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エラス=カサド&フライブルク・バロックo~シューベルト:交響曲第5番&第8番“未完成”

エラス=カサド

抜群のリズム感と機動力
パブロ・エラス=カサド&FBOによるシューベルト!


パブロ・エラス=カサドとフライブルク・バロック・オーケストラによるシューベルトの交響曲集、第2弾の登場。第1弾(HMC902154)では第3(1815年)&4番(1816年)という組み合わせでしたが、今回は第5番(1816年)および未完成(1822年)という組み合わせ。
19歳の時に書かれた交響曲第5番は、シューベルトの心の闇を感じさせない、朗らかでリズミカルな作品。エラス=カサド持前のリズムの良さにFBOが機敏に反応しており、細やかかつ躍動感に満ちた演奏は見事です。未完成でも、シューベルトが楽譜に記した細かな音符ひとつひとつにいたるまで、丹念に表情づけがなされています。特に第2楽章冒頭の管のアンサンブルの美しさは絶品。第5番にはない、絶望や不安に駆られたような瞬間も、実に劇的な効果をもって奏されます。明るい5番、絶望や不安が垣間見られる未完成という2作品のコントラストがきわめて鮮やかな1枚。エラス=カサドの歌心とリズムに満ちた指揮と、FBOの機動力が素晴らしい化学反応を起こした名演です。
(キングインターナショナル)

輸入盤

 

国内仕様盤

[国内仕様盤は日本語帯・解説付]

 

【曲目】
シューベルト:
・交響曲 第5番 変ロ長調 D485
・交響曲 ロ短調 ≪未完成≫

【演奏】
パブロ・エラス=カサド(指揮)
フライブルク・バロック・オーケストラ〔アンネ・カタリーナ・シュライバー(コンサート・マスター)〕

【録音】
2021年11月

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年03月29日 12:00