全曲世界初録音!シューイン・コン、ヴァンサン・ベルナール、他~『ヴィヴァルディ(?)の図書館より』~18世紀初期イタリアの未出版のヴァイオリン・ソナタ集
ヴァンサン・ベルナールが、18世紀初期イタリアの知られざるヴァイオリン・ソナタを発掘!ヴィヴァルディ作と推測される作品を含む、手稿譜から蘇らせた世界初録音となる6つのヴァイオリン・ソナタ!
EUバロック・オーケストラに参加した後、ラ・チェトラ・バロック・オーケストラや、フライブルク・バロック・オーケストラ、アンサンブル・ジル・バンショワ、RIAS室内合唱団などと共演を重ね、2009年にはリヨン大聖堂のオルガニストに就任した古楽演奏家、ヴァンサン・ベルナール。
ヴァンサン・ベルナールがザクセン州立図書館兼ドレスデン工科大学図書館(SLUB Dresden/ザクセン州の地域図書館とドレスデン工科大学の大学図書館が合併して作られ、双方の伝統を尊重して長い正式名称となっている)から発見された手稿譜(マニュスクリプト)から、18世紀初期イタリアの知られざるヴァイオリン・ソナタを発掘。
ヴィヴァルディの弟子が慌てて書き写し、未出版のままとなっていた筆写譜より、ヨハン・フリードリヒ・シュライフォーゲル(fl.1707-1749)、ヨハン・ダーフィト・ハイニヒェン(1683-1729)、そして作者不詳(ヴィヴァルディ作と推測される作品を含む)の「ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ」6曲を収録。
ヴァルマンステ音楽祭などでヴァンサン・ベルナールと共演してきたシューイン・コン(Sue-Ying Koang)は、リエージュ・フィルの第2ヴァイオリン・リーダーを7年間務めたあと古楽に目覚め、ジュネーヴ音楽学校で歴史的楽器を学んだバロック・ヴァイオリニスト。優美なバロック・ヴァイオリンの音色と躍動する通奏低音によって、18世紀初頭のイタリアの煌びやかな世界へと誘います。
(東京エムプラス)
『ヴィヴァルディ(?)の図書館より ~18世紀初期イタリアの未出版のヴァイオリン・ソナタ集』
【曲目】
マニュスクリプト Mus.1-R-70 からの5つのソナタ(ザクセン州立図書館兼ドレスデン工科大学図書館より)(*を除く)
1-4. ヨハン・フリードリヒ・シュライフォーゲル(fl.1707-1749):ヴァイオリン・ソナタ ニ短調
5-8. 作者不詳:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調
9-11. 作者不詳:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調
12-16. ヨハン・ダーフィト・ハイニヒェン(1683-1729):ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 HauH 3.2
17. ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):前奏曲 ト短調 P.410(オルガンのための)*
18-20. 作者不詳(アントニオ・ヴィヴァルディ?):ヴァイオリン・ソナタ ト短調
マニュスクリプト Mus.2-R-8,52 からのソナタ(ザクセン州立図書館兼ドレスデン工科大学図書館より)
21-28. 作者不詳:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調
【演奏】
ヴァンサン・ベルナール(ハープシコード&オルガン)
シューイン・コン(ヴァイオリン)
ディアナ・ヴィナグレ(チェロ)
パルシバル・カストロ(テオルボ&ギター)
【録音】
2020年11月、ベルモン=シュル=ローザンヌ・プロテスタント教会(スイス)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2021年10月25日 00:00