マルツィの英コロンビア録音が24bit/192kHzリマスターで集成!『ワーナー録音全集』(9枚組)
2024年に生誕100年を迎える名ヴァイオリニスト《ヨハンナ・マルツィ》のEMIへの全録音を、
オリジナル・マスターテープから2022年新リマスターで収録した正規音源ボックス
名ヴァイオリニスト、ヨハンナ・マルツィ(1924-1979)は、ルーマニア西部トランシルヴァニア・ティミショアラ生まれのハンガリー人で、6歳よりヴァイオリンを弾き始め、10歳でブダペストのフランツ・リスト音楽院に入学しイェネー・フバイに師事。13歳でデビューし、1947年ジュネーヴ国際音楽コンクール入賞。53年に英、57年に米デビューを果たし、ソリストや室内楽アーティストとしての評価を獲得。1979年8月13日、癌によりスイス・グラールスにて死去。54歳没。
録音は数少ないためカルト的なヴァイオリニストは、彼女の早死の後、気付かれずに出来事は過ぎ去ったことは残念なことでした。またその経歴は彼女の死後の偶像化を予言しませんでした。ウォルター・レッグはコロンビア・レコード(EMI)のために録音契約を結びました。
彼女の芸術性は色彩表現であり、フレーズが小さくとも豊かな世界になるほどの正確さと裁量で表現されました。バッハは実際、象徴的な地位を獲得しています。彼女のすべてのレコーディングの特徴である強固なリズムと輝くトーンを展開し、バランスの取れた、中途半端な解釈は一切ありません。しかし、ウォルター・レッグがオイストラフとコーガンの契約を行った後、彼女の契約は更新されませんでした。バッハのソナタとパルティータの歴史的な録音と、シューベルトのヴァイオリンとピアノの全作品の見事な解釈は、協奏曲ディスクとともに、その希少性が価格を高騰させた遺産となりました。
今回、オリジナル・マスターテープから、2022年Art & Son Studioによる24bit/192kHzリマスターを新たに行い、オリジナル・マスターを保管しているワーナークラシックスより、特別価格で発売いたします。
※輸入商品のため、入荷時点で、商品(ジャケット・外装ビニール・外装箱・ケース・封入物など含む)に、細かい傷・折れ・擦れ・凹み・破れ・汚れ・角潰れ・再生に影響のないディスク盤面の傷・汚れ・イメージ違い・個体差などが見られる場合がございます。
これらを理由にした、商品の返品・交換はお受けいたしかねます。商品の状態・品質につきましてはあらかじめご了承の上、ご購入いただけますようお願い申し上げます。
(ワーナー・ミュージック)
【収録予定曲】
《CD1》
ブラームス: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
[共演]パウル・クレツキ(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
[録音]15-17.II.1954, Kingsway Hall London
《CD2》
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番 ト短調 BWV.1001
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番 ロ短調 BWV.1002
[録音]26-27.III.1955 (BWV 1001), 27-30.IV.1955 (BWV 1002),
Abbey Road Studios, London (MONO)
《CD3》
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番 イ短調 BWV.1003
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004
[録音]27-31.III & 1-2.IV.1955 (BWV 1003), 24-26.VII.1954 (BWV 1004)
Abbey Road Studios, London (MONO)
《CD4》
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番 ハ長調 BWV.1005
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 ホ長調 BWV.1006
[録音]1.V & 1-3.VI.1954 (BWV 1005), 15-18.V.1955 (BWV 1006),
Abbey Road Studios, London (MONO)
《CD5》
シューベルト:
ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ長調 D.384
ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 D.385)
[共演]ジャン・アントニエッティ(ピアノ)
[録音]7-13.XI.1955, Electrola Studio, Berlin-Zehlendorf (MONO)
《CD6》
シューベルト:
華麗なるロンド ロ短調 D.895
シューベルト:幻想曲 ハ長調 D.934
[共演]ジャン・アントニエッティ(ピアノ)
[録音]9-12.XI.1955, Electrola Studio, Berlin-Zehlendorf (MONO)
《CD7》
シューベルト:
ヴァイオリン・ソナタ第3番 ト短調 D.408
ヴァイオリン・ソナタ第4番 イ長調 D.574
[共演]ジャン・アントニエッティ(ピアノ)
[録音]7-13.XI.1955 (No. 3), 26.IX & 13.XI.1955 (D. 574),
Electrola Studio, Berlin-Zehlendorf (MONO)
《CD8》
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 Op.64
ベートーヴェン:ロマンス第1番 ト長調 Op.40
ベートーヴェン:ロマンス第2番 ヘ長調 Op.50
[共演]パウル・クレツキ(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
[録音]20-21 (Mendelssohn) & 22-23 (Beethoven) XII.1955,
Kingsway Hall, London (MONO)
《CD9》
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
[共演]ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
[録音]9-10.VI.1954, Kingsway Hall, London (MONO)
【演奏】
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
All Tracks 2022 Newly remastered in 192kHz/24-bit
from original tapes by Art & Son Studio, Annecy
カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)
掲載: 2022年01月07日 12:00