18世紀オーケストラの新録音はバッハの“ブランデンブルク協奏曲第6番”、“管弦楽組曲第2番”&テレマンの“ヴィオラ・ダ・ガンバと弦楽のための組曲”
「ポスト=ブリュッヘン」、そして「ポスト=コロナ」時代の18世紀オーケストラ!ツィパーリング、シュミット=カスドルフら、古楽器の名手たちが彩る、バッハとテレマンの名曲!
フランス・ブリュッヘンとルーシー・ファン・ダールが共同創設者となって1981年に創設し、古楽再興とヒストリカル・パフォーマンス隆盛の時代をリードしてきたオランダの古楽オーケストラ、「18世紀オーケストラ」。
ブリュッヘン亡き後にも様々なゲスト指揮者を迎えながら精力的に活動を続けている18世紀オーケストラのコロナ禍における新録音は、ライナー・ツィパーリングやミヒャエル・シュミット=カスドルフら古楽器の名手がフィーチャーされた、大バッハとテレマンの名曲アルバム!
COVID-19のパンデミックにより活動停止を余儀なくされた18世紀オーケストラのメンバーたちは国内外にちりぢりになっていましたが、再び一緒に演奏したいという熱意によって、限られたメンバーが久しぶりにアムステルダムに結集し、このレコーディングが実現しました。
18世紀オーケストラで長年ソリスト(首席奏者)を務めてきたライナー・ツィパーリングがソロを担当するテレマンの組曲。
18世紀オーケストラやバルタザール=ノイマン・アンサンブル、ドレスデン音楽祭管弦楽団の首席フルート奏者を担いながら、アーノンクールのウィーン・コンツェントゥス・ムジクスに何度も招待されてきたミヒャエル・シュミット=カスドルフが華麗に舞う管弦楽組曲第2番。
そして、カナダの名ヴァイオリニスト、マルク・デストリュベがコンマスとして率いるブランデンブルク協奏曲第6番という充実のプログラム。マルク・デストリュベは、18世紀オーケストラの共同コンサートマスターを務める他、アニマ・エテルナ、CBC放送管弦楽団、オレゴン・バッハ祝祭管弦楽団などのコンサートマスターとして世界中のツアーや音楽祭で演奏してきた名手です。
また、山縣さゆり(vn、va)、森田芳子(va)、エミリオ・モレーノ(va)、アルベルト・ブリュッヘン(vc)、ピーター=ヤン・ベルダー(cemb)などのお馴染みの名手たちもメンバーに名を連ねています。
(東京エムプラス)
『ひそかな再結集 ~ J.S.バッハ&テレマン:作品集』
【曲目】
1.J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第6番 変ロ長調 BWV.1051
2.テレマン:ヴィオラ・ダ・ガンバと弦楽のための組曲 ニ長調 TWV.55:D6
3.J.S.バッハ:管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV.1067
【演奏】
ライナー・ツィパーリング(ソロ・ヴィオラ・ダ・ガンバ)[2]
ミヒャエル・シュミット=カスドルフ(ソロ・フルート)[3]
マルク・デストリュベ(コンサート・マスター)[2,3]
18世紀オーケストラ
【録音】
2021年5月&8月、カイゼル運河教会(アムステルダム、オランダ)
[日本語曲目表記オビ付き]
[解説日本語訳&日本語曲目表記オビ付き]
解説:アンナ・エンクイスト(日本語訳:生塩昭彦)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2021年09月30日 00:00