豪エロクアンスより“シベリウス指揮者”アンソニー・コリンズ / デッカ録音全集(14枚組)
[Eloquence Classics 公式チャンネルより]
指揮者で作曲家、シベリウスの第一人者としても知られたコリンズの初CD化も含む録音集。
シベリウス指揮者として有名なアンソニー・コリンズ(1893-1963)のデッカ録音が初めてまとめて発売されます。コリンズはイギリス出身で 初期にはロンドン交響楽団の首席ヴィオラ奏者も務め、後に指揮者に転向。アメリカに渡りハリウッド映画の作曲家としても活動し、アカデミー賞にもノミネートされました。戦後すぐにデッカに録音を始めました。
ロンドン交響楽団と行ったシベリウスの交響曲集や他の管弦楽作品、エルガー、ウォルトン、ヴォーン・ウィリアムズ、ディーリアスの2枚のLP、アンソニー・コリンズ自身の作品などのイギリス音楽、モーラ・リンパニー、ルッジェーロ・リッチ、フリードリヒ・グルダ、ジェルヴァース・ドゥ・ペイエ他との協奏曲、チャイコフスキー、ファリャ、フンパーディンク、ビゼーによる管弦楽作品が収められています。初CD化となる録音も含まれています。CD14枚組BOX限定盤。
(ユニバーサルミュージック/IMS)
収録予定
《CD 1》モーツァルト:1-4) 交響曲第33番変ロ長調K.319*、5) メヌエット(ディヴェルティメント ニ長調K.334より)*、6-8) クラリネット協奏曲イ長調K.622、9-11) ファゴット協奏曲変ロ長調K.191
【演奏】ジェルヴァース・ドゥ・ペイエ(クラリネット)(6-8)、アンリ・エラール(ファゴット)(9-11)、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ(1-5)、ロンドン交響楽団(6-11)
【録音】1945年5月(1-5)、1954年7月(6-8)、8月(9-11)
《CD 2》モーツァルト:1-3) ピアノ協奏曲第14番変ホ長調K.449、4-6) ピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503、7-9) ピアノ協奏曲第26番ニ長調K.537《戴冠式》
【演奏】フリードリヒ・グルダ(ピアノ)、ロンドン交響楽団(1-3)、ロンドン新交響楽団(4-9)
【録音】1954年9月(1-3)、1955年9月(4-9)
《CD 3》メンデルスゾーン:1-3) ピアノ協奏曲第1番ト短調Op.25、4-6) ピアノ協奏曲第2番ニ短調Op.40
【演奏】ピーター・ケイティン(ピアノ)、ロンドン交響楽団
【録音】1956年2月
《CD 4》1-3) ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30、4) R.シュトラウス:ブルレスケ ニ短調(ピアノと管弦楽のための)
【演奏】モーラ・リンパニー(1-3)、フリードリヒ・グルダ(4)(ピアノ)、ロンドン新交響楽団(1-3)、ロンドン交響楽団(4)
【録音】1952年5月(1-3)、1954年9月(4)
《CD 5》パガニーニ:1-3) ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.6、4-6) ヴァイオリン協奏曲第2番ロ短調Op.7
【演奏】ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)、ロンドン交響楽団
【録音】1955年2月
《CD 6》1-7) ビゼー:『カルメン』第1組曲より(前奏曲/第4幕への間奏曲/第2幕への間奏曲/第3幕への間奏曲/Scène des contrebandiers/衛兵の交代/ジプシーの踊り)*、8-13) ファリャ:バレエ『恋は魔術師』組曲(序奏と情景/恐怖の踊り/魔法の輪/火祭りの踊り/パントマイム/終曲-暁の鐘)*、チャイコフスキー:14) イタリア奇想曲Op.45、15) フランチェスカ・ダ・リミニOp.32
【演奏】ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1-13)、ロンドン交響楽団(14, 15)
【録音】1950年2月(1-13)、1956年1月(14, 15)
《CD 7》シベリウス:1) 『カレリア』序曲Op.10、2-5) 交響曲第1番ホ短調Op.39、6) 交響曲第7番ハ長調Op.105
【演奏】ロンドン交響楽団
【録音】1955年6月(1)、1952年2月(2-5)、1954年2月(6)
《CD 8》シベリウス:1-4) 交響曲第2番ニ長調Op.43、5-7) 交響曲第3番ハ長調Op.52
【演奏】ロンドン交響楽団
【録音】1952年5月(1-4)、1954年5月(5-7)
《CD 9》シベリウス:1-4) 交響曲第4番イ短調Op.63、5-6) 交響曲第5番変ホ長調Op.82
【演奏】1954年2月(1-4)、1955年1月(5-6)
【録音】ロンドン交響楽団
《CD 10》シベリウス:1-4) 交響曲第6番ニ短調Op.104、5) 交響詩『ポヒョラの娘』Op.49、6-10) 組曲『ペレアスとメリザンド』Op.46より(メリザンド/パストラーレ/糸を紡ぐメリザンド/間奏曲/メリザンドの死)、11) 交響詩『夜の騎行と日の出』Op.55
【演奏】ロンドン交響楽団
【録音】1955年1月(1-4)、6月(6-11)、1954年5月(5)
《CD 11》エルガー:1-6) 交響的習作『ファルスタッフ』Op.68、7) 序奏とアレグロOp.47、8-10) 弦楽セレナード ホ短調Op.20、ヴォーン・ウィリアムズ:11) トマス・タリスの主題による幻想曲、12) グリーンスリーヴスによる幻想曲
【演奏】ロンドン交響楽団(1-6)、ロンドン新交響楽団(7-12)
【録音】1954年2月(1-6)、1952年4月(7-12)
《CD 12》ディーリアス:1) 楽園への道(歌劇『村のロメオとジュリエット』より)、2) 夏の歌、3) イギリス狂詩曲『ブリッグの定期市』、4) 春初めてのカッコウを聞いて、5) パリ(大都会の歌)
【演奏】ロンドン交響楽団
【録音】1953年2月(1-4)、10月(5)
《CD 13》ディーリアス:1) 夏の庭で、2) 川面の夏の夜、ウォルトン:3-23) ファサード―エンターテインメント
【演奏】サー・ピーター・ピアーズ、エディス・シトウェル(朗読)(3-23)、ロンドン交響楽団(1, 2)、イギリス・オペラ・グループ・アンサンブル(3-23)
【録音】1953年10月(1, 2)、1954年8月(3-23)
《CD 14》1) R.シュトラウス:ワルツ第1番(歌劇『ばらの騎士』より)*、2) フンパーディンク:夢のパントマイム(歌劇『ヘンゼルとグレーテル』より)*、3) サリヴァン:序曲『舞踏会にて』*、4) ガーディナー:羊飼いフェンネルの踊り*、5) グレインジャー:羊飼いの呼び声*、アンソニー・コリンズ:6) 虚栄の市*、7) With Emma to Town*
【演奏】ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1, 2)、ロンドン新交響楽団(3-5)、ロンドン・プロムナード・オーケストラ(6, 7)
【録音】1950年4月(1, 2)、1956年12月(3-5)、1954年6月(6, 7)
*DECCA初CD化
【演奏】アンソニー・コリンズ(指揮)
【録音場所】ロンドン
カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)
掲載: 2021年08月17日 12:00