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The Chronicles Of Father Robin(ザ・クロニクルズ・オブ・ファーザー・ロビン)|ウォブラーのギタリストが参加するプログレ・バンドによる超大作『The Songs & Tales Of Airoea』

The Chronicles Of Father Robin

WOBBLERのギタリストがメンバーとして参加するプログレッシブ・ロックバンドによる、3部作構成の超大作『THE SONGS & TALES OF AIROEA』の第1部。WOBBLER/TUSMORKE/JORDSJOのメンバーも録音に参加し、まさしく今のノルウェーにおけるヴィンテージ/レトロ・プログレシーンを総括した作品。

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WOBBLERのAndreas Wettergreen Strømman Prestmo(vo/g/synth)、THE SAMUEL JACKSON FIVEのThomas Kaldhol(g)がメンバーとして参加するノルウェー産シンフォニック・ロックバンド:THE CHRONICLES OF FATHER ROBINの’23年作が登場!

このバンドは元々Andreas・Jon André Nilsen(b)・Henrik Harmer(drs)の3人で活動していたスリーピースバンド:FANGORNを母体として90年代半ばには誕生しており、高校時代にエンジニアのEirik Bekkeheienと出会った事によって’97年からレコーディング・セッションが開始され、その後元TUSMORKEのRegin Meyer(fl/p/org)・Thomasが合流した事で現在の体制が完成、と実は長い歴史を持っております。

本作には、ノルウェーの民話/神話/ファンタジー小説に着想を得てバンド結成当初から足掛け30年に及ぶ構想/作曲/録音の末に完成された、”Father Robin”と彼の”Airoea”への旅を描いた3部構成のコンセプチュアルな超大作’The Songs & Tales of Airoea’の第1部を収録。その製作期間の長さを物語るかの様に、本作にも収録されている’Twilight Fields’は’13年の時点でEPとして既にリリース済です。最終的なスタジオ録音には前記した5名の他にも、同じくWOBBLERのMartin Nordrum Kneppen(drs)・Lars Fredrik Frøislie(org/key/synth)、TUSMORKE/ALWANZATARのKristoffer Momrak(fl/synth)、JORDSJOのHåkon Oftung(synth)他、ノルウェーの現行プログレッシブ・ロックシーンを彩るミュージシャン達が多数参加しており、この大作に華を添えております。

気になるそのサウンドは、メロトロン、ハモンド・オルガンやOberheim OB-8・Hohner Clavinet D6・Arp Pro Soloist・Minimoogなどのアナログ・シンセサイザーといったヴィンテージな鍵盤楽器群、そして北欧の情景を思わせる幽玄なフルートの音色を大きくフィーチャーした、70年代プログレッシブ・ロックからの影響をダイレクトに反映させたシンフォニック・ロックに、ダークでダウナーな音楽性やリズムレスのアヴァンギャルドなセクションもプラスされた、まさしくWOBBLER/TUSMORKE/JORDSJOの音楽性をぎゅっと濃縮したともいえる素晴らしいもの。クライマックスにクライマックスを重ねるかの様な、印象的な旋律と意外性たっぷりの曲展開の連続がリンクし、コンセプチュアルで壮大なストーリーを紡ぎだした超強力作!

■収録曲
1.Prologue
2.The Tale of Father Robin
3.Eleision Forest
4.The Death of the Fair Maiden
5.Twilight Fields
6.Unicorn

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