アタッカ四重奏団によるキャロライン・ショウ作品演奏アルバム第2弾!『エヴァーグリーン』
グラミー賞とピューリッツァー賞とを受賞した作曲家キャロライン・ショウ作品の、アタッカ四重奏団による演奏アルバム第2弾
現代作曲家キャロライン・ショウ Caroline Shawは、ニューヨークを拠点とするボーカリスト、ヴァイオリニスト、作曲家、そしてプロデューサーと活躍しています。彼女は2013年に作曲した「8声のためのパルティータ」でピューリッツァー賞を最年少者として受賞。また声楽グループ「Roomful of Teeth」のメンバーでもあり、2014年最優秀小規模アンサンブル部門でグラミー賞も受賞。クラシックだけでなくカニエ・ウエストのアルバムにも参加など、ジャンル問わず積極的にコラボレーションを行っています。現在ニューヨーク大学やジュリアード音楽院などでも教鞭をとっています。
2019年にリリースしたキャロライン・ショウ作品の、アタッカ四重奏団のアルバム『オレンジ』は、2020年グラミー賞を受賞。2021年リリースの『Narrow Sea』もグラミー賞を受賞するなど、現在アメリカで最も人気のある作曲家です。
このアタッカ四重奏曲とのコンビによる第2弾となる当アルバムは、キャロライン・ショウの弦楽四重奏による作品4曲と、キャロライン・ショウ自身がヴォーカルとして参加した作品2曲を収録したものです。これらは、12世紀フランスのトルヴェールの詩による作品、カナダ西海岸沖のスウィック(ガリアーノ島)の常緑樹林にある木への捧げた作品、ベートーヴェンによる初期弦楽四重奏に密接に関連したもので、どれも自然、感情、書面、口伝え、アナログ、デジタルなど、様々な情報やアイデアを広める言語に対応しています
アタッカ四重奏団は、「音楽の過去の美徳を拒絶することなく、現在の美的に活かされている」と絶賛を浴びている、17世紀の音楽から21世紀のレパートリーをもつ、様々な時代の音楽を再生する傑出した現代のカルテットとして位置づけられており、キャロライン・ショウの作品を見事に表現しています。
(ワーナーミュージック)
【曲目】
キャロライン・ショウ(1982-):
『Three Essays』
『And So』*
『Blueprint』
『Other Song』*
『The Evergreen』
『Cant voi l'aube』*
【演奏】
アタッカ四重奏団
エイミー・シュローダー(ヴァイオリン)、
ドメニク・サレルニ(ヴァイオリン)
ネイサン・シュラム(ヴィオラ)
アンドリュー・イー(チェロ)
キャロライン・ショウ(ヴォーカル)*
【録音】
2020年8月12-15日
ニューヨーク、Merkin Hall at Kaufman Music Center
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年07月22日 12:00