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『激ロック』スペシャルコーナー【1月レコメンドアイテム】

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12月のオススメはこちら

 

MÅNESKIN / 『Rush!』
GENRE:HARD ROCK, GLAM ROCK, RAP ROCK

2023年もMÅNESKIN旋風は止まらない!
ジャンルレスでタイムレスな待望のニュー・アルバムが完成!

世界的ブレイク後初のアルバムは、バンドの魅力をブラッシュアップしつつより色濃く打ち出した作品に仕上がった。楽曲からは一段とスケール感を増しアップデートを遂げた印象も受けるが、持ち味のひと癖もふた癖もある雰囲気はしっかりと保たれている。RAGE AGAINST THE MACHINEのTom Morello(Gt)をフィーチャーしたTrack.5などを経た後半にはイタリア語曲が配されており、英語詞に慣れたあとで食らうTrack.12はいい意味で強烈な違和感だが、過去作からのファンは“これこれ!”と膝を打つだろう。そしてTrack.17ではエモーショナルな歌唱とギター・ソロが心を震わせる。この2年間の壮大な旅路によって生まれた作品を締めくくるに相応しい名バラードだ。なお初回盤には初来日公演のCDが付属。半ば伝説と化している公演を追体験するチャンスだ。

菅谷 透【ライター推薦】


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†††(CROSSES) / 『Permanent.Radiant』
GENRE:WITCH HOUSE, TRIP HOP

Chino Moreno(DEFTONES)とShaun Lopez(FAR)再び!
ダークなシンセ・ポップが世界を魅了する!

DEFTONESのヴォーカリスト Chino MorenoとFARのギタリスト Shaun Lopezによるプロジェクト、†††。久々のリリースとなる今作も、そのダークな雰囲気のウィッチ・ハウスとオルタナティヴ・ロックが交じり合うサウンドには中毒性があり、さらに、より洗練されたサウンドにはポップさが増している。特に「Vivien」は、エモーショナルなコーラスと感情を抑えたシンセ・サウンドのコントラストが美しく、非常に完成度が高い。かと思えば、「Day One」のようなドリーミーで軽快なポップ・サウンドも聴かせてくれるなど、様々な表情があって面白い。今回はEPということで6曲収録だが、フル・アルバムも示唆されているので†††の今後の動きにも注目だ。

山本 真由【ライター推薦】


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96 BITTER BEINGS / 『Synergy Restored』
GENRE:ALTERNATIVE METAL, HARD ROCK

Deron Miller(ex-CKY)によるプロジェクト、96 BITTER BEINGS!
ソリッド且つグルーヴィなリフ&熱くエモーショナルなギター・ソロが光る愉快な新作!

MTVが生んだ過激なテレビ番組“Jackass”が好きだったという方、またはスケーターであれば、カルト的な人気を誇るミクスチャー系のバンド、CKYをご存じのはず。そのCKYにヴォーカリスト兼ギタリストとして在籍していたDeron Millerが、バンドを脱退後、2016年にスタートさせた新たなプロジェクトが96 BITTER BEINGSであり、本作は通算2枚目となる2022年リリース作。肝心のサウンドはCKYファンであれば納得のキラーチューンがずらりと並んでおり、ソリッド且つグルーヴィなリフや熱くエモーショナルなギター・ソロ、80年代のアリーナ・ロックもかくやといった具合のキャッチーなコーラスも、惜しみなく注ぎ込まれた愉快な1枚となっている。

井上 光一【ライター推薦】


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SEETHING AKIRA / 『Nozomi』
GENRE:ELECTRONICORE

エレクトロニック・ニューコアを標榜するUK発ツインVoバンド、SEETHING AKIRA!
ロック~ダンス・ミュージック好き必聴のニュー・アルバム発表!

UKポーツマス出身、エレクトロニック・ニューコアを標榜する6人組バンドの3rdアルバム。バンド名はやはり大友克洋の“AKIRA”に由来するようだ。ラップやクリーンなど自由度の高いツイン・ヴォーカル編成に、エレクトロニクスをふんだんに取り入れたダウン・チューニングのアンサンブルは絶妙なバランスで、サンプリング・ヴォイスを用いた浮遊感あるパートから高速ラップになだれ込むTrack.3、ポップなセンスも見せるTrack.7など、ロック~ダンス・ミュージック周辺のジャンルを愛聴する向きにはぴったりのサウンドを提示している。Djent×ドラムンベースなTrack.9、そのビッグ・ビート版なTrack.10と、UKらしいベース・ミュージックのルーツが垣間見える後半も面白い。

菅谷 透【ライター推薦】


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NOFX / 『Double Album』
GENRE:PUNK ROCK

NOFXにしか鳴らせないパンク・ロックを響かせる
バンドの区切りとなる味わい深い最新作ドロップ!

2023年に最後のツアーを行うと発表し、ファンを驚かせたNOFX。メンバーはサイド・プロジェクトの活動も精力的に行っており、音楽への情熱がなくなってしまったわけでもないと思うし、楽曲制作は続けていくのかもしれないが、これがひとつの区切りになることは間違いない。本来、今作はタイトル通り2枚組になる予定で、2021年リリースの『Single Album』がDisc1、今作がDisc2という扱いだ。そんなわけで、前作と一緒に聴くとより味わい深い作品となっている。どこを切ってもFat Mikeとしか言いようのないヴォーカルとベース、絶対に欠かせないMel Yell(Eric Melvin)、独特の情緒漂うEl Hefeのギター、Smelly(Erik Sandin)の疾走感あるドラム。やっぱりNOFXは最高だ。これが最後なんて言わないでくれよ!

