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ヤーコプス&ベルリン古楽アカデミーの名盤、モーツァルト:歌劇“後宮からの誘拐”&“魔笛”がBOXになって登場!(5枚組)

モーツァルト

ヤーコプスの大名盤、後宮からの誘拐と魔笛が
ボックスで登場!

『後宮からの誘拐』~~ヤーコプスの『後宮からの誘拐』は、2014 年の録音。パーカッションもにぎにぎしく活躍する快速序曲から、トルコを思わせる世界に一気に引きこまれる痛快な演奏です。セリフ部分にも演技と音楽の両面で様々に工夫がなされ、聴いていて実にたのしい「後宮」の誕生となりました!

1782 年の「後宮からの誘拐」のウィーン初演は、聴衆および批評家たちから、かつてない大成功の反響となりました。エキゾチズム(東洋趣味)に重きを置いた音楽、啓蒙主義思想の礼賛、当時のオスマン帝国に対する偏見とは間逆の筋書が当時の人々にとってまさにドンピシャ、ツボにはまったものだったのです。また、このオペラはジングシュピール(歌芝居)なのでレチタティーヴォがなく、アリアとセリフで構成されています。
現在では、演奏に際し、セリフ部分は多くの部分がカットされてしまいますが、この録音では改訂を施しながらもフルに収録。さらに、アリアの途中でもセリフを挿入させるなど、耳のための音楽劇として聴き手が場面や登場人物の心情を想像しやすいような工夫も随所に見られます。
さらに、様々な資料から、ヤーコプスは、セリフ部分でモーツァルトが自らフォルテピアノを操り場面を盛り上げ、次のアリアへのよい橋渡しとなるような即興、あるいは自作の鍵盤音楽からの引用を織り交ぜたのではと考え、この録音に際してもセリフ部分の何か所かで、フォルテピアノ奏者にちょっとした楽曲を演奏させ、さらにアリアの中でも通奏低音の枠を超えたようなものを演奏させています。
このような細かな工夫により、セリフとアリアのつながりにも自然な流れが生まれ、オペラの内容がよりリアルなものとして見事によみがえっています。

歌唱陣は、バイロイトにも出演、カルダーラの世界初録音アリア集CD(マルコン指揮)でも注目を浴びたソプラノのロビン・ヨハンセン、既にバロックからロマン派のアリアまで多数のCD をリリース、2015 年のザルツブルク音楽祭デビューをしたテノールのマキシミリアン・シュミットなど、旬の顔ぶれがズラリそろっています!

『魔笛』~~『魔笛』は2009 年の録音。セリフ部分にも音楽部分にも入念な考察を重ねた、歌芝居としての面白さが万全に引き出された演奏です。タミーノ役のダニエル・ベーレはハンブルク出身で録音当時デビューしたてでしたが、今では大活躍のテノールです。ペーターゼンは押しも押されぬ存在のソプラノ。『魔笛』の録音に新たな歴史を刻んだ名盤です。
(キングインターナショナル)

【収録内容】
モーツァルト:
[CD1-2]
『後宮からの誘拐』


コンスタンツェ:ロビン・ヨハンセン(ソプラノ)
ブロンデ:マリ・エリクスモーエン(ソプラノ)
ベルモンテ:マキシミリアン・シュミット(テノール)
ペドリッロ:ジュリアン・プレガルディエン(テノール)
オスミン:ディミトリー・イヴァシュチェンコ(バス)
太守セリム:コルネリウス・オボニャ(語り)
RIAS室内合唱団
ベルリン古楽アカデミー
ルネ・ヤーコプス(指揮)

録音:2014年9月/テルデックス・スタジオ・ベルリン

[CD3-5]
『魔笛』


タミーノ:ダニエル・ベーレ(テノール)
パミーナ:マリス・ペーターゼン(ソプラノ)
パパゲーノ:ダニエル・シュムッツハルト(バリトン)
パパゲーナ:イム・スンヘ(ソプラノ)
夜の女王:アンナ=クリスティーナ・カーッポラ(ソプラノ)
ザラストロ:マルコス・フィンク(バス=バリトン)
モノスタトス:クルト・アツェスベルガー(テノール)
第1 の侍女:インガ・カルナ(ソプラノ)
第2 の侍女:アンナ・グレヴェリウス(メゾ・ソプラノ)
第3 の侍女:イザベル・ドリュエ(メゾ・ソプラノ)
弁者:コンスタンティン・ヴォルフ(バス=バリトン)ほか
RIAS室内合唱団
ベルリン古楽アカデミー
ルネ・ヤーコプス(指揮)

録音:2009年9,10月/テルデックス・スタジオ・ベルリン

5h27'
約260ページのフルカラーブックレット
(日本語はついておりません)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2022年11月29日 00:00