芳野藤丸|プロ・デビュー50周年。入手困難盤となっている2007 年リリースの3rdソロ・アルバムをボーナス・トラック1曲収録しタワーレコード限定で復刻
「ギターを弾く楽しみをとことん味わって作ったアルバム。インスト・ナンバーも初めて収録した」 - 芳野藤丸
2022年、プロ・デビュー50周年を迎えたギタリスト芳野藤丸。 現時点で入手困難盤となっている3rdソロ・アルバム『ロンリー・マン・イン・ア・バッド・シティ』をボーナス・トラック1曲収録し復刻(オリジナル・リリースは、2007年8月)。
収録曲全てを芳野藤丸自身が作曲・プロデュースし、ゲスト・ミュージシャンにはキーボード・プレイヤー小島良喜を迎え制作されたもの。芳野藤丸のギター・プレイにスポットを当てたインストゥルメンタル曲をメインとしたアルバム。
ヴォーカル曲では、“Girl’s In Love With Me”と“One On One”(2バージョンあり)の2曲のセルフ・リメイク、ボーナス・トラックにはAB’Sの2005年のライヴより、芳野藤丸自身の曲で彼がリード・ヴォーカルもとる“SHE’S LIKE FALLING RAIN”を収録。
リイシューの企画・監修は音楽ライターの近藤正義氏((Free Ride Edition)。
最新マスタリングUHQCD仕様。タワーレコード限定販売。
芳野藤丸は、スタジオ・ミュージシャンとして1万曲以上のレコーディングに参加、アーティストを輝かせ、クライアントを満足させてきたヴァーチュオーゾであり、優秀なプロデューサーである。さらにアーティスト達には、作曲/楽曲提供、アレンジ、ライヴサポートまで。アーティスト達から絶大な信頼を寄せられている。故・西城秀樹氏を支えた「藤丸バンド」の活躍は有名。
自身もアーティストとして積極的に活動し、そこではダンディーなヴォーカリストとしての姿も見せる。それは、スタジオ・ミュージシャン仲間と結成した「ONE LINE BAND(ワン・ライン・バンド)」、「SHOGUN(ショーグン)」。
初めてのソロ・アルバム『YOSHINO FUJIMAL』のレコーディング・メンバーで結成された「AB’S(エイビーズ)」。
SHOGUN名義では、テレビ・ドラマ「俺たちは天使だ!」、「探偵物語」(共に日本テレビ系列)のテーマソングを手掛け、大ヒット曲を送り出す。“男達のメロディー”、“バッド・シティ”、“ロンリー・マン”は、今も心が躍るマスターピースだ。
アーティストが優れたアルバムを生み出すために、力を貸すスタジオ・ミュージシャンたちが、個々のアーティスト、またはグループとして国内外で脚光を浴びていた時代の中で、とりわけ輝いていたスーパー・アーティストなのである。
ソロ活動としては、5作のアルバムを発表。
どの作品も人気が高く、近年の4th、5thアルバム以外は入手困難盤である。
1982年6月 1st『YOSHINO FUJIMAL』
1983年7月 2nd『ROMANTIC GUYS』
2007年8月 3rd『Lonely Man In A Bad City』
2015年11月 4th『Over The Legend』
2018年10月 5th『What's up?』
作曲/編曲すべて芳野藤丸
☆はインストゥルメンタル楽曲
01.Fujimaru Blues ☆ 6:49 ※小島良喜(Key)参加
02.Don‘t Forget Maria ☆ 6:37
03.Morning Rain ☆ 6:05
04.Girl’s In Love With Me (Vocal) 6:29 ※作詞:ジェフ・キーリン
05.Missing You ☆ 4:33
06.Summer Song ☆ 5:56
07.Lonely Man In A Bad City☆ 7:59 ※小島良喜(Key)参加
08.One On One (Vocal) 4:58 ※作詞:ケーシー・ランキン
09.Hot & Cool ☆ 4:34 ※小島良喜(Key)参加
10.Lonely Guy ☆ 4:59 ※小島良喜(Key)参加
11.One On One [Old ver.] (Vocal) 4:52 ※作詞:ケーシー・ランキン
12.On The Way ☆ 6:58
=Bonus Track=
13.SHE’S LIKE FALLING RAIN (Vocal) ~AB’S Live 2005年より 4:48 ※作詞:安藤芳彦
【芳野藤丸プロフィール】
1951年生まれ。函館出身。函館ラサール学園卒業後、10カ月間アメリカを放浪。帰国後、大学に入学と同時にバンド活動を開始し、注目を集める。72年、つのだ☆ひろ率いるスペース・バンドのギタリストとしてプロ・デビュー。
78年に結成したワン・ライン・バンドが発展する形で79年にはSHOGUNを結成し、テレビ・ドラマの主題歌も手がけた。
また、西城秀樹のバック・バンドを務める他、スタジオ・ミュージシャンとしても数々の歌謡曲やニュー・ミュージックのレコーディングに携わり、洋楽ファンも注目するギター・サウンドで当時の歌謡界に風穴を開けた。82年よりソロ・アルバムも発表。1982年にはAB’Sを結成し、7枚のフル・アルバムを発表して現在も活動を継続中。
特徴は、スタジオ・ミュージシャンの経験を活かしたフレシキブルなプレイ。また、歌えるギタリストとして自らフロントに立つことができるのも強みの一つ。アダルトかつアーバンなアレンジ、そしてそこに乗っかるハイセンスなギター・サウンドは日本の音楽シーンの中でも群を抜いている。デビュー50周年を迎えた現在、ソロ活動、SHOGUN、AB’S、その他様々なユニットで活躍中。
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