マティアス・ゲルネがダニール・トリフォノフと共演!シューマン、ヴォルフ、ショスタコーヴィチ、ブラームス:歌曲集
[Matthias Goerne 公式チャンネルより]
現代最高のバリトン歌手と才能あふれる若きピアニストのコラボレーション第3作
ドイツ・リートの第一人者といわれる、現代最高のバリトン歌手マティアス・ゲルネが、ドイツ・グラモフォンの才能あふれる若きピアニストとのコラボレーションでドイツ・リートを録音するシリーズ三部作の完結編です。
好評を博したヤン・リシエツキとの1作目、チョ・ソンジンとの2作目に続き、今回共演するのはヴィルトゥオーソ・ピアニストとして大活躍のダニール・トリフォノフ。
ブラームス、ヴォルフ、ベルク、シューマン、ショスタコーヴィチの歌曲を、ゲルネとの熱のこもった、直観的なパートナーシップで聴かせます。
シューマンの『詩人の恋』(1840年)とショスタコーヴィチの『ミケランジェロの詩による組曲』(1975年)の間は135年離れていて、他のブラームス(1896年)、ヴォルフ(1897年)、ベルク(1910年)の作品は2つの作品の中間あたりに位置しています。これらの有名作曲家たちにより広範囲に壮大に作曲された5つの歌曲は、シューマンはハイネの詩、ブラームスは『ルター聖書』の言葉、ヴォルフとショスタコーヴィチはミケランジェロの詩という素晴らしい詩の数々に霊感を与えられ、さらなる高みへと導かれています。
(ユニバーサルミュージック)
【曲目】
1-4) ベルク:4つの歌 Op.2
(第1曲:眠ること、眠ること、ただ眠ること/第2曲:眠りこんだ私は/第3曲:私は一番強い巨人にうち勝ち/第4曲:風は暖かく)
5-20) シューマン:詩人の恋 Op.48
(第1曲:美しい五月には/第2曲:僕のあふれる涙から/第3曲:ばらに百合に鳩に太陽/第4曲:君の瞳に見入る時/第5曲:心を潜めよう/第6曲:ラインの聖なる流れに/第7曲:恨みはしない/第8曲:小さな花がわかってくれたら/第9曲:あれはフルートとヴァイオリン/第10曲:あの歌を聞くと/第11曲:若者が娘を恋し/第12曲:まばゆい夏の朝に/第13曲:僕は夢の中で泣いた/第14曲:夜毎君の夢を/第15曲:昔話の中から/第16曲:古い忌わしい歌)
21-23) ヴォルフ:ミケランジェロの詩による3つの歌曲
(第1曲:しばしば私は思う/第2曲:生あるものはすべて滅ぶ/第3曲:私の魂は待望の神の光を感ずる)
ショスタコーヴィチ:『ミケランジェロの詩による組曲』 Op.145より
24) 第6曲:ダンテ
25) 第10曲:死
26) 第9曲:夜
27-30) ブラームス:4つの厳粛な歌 Op.121
(第1曲:人の子らの運命と動物の運命は同じであり/第2曲:私は再び太陽の下で行われるあらゆる虐げを見た/第3曲:ああ、死よ、お前を思い出すのはなんとつらいことか/第4曲:たとえ、人々の異言、天使たちの異言を語ろうとも)
【演奏】
マティアス・ゲルネ(バリトン)
ダニール・トリフォノフ(ピアノ)
【録音】
2018年6月-8月、ベルリン、テルデックス・スタジオ
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年04月26日 00:00