山本 真由【ライター推薦】


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THE WINERY DOGS / 『III』
GENRE:HARD ROCK, HEAVY METAL

卓越したテクニックの応酬によるバンド・アンサンブルと
Richie Kotzen(Gt/Vo)の職人芸が光る円熟のハード・ロック!

HR/HMシーンのスーパー・バンドの異名に相応しい、卓越したテクニックと職人芸が光る円熟のハード・ロック! Richie Kotzen(Gt/Vo/ex-MR. BIG/POISON)、Billy Sheehan(Ba/MR. BIG)、Mike Portnoy(Dr/ex-DREAM THEATER)という泣く子も黙るシーンきってのテクニシャンたちが集まったバンドであり、通算3枚目となる本作でも、初っ端の「Xanadu」における超絶テクニックの応酬によるバンド・アンサンブルで、現代におけるパワー・トリオの最高峰であることを高らかに宣言している。同時にアルバム全体に貫かれているのは、高い歌唱力を持つRichieのハスキーで艶っぽいヴォーカルによるメロディを主体とした、あくまで楽曲ありきの作風である点ということは強調しておきたい。

井上 光一【ライター推薦】


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OCEANS / 『Hell Is Where The Heart Is』
GENRE:NU-METAL, METALCORE, DEATHCORE

ダークなヘヴィ・ロック好き要チェック!ドイツの新鋭、OCEANS!
2020年代ど真ん中のハイブリッドな世界観を凝縮した名刺代わりの作品リリース!

多面的な要素を持ち合わせた、ダークなヘヴィ・ロックを探している方にはぜひチェックしていただきたい、名門 Nuclear Blastが世に送り出すドイツの新鋭。2022年11月リリースの本作は同年に発表された3枚のEPをまとめた作品で、彼らの持つ独自の世界観が凝縮され、バンドの入門編としても最適であろう。KORNやSLIPKNOTといった、90年代のニューメタル勢からの影響が色濃いヘヴィ・グルーヴを軸として、インダストリアル・メタルにメタルコアやデスコアといった要素をも飲み込んだハイブリッドなスタイルは、まさに2020年代ど真ん中といった趣。絶望や悲哀を特に狂ったように叫び、時に美しく歌い上げる芸達者なヴォーカル・パフォーマンスにも注目を。

井上 光一【ライター推薦】


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GAUPA / 『Myriad』
GENRE:PSYCHEDELIC DOOM METAL, STONER ROCK

スウェーデンの個性派ヘヴィ・サイケ・バンド、GAUPA!
洗練されたプロダクションで世界的なバンドへと成長する可能性秘めた注目の1枚!

多くの素晴らしいメタル・バンドがしのぎを削るスウェーデンにおいて、近年注目を集めているGAUPA。スウェーデン語で“ヤマネコ”を意味する名前を持ち、女性ヴォーカリスト Emma Näslundがフロントに立つ5人組で、本作は通算2枚目のオリジナル・アルバムである。ドゥーム~ストーナー・ロックはもとよりプログレッシヴ・ロックからサザン・ロック、グランジまでも網羅したヘヴィ・サイケが生み出すグルーヴの中で舞う、Björkが憑依したかのようなEmmaのミステリアスな歌声による、呪術的なまでに中毒性の高いメロディは実に個性的だ。プロダクションが洗練されたことでいい意味での聴きやすさを手にし、彼女たちが世界的なバンドへと成長する可能性も秘めた注目の1枚と言えよう。

井上 光一【ライター推薦】


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DREAM THEATER / 『Lost Not Forgotten Archives: Live At Madison Square Garden (2010)』
GENRE:PROGRESSIVE METAL

DREAM THEATER公式ブートレグ第17弾!
ロックの聖地マディソン・スクエア・ガーデンでの気合十分の初ステージ音源!

公式ブートレグ第17弾は、2010年7月に地元ニューヨークで行われたマディソン・スクエア・ガーデン公演を収録した初登場のライヴ音源だ。バンドに大きな影響を与えたIRON MAIDENとの北米ツアーによって実現した、ロックの聖地での記念すべき初ステージということで、冒頭の「As I Am」から気合十分。「A Rite Of Passage」、「Panic Attack」など屈指のヘヴィ・チューンを揃えている。また、バンドのブレインだったMike Portnoy(Dr)が脱退する2ヶ月前のパフォーマンスということで、現在から見ると彼の在籍時代を総括したようなセットリストにも感じられる。「Pull Me Under」演奏後、感極まったPortnoyが観客に向けて放ったひと言も実にグッとくる。

菅谷 透【ライター推薦】


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【激ロック】
ラウドミュージックに特化したフリーマガジン、ポータルサイトの運営、そして国内外のバンドを招聘してのライブイベント、13年間続くROCK DJパーティーの企画、運営を行っている。さらには渋谷宇田川町に位置する「Music Bar ROCKAHOLIC」と同じく宇田川町にあるロックファッション・ショップ&通販サイト「GEKIROCK CLOTHING」の運営など、クロスメディアを超えたクロスカルチャー展開をシーンに仕掛けるラウドミュージック専門のクリエイティブ集団である。

http://gekirock.com/

タグ : PUNK/EMO ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2023年01月13日 15:02