ツァグロゼク&読売日本交響楽団、2019年ライヴ!ブルックナー:交響曲第7番(ノヴァーク版)
磨きぬいたサウンドと芯の通った緊張感!
ツァグロゼクの真摯で明晰な音造りが炸裂
ツァグロゼクと読響、2019 年のライヴ録音。自らの信念、揺るぎない美学に基づく、磨きぬいたサウンドで奏でられるブルックナー7 番です。美しくも壮大な交響曲を緊張感を失わずに芯の通った音楽として巧みに築き上げる見事な手腕に脱帽。オーケストラと指揮者の一体感がすばらしく、後半楽章の充実ぶりにも目を瞠る渾身の名演です。
ブックレットには、2023年7月に行われた電話インタビュー〈ローター・ツァグロゼクが語るブルックナー《交響曲第7番》〉(インタヴュー・翻訳・構成:来住千保美)を掲載。
「読響とブルックナー演奏をしたいと思った決め手は、読響の演奏スタイルを作る能力と響きの構築力の高さ」「《第7番》の仕事の質的内容、つまり作曲技法、意味付けとそのバランスは交響曲というジャンルの中で、記念碑的なものだと思います」等々、貴重なコメントの端々から音楽に対する真摯なまなざしが感じられます。
(キングインターナショナル)
【曲目】
ブルックナー:交響曲第7 番 ホ長調 WAB.107(ノヴァーク版)
【演奏】
ローター・ツァグロゼク(指揮)
読売日本交響楽団
【録音】
2019年2月22日、サントリーホール
ライヴ録音
国内製作
日本語帯・解説付
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2023年08月23日 00:00