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マナコルダ&カンマーアカデミー・ポツダムのモーツァルト: 交響曲第39番、第40番、第41番

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2021年07月30日 12:00

マナコルダのモーツァルト

マナコルダ+KAPの手によって、新たな生命を与えられたモーツァルト「至高の三福対」
カンマーアカデミー・ポツダム & アントネッロ・マナコルダ/モーツァルト:交響曲第39, 40, 41番

2011~15年にシューベルト、2015~17年にメンデルスゾーンのそれぞれ交響曲全曲録音を成し遂げ、HIPをモダン楽器の室内オーケストラに縦横無尽に採り入れた充実したアプローチが絶賛された、アントネッロ・マナコルダとカンマーアカデミー・ポツダム(KAP)。このコンビが初めて挑む、モーツァルト、何といきなり後期三大交響曲の登場です。
モーツァルトの交響曲第39・40・41番は、1788年初夏のわずか1ヵ月半のあいだに連続的に書かれましたが、作曲の動機はいまだに特定されていません。1788年6月26日にウィーンで完成された交響曲第39番は、明るく力強い中に真率な悲しみや清澄さが秘められ、第40番は同年7月25日に完成され、ト短調という哀愁を帯びた旋律が古典美の極致。そして第41番は8月10日に完成され、晴朗さと雄渾、崇高で神々しいというだけでなく、創造のエネルギーが満ちたまさに「ジュピター」という名にふさわしい名曲。カール・ベームやオトマール・スイトナーら、20世紀の巨匠たちの中にもこれらコントラストに満ちた個性あふれる3曲を一晩で取り上げるモーツァルト指揮者はいたものの、昨今ニコラウス・アーノンクールやジョルディ・サヴァールなどピリオド畑の指揮者はより明確に「三福対」としての組み合わせを打ち出すようになってきています。モーツァルト自身、この3つの交響曲をひとつの壮大なる組曲になるように考えていたともいわれており、「第39番」の第1楽章は三位一体の序曲であり、「第41番」の最終楽章はそれまでのすべてを集約した音楽という捉え方をしていた可能性があります。
マナコルダはそうした説を含めながら、これまでのシューベルトとメンデルスゾーン同様に、弦楽奏者らしく弦楽パートのフレージングを緻密にコントールし、そこに個性あふれる木管を明滅させながら、強烈な金管とティンパニを打ち付ける、柔軟かつドラマティックなスタイルで、作品の魅力を浮き彫りにしています。感情が高まる場所での爆発的なエネルギーの発散も聞きものです。
アントネッロ・マナコルダはトリノ生まれで、ヘルマン・クレバースやフランコ・グッリにヴァイオリンを学び、クラウディオ・アバドとともにマーラー・チェンバー・オーケストラを創設、そのコンサートマスターを8年務めました。名教師ヨルマ・パヌラのもとで指揮を学び、2018年現在ではイタリアやドイツのオーケストラ、歌劇場で非常に高い評価を得ています。2011年よりカンマーアカデミー・ポツダムの首席指揮者に就任しています。
(ソニーミュージック)

『モーツァルト: 交響曲第39番、第40番、第41番』
収録内容
モーツァルト:
交響曲第39番 変ホ長調 K.543
交響曲第40番 ト短調 K.550
交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」

【演奏】
カンマーアカデミー・ポツダム
アントネッロ・マナコルダ(指揮)

【録音】
2020年11月19-24日、ベルリン、テルデックス・スタジオ