持った演奏です。
(キングインターナショナル)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2021年06月18日 15:00