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ヤンソンス&バイエルン放送響のショスタコーヴィチ: ピアノ協奏曲第1番/交響曲第9番が180g重量盤LP化!

ヤンソンス

2021年に発売された『マリス・ヤンソンス・エディション』(900200)からの分売アルバム、アナログ盤にて再登場!
180g 重量盤 33 1/3 rpm

「ショスタコーヴィチの音楽に心を奪われ、心の一番奥深いところまで揺さぶられる人が世界中で増えている。ショスタコーヴィチの音楽は独特だ。それは政治がもたらした痛ましい時代の証言であると同時に、人間存在にかかわる根本的な感覚と経験が生み出す、時代を越えた表現となっている。私にとっては特に。」と語った名指揮者マリス・ヤンソンス。
このアルバムには2011年と2012年に開催されたコンサートから、2曲のショスタコーヴィチ作品のライヴ録音が収録されています。
ショスタコーヴィチの「ピアノ協奏曲第1番」は、正式には「ピアノとトランペット、弦楽合奏のための協奏曲」といい、トランペットにもソリストとしてのテクニックが要求される作品。ショスタコーヴィチは、歌劇《ムツェンスクのマクベス夫人》の完成からわずか数週間後の1933年夏にこの作品を書き上げており、26歳の若き作曲家の計り知れないほどの優れた才能が存分に感じられる逸品です。ピアノを卓越した技巧で知られるイェフィム・ブロンフマン、トランペットをNDRエルプ・フィル(旧名称ハンブルク北ドイツ放送交響楽団)の首席奏者を務め、現在もソリストとして活躍するベテラン、ハンネス・ロイビンが演奏、さまざまな風刺や引用なども含め、ヤンソンスの機敏な指揮が全体をまとめています。
交響曲第9番は1945年11月3日にエフゲニー・ムラヴィンスキー指揮、レニングラード・フィルハーモニー交響楽団によって初演された「戦争三部作」の最後の作品。勝利の交響曲と期待されましたが、実際には風刺と皮肉に満ちており、この軽妙な作品はベートーヴェンの第九のような作品を求めていた政府関係者の意向に沿うことはありませんでした。ヤンソンスは機知と皮肉に満ちたこの作品をスタイリッシュに仕上げています。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
[SIDE A]
ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 Op. 35
-ピアノとトランペット、弦楽合奏のために
1. I. Allegretto
2. II. Lento
3. III. Moderato
4. IV. Allegro con brio

[SIDE B]
交響曲第9番 変ホ長調 Op. 70
1. I. Allegro
2. II. Moderato
3. III. Presto
4. IV. Largo
5. V. Allegretto

【演奏】
イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)…[SIDE A]
ハンネス・ロイビン(トランペット)…[SIDE A]

バイエルン放送交響楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)

【録音】
2012年10月15-19日
ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…[SIDE A]
2011年3月21日
ウィーン、ムジークフェラインザール(ライヴ)…[SIDE B]

既発CD 900202と同内容

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) クラシックLP

掲載: 2022年08月12日 14:00