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The Waeve(ザ・ウェイヴ)|グレアム・コクソン(ブラー)とローズ・エリナー・ドゥーガル(マーク・ロンソンのコラボレーターでザ・ピペッツの創設者)によるプロジェクトのデビュー・アルバム

The Waeve(ザ・ウェイヴ)

グレアム・コクソン(Blurのソングライター、ギタリスト、ヴォーカリスト)とローズ・エリナー・ドゥーガル(マーク・ロンソンのコラボレーターでザ・ピペッツの創設者)によるプロジェクト、ザ・ウェイヴ。共同プロデュースにジェイムズ・フォード(アークティック・モンキーズ、フォールズ、ハイム)迎えたデビュー・アルバムが完成。

The WAEVEとJames Ford(Arctic Monkeys、Florence & The Machine、Foals、HAIM)のプロデュースのもと、2022年の初めにロンドンで録音されたアルバム『The WAEVE』には、ソングライターであるGraham CoxonとRose Elinor Dougallによる新曲10曲が収録されている。The WAEVEとしてクリエイティヴな力を合わせたことで、二人は楽器のコンフォート・ゾーンを超えることが出来た。多くの曲では、Grahamが80年代に初めてプレイした楽器の一つであるサックスをフィーチャー。ファースト・シングル「Can I Call You」はバラードから始まり、Grahamのギター・ソロを伴ったクラウトロック・スタイルのモトリック・ナンバーに変貌する。「All Along」ではGrahamがシターン(中世のフォーク・リュート)をプレイ。RoseはピアノとARP2000モジュラー・シンセを鳴らしている。The WAEVEは、Sandy DennyやJohn & Beverly Martynの荒々しいフォーク・ロックを想起させ、「Kill Me Again」や「Over and Over」は、Kevin AyersやVan der Graaf Generatorといった70年代のロックを感じさせる。

The WAEVE(発音はwave)は、Graham CoxonとRose Elinor Dougallによる新しいプロジェクトだ。Graham Coxonは同世代のギター・ヒーローの一人だ。Blurへの多大な貢献と共に、1998年以降にリリースしている9枚のソロ・アルバムや、高い評価を博するサウンドトラックの仕事もあまねく知られている。また、今秋には自伝『Verse, Chorus, Monster!』がFaber and Faber社から出版される。Rose Elinor Dougallはロンドン出身のシンガーソングライターで、新作『A New Illusion』(2019年)をはじめ、これまでに3枚のソロ・アルバムをリリースしている。また、Mark RonsonやBaxter Dury等との仕事でも知られる。

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■収録曲
1. Can I Call You
2. Kill Me Again
3. Over And Over
4. Sleepwalking
5. Drowning
6. Someone Up There
7. All Along
8. Undine
9. Alone And Free
10. You’re All I Want To Know

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タグ : [anoto] UK/US INDIE アナログレコード

掲載: 2022年12月29日 15:29