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スヴェトラーノフ/ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ (1999録音)、自作自演:詩曲 (2001録音)

スヴェトラーノフ

以前エラートから発売が告知されながらも中止となりファンを落胆させたあの『ペトルーシュカ』が正式初発売。レーピンと共演のスヴェトラーノフ自作自演の『詩曲』も収録!スヴェトラーノフ財団公認・原盤権所有の、フランス放送収録のオリジナル・マスターテープより、Art et Son Studio, Annecy による2022年リマスター音源使用。

 エラートより発売告知され、スヴェトラーノフ財団とフランス放送より権利が得られず発売直前に販売中止となった音源の『ペトルーシュカ』。一部の商品が回収されず販売されてしまいましたが、聴いたリスナーからは「各楽器の表現力のすごさ、音のひとつひとつに命がこもった鳥肌もの」とも絶賛された名演です。
重量級の豪快なサウンド、テンポの遅さとあまりにも強烈な野性的な表現での怖いほどの迫力は、多くの演奏とも異なる個性的な演奏で、聴き手を説得せずにはおかない度肝を抜かれるものです。フランスのオーケストラが、ここまでスヴェトラーノフの意をくみ取って見事に演奏しているのにも驚きです。
スヴェトラーノフ作曲の「詩曲」は、レーピンがヴァイオリン・ソロを受け持ち、愁いを秘めた美しいメロディーが折り重なるように現れるあたりも、見事な表現で演奏されています。
今回の正式初発売のために、スヴェトラーノフ財団公認・原盤権所有の、フランス放送収録のオリジナル・マスターテープより、Art et Son Studio, Annecy による2022年最新リマスター音源を使用。録音時の音割れ歪みが修正され、さらなる定位と音場の広がり感あるライヴの音が再現されるようなリマスターが行われております。
《ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ、日本語解説書・日本語帯付き》
日本語解説書にはオリジナルブックレット掲載の、未亡人であったニーナ・スヴェトラーノフ、フランス放送フィルのヴァイオリニストのジャン=フィリップ・クズマ氏、マネージャーを務めスヴェトラーノフ財団の創設者のマリーナ・バウアー氏による、「スヴェトラーノフの思い出(証言)」と題された、3人の寄稿文とインタビューの日本語訳を掲載。
(ワーナーミュージック・ジャパン)

【収録曲】
1) ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ペトルーシュカ』(1947年版)
2) スヴェトラーノフ:『ヴァイオリンと管弦楽のための詩曲』(オイストラフの思い出に)
※各曲終わりに拍手

【演奏】
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
ワディム・レーピン(ヴァイオリン:2)

【録音】
1999年3月20日、パリ、サル・プレイエルでのライヴ(1:デジタル録音)
2001年4月27日、パリ、メゾン・ド・ラ・ラジオ、サル・オリヴィエ・メシアンでのライヴ(2:デジタル録音)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年04月28日 12:00

更新: 2022年05月17日 15:00