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Bill Evans(ビル・エヴァンス)|貴重ライヴ音源をリリースする〈Hi Hat〉から『Paris 1976』『Live In Nice 1978』『Treffpunkt Jazz Festival Stuttgart』3タイトル発売

Bill Evans

モダン・ジャズの代表的ピアニストとして知られ、独自のアレンジやインター・プレイにより数多くのミュージシャンに多大な影響を与えたレジェンド・アーティスト、ビル・エヴァンス。

ジャズ・フォロワーだけでなくジャンルを超え幅広い人気を得ており、生誕90周年となった2019年にはドキュメンタリー映画〈ビル・エヴァンス - タイム・リメンバード (原題: Time Remembered)〉が日本で世界初劇場公開されて話題となったのも記憶に新しい。そんなビル・エヴァンスの超貴重なライヴ・アーカイヴがHi Hatシリーズで登場!

『Paris 1976』『Live In Nice 1978』『Treffpunkt Jazz Festival Stuttgart』3タイトルとも日本語帯・英文ブックレット対訳付

『Paris 1976』

1976年11月5日にパリで収録されたアーカイヴ音源で、ベースには1966年から弱冠21歳という若さでトリオ加入となった逸材エディ・ゴメス、ドラムにはマーティ・モレルに代わって1974年から参加のエリオット・ジグムンドがバックを務める。セット・リストには1962年の『How My Heart Sings!』収録の「34 Skidoo」や2019年に公開されたエヴァンスのドキュメンタリー映画のタイトルにもなっている「Time Remembered」、1966年から晩年までライヴで演奏し続けた「Turn Out The Stars」など往年の名曲やお馴染みの楽曲を多数披露した、ファン必聴のアーカイヴだ。

輸入盤CD

収録曲:
01. アップ・ウィズ・ザ・ラーク
02. 34スキドゥー
03. タイム・リメンバード
04. クワイエット・ナウ
05. T.T.T.T.
06. シュガー・プラム
07. ターン・アウト・ザ・スターズ
08. いつか王子様が
09. ミーニャ(オール・マイン)
10. オール・オブ・ユー
11. ワルツ・フォー・デビイ

メンバー:
ビル・エヴァンス(p)
エディ・ゴメス(b)
エリオット・ジグムンド(ds)

『Live In Nice 1978』

本作は1978年7月7日にフランスのニースで収録されたアーカイヴ音源。ベースには晩年のビル・エヴァンス・トリオを最後まで支えたマーク・ジョンソン、ドラムはマイルス・デイヴィスの第1期クインテットのメンバーだった名手、フィリー・ジョー・ジョーンズ。さらに本公演ではゲストで1977年リリースの『Crosscurrents』に参加していたアルト・サックスのリー・コニッツ、1960年代にアート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズのメンバーとしても活躍したトロンボーンのカーティス・フラー、そして『Getz/Gilberto』でその名を世界中に知らしめ、1964年の共演盤『Stan Getz & Bill Evans』でもお馴染みのテナー・サックスのスタン・ゲッツが参加。さらに後半ではジャズ界の名手ギタリスト、クリスチャン・エクスードも加わるという超豪華編成。ビル・エヴァンス・トリオの演奏に加え、カーティス・フラーとリー・コニッツ、そしてカーティスとスタン・ゲッツとの2管編成という非常に珍しい組み合わせにエスクードのギターも加わったラインアップは、唯一と呼べる貴重なアーカイヴである。こちらは2枚組CD。

輸入盤CD

収録曲:
[Disc1]
1.ナーディス
2.マッシュのテーマ
3.ピーコック
4.イン・ユア・オウン・スウィート・ウェイ?
5.グリーン・ドルフィン・ストリート
6.ライク・サムワン・イン・ラヴ
7.ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ・イズ?
8.恋とは何でしょう

[Disc2]
1.ラヴァー・マン
2.ホエン・アイ・フォール・イン・ラヴ
3.オール・ザ・シングス・ユー・アー?
4.ピーコック
5.マッシュのテーマ
6.ミッドナイト・ムード
7.ナーディス
8.ソーラー (フェードアウト)

メンバー:
ビル・エヴァンス(p)
マーク・ジョンソン(b)
フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)

Guests:
リー・コニッツ(a.sax) Disc1 Track6~8, Disc2 Track1
カーティス・フラー (tb) Disc2 Track1, 3
スタン・ゲッツ (t.sax)
クリスチャン・エスクード (g) Disc2 Track3

『Treffpunkt Jazz Festival Stuttgart』

本作は1979年の11月から12月にかけて行われたヨーロッパ・ツアーの中で、12月3日にドイツのシュトゥットガルトで開催されたジャズ・フェスティヴァル出演時の公演を収録。ベースはこの前年にレギュラーの座に就いたマーク・ジョンソン、ドラムは1979年にエヴァンスの友人の紹介で5代目ドラマーに起用されたジョー・ラバーベラ。両者とも晩年のビル・エヴァンス・トリオを支え続けた名リズム隊である。往年のビル・エヴァンス・トリオの名曲が勢揃いのセット・リストとなっており、息を飲むほど素晴らしい珠玉のパフォーマンスを披露。ビル・エヴァンス急逝1年前の貴重なアーカイヴである。

輸入盤CD

収録曲:
01.リ・パーソン・アイ・ニュー
02.ローリー
03.オール・オブ・ユー
04.ノエルのテーマ
05.愛するポーギー
06.アップ・ウィズ・ザ・ラーク
07.マッシュのテーマ
08.ミーニャ(オール・マイン)
09.ナーディス
10.バット・ビューティフル

メンバー:
ビル・エヴァンス(p)
マーク・ジョンソン(b)
ジョー・ラバーベラ(ds)

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タグ : [anoto] ジャズ復刻&発掘 リイシュー

掲載: 2022年12月29日 12:47