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名ソプラノ、ディアナ・ダムラウによる至福のキャロル集『マイ・クリスマス』(2枚組)

ダムラウ

名ソプラノ歌手、ディアナ・ダムラウによる、ゴージャスで美しき至福のクリスマス

超絶技巧と"銀の美声"といわれる声を持つ人気の歌姫ディアナ・ダムラウ。2011年6月には、東日本大震災の直後で外国人演奏家のキャンセルが相次ぐ中、「苦しい時にこそ音楽を」と、当時1歳の息子とベビーシッターを伴って来日、メトロポリタン・オペラの引っ越し公演を大成功に導き、日本での人気が高まりました。現在、最も世界的な活躍をしているドイツ出身の名ソプラノの一人。リリック・ソプラノからコロラトゥーラ・ソプラノまで、そのレパートリーは幅広く、《ランメルモールのルチア》、《マノン》、《椿姫》、《リゴレット》のジルダ、《魔笛》の夜の女王などで、ミラノ・スカラ座、バイエルン国立歌劇場、ウィーン国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場などの名だたるオペラハウスに招かれています。なかでも緊密な関係を築いているバイエルン国立歌劇場からは宮廷歌手の称号を授与されています。

このアルバムはダムラウにとって初のクリスマス・アルバムとなりますが、その内容は豪華なもの。Disc1には作曲家のリチャード・ワイルズがオーケストレーションした多くのクリスマス・キャロルの数々。そしてDisc2には、バッハ、ヘンデル、モーツァルト、フランク、アダンのクリスマスに関連した作品のアリアを収録。オペラだけでなく、こうした選曲はダムラウの見識の高さ、そして彼女の声の持ち味を素晴しく発揮されており、特にクリスマスというキリストの誕生を祝う喜びの表現は絶品です!

※音楽を楽しく聴いていただきたいというディアナ・ダムラウの希望により、ブックレットには歌唱原語による歌詞カードは掲載しておりますが、他言語による対訳は掲載しておりません。よって日本語解説書にも、歌詞の日本語訳は掲載しておりません。
(ワーナーミュージック・ジャパン)

【曲目】
《CD1》(編曲:リチャード・ワイルズ)
1) クリスマスの風景
ヘンデル:よろこべや、たたえよや
ジルヒャー:年ごとに来たる
作者不詳:エサイの根より

2) パウル・ブルクハルト:クリスマスは静かに過ごそう
3) エドゥアルド・エーベル:静かに雪が降り
4) エンゲルベルト・フンパーディンク:クリスマス

5) 神の御子は今宵しも
松明を持って来て、ジャネット
プチ・パパ・ノエル
神の御子は生まれ給えり
ピエトロ・ヨン:みどりごイエス

6) マックス・レーガー:マリアの子守歌
7) 今宵鳴りわたる鐘の響きは
8) フランツ・グローテ:暦の歌

9) 幼子キリストを待ち望む
エドゥアルド・エーベル:静かに雪が降り
喜ばしきクリスマスに
鈴を鳴らそう
みんな、明日は何の日だろう
もみの木

10) マックス・レーガー:おやすみ神の子よ
11) ルネ・コロ:クリスマス休戦
12) ペーター・コルネリウス:羊飼いたち

13) 荒野の果てに
ジョン・ガードナー:牧人ひつじを
ルイ・ランビロッテ修道院長:天使が歌う幸せの歌
若い処女がいた
アルフォンソ・マリア・デ・リゴリ:あなたは星から降りてくる
もろびと声あげ

14) フランツ・クサーヴァー・グルーバー:永遠の歌
15) ロベルト・シュトルツ:クリスマスローズ
16) 作者不詳:いざ歌え、いざ祝え

17) クリスマス・イヴ
ベツレヘムに生まれたもう
マルティン・ルター:高き天よりわれは来れ
羊飼いたち
シュティル・シュティル・シュティル
1
8) フランツ・クサーヴァー・グルーバー:きよしこの夜

《CD2》
1) ヘンデル:もろびとこぞりて
2) ヘンデル:神々しい光の永遠の源よ(「アン女王の誕生日のためのオード」より)
3) ヘンデル:輝かしいセラフィムに(オラトリオ「サムソン」より)
4) ヘンデル(モーツァルト編):大いに喜べ、おお、シオンの娘よ(「メサイア」より:ドイツ語歌唱)
5) ヘンデル(モーツァルト編):彼は、よき牧者であり(「メサイア」より:ドイツ語歌唱)
6) J.S.バッハ:全地よ神に向かって歓呼せよ(「カンタータ第51番」より)
7) J.S.バッハ:わが救い主よ(「クリスマス・オラトリオ第4部」より)
8) J.S.バッハ:羊は安らかに草を食み(「狩のカンタータ」より)
9-11) ゼレンカ:詩篇第112篇「主の僕たちよ、主をほめたたえよ」ZWV.82
12) モーツァルト:主をほめたたえよ(「証聖者の荘厳晩課K.339」より)
13) モーツァルト:主をほめたたえよ(「主日のための晩課K.321」より)
14) モーツァルト:我らは主をほめ(「ハ短調ミサ曲 K.427」より)
15) フランク:天使の糧(「3声のミサ曲 Op.12」より)
16) アダン:聖なる夜よ

【演奏】
ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)
ハノーファー少年合唱団(CD1: tracks 5, 8, 9, 13, 15, 19)
マティアス・ヘフス(トランペット:CD2:tracks 2, 3, 6, 9, 11)
ウォルフガング・ツェラー(オルガン、チェンバロ:CD2: tracks 4, 5, 7, 8)
ラファエル・アルパーマン(オルガン、チェンバロ:CD2: tracks 1-3, 9-14)
ガブリエル・スモールウッド(オルガン、チェンバロ:CD2: track 6)
NDR声楽アンサンブル(CD2: tracks 1, 12, 16)
NDR放送フィルハーモニー管弦楽団
リッカルド・ミナーシ(指揮:CD1 All/ CD2: tracks 1-5, 7-34)
リチャード・ワイルズ(指揮:CD2: track 6)

【録音】
2021年4月15, 16, 22日、6月4-5日、7月15日
2022年6月7-11日
ドイツ、ハノーファー、グロッサー・ゼンデザール

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年09月16日 12:00