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フュジェ&レゼポペーの好企画第3弾!リュリ:グラン・モテ集Vol.3

リュリ:グラン・モテ集Vol.3

リュリの真価をしみじみ実感させる精鋭陣の好企画、第3弾登場!

精鋭メンバーによる2022年来日が好評を博したレゼポペーが、本場ヴェルサイユ宮殿の礼拝堂で進めるリュリのグラン・モテ録音第3弾。
18世紀以前の作品研究を反映させた古楽解釈が盛んなフランスにあって、21世紀を担う逸材として高い評価を得ているステファーヌ・フュジェは今回、ルイ14世の筆頭後継者たる男子誕生を祝う「ガリアよ、歓呼の声を上げて喜べ」でプログラムを始め、リュリの急逝2年前に書かれた「神はユダヤの地で知られ」まで、この作曲家がフランス王室で最も確たる権勢を見せていた時期の作を幅広く選んでいます。

また同シリーズ初の試みとして、リュリの傍ら彼より前から王室に迎えられ、ルイ14世時代ならではの教会音楽の確立に先んじて寄与していた大家デュ・モンの充実作「マニフィカト」も収録、両者の作風の違いを軸にリュリ流儀の教会音楽の特徴が自ずと浮かび上がるようにしています。

25~37名編成の合唱にはグヴェンドリーヌ・ブロンデール、クレール・ルフィリアトル、シリル・オヴィティ、マルク・モイヨンら個性派ソリストも多く、坂本久美、湯川亜也子ら日本の気鋭歌手の名も。加えてオルガンとチェンバロをそれぞれ2台、曲によっては30人を超える弦楽奏者を含む大編成の古楽器オーケストラ(オルガンにマリー・ファン・レイン、低弦にエマニュエル・ジャック、リコーダーとバスーンでメラニー・フラオー……と多面的活躍で知られる名手たちも参加)が奏でる響きは、当時これらの作品の演奏に求められていた壮麗さはもちろん、両作曲家の細部まで考え抜いた音使いの繊細さにも柔軟に対応。
きわめて幅広い表現力で17世紀フランスの王室礼拝堂音楽の至芸を追求、各作品の魅力を十全に引き出してゆきます。
ヴェルサイユ・バロック音楽センターの音楽学者トマ・ラコントによる解説も充実(仏・英語)。舞台音楽ばかりではないリュリ芸術の真価を実感できる1枚です。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687):
1-4. Plaude laetare Gallia ガリアよ、歓呼の声を上げて喜べ LWV 37

アンリ・デュ・モン(1610-1684):
5-12. Magnificat 聖母マリアの讃歌「わたしの魂は主を崇め」(マニフィカト)

リュリ:
13-21. Benedictus Dominus Deus Israël ザカリアの讃歌「祝福あれ、イスラエルの主なる神よ」LWV 64-2
22-23. Domine salvum fac regem 主よ、王を救い給え LWV 77-4
24-29. Notus in Judaea Deus 神はユダヤの地で知られ LWV 77-17

【演奏】
レゼポペー(声楽&古楽器アンサンブル)
ステファーヌ・フュジェ(指揮)

【録音】
2022年3月18-21日、ヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂

収録時間: 72分

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年08月16日 00:00