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プレフニャク&ヴェルサイユ王室歌劇場管によるハイドン: 交響曲第6番「朝」、第7番「昼」、第8番「晩」、グルック: 精霊の踊り

ステファン・プレフニャク

マリー=アントワネットを描いたバレエ音楽として生まれ変わった、傑作の響き

後に「交響曲の父」と綽名されることになるハイドンが若い頃、長く仕えることとなったエステルハージ侯爵家に来て間もなく宮廷催事のために書いた3連作の交響曲「朝・昼・晩」。さまざまな楽器のソロを含む聴きどころ満載の物語性豊かなこの傑作は、同じオーストリアの音楽史を舞台音楽の領域で大いに盛り上げたグルックの改革オペラ第1作《オルフェオとエウリディーチェ》とほぼ同時期に生まれました。

フランス南西部ビアリッツに拠点を置くバレエ・カンパニー「マランダン・バレエ・ビアリッツ」を率いるティエリー・マランダンは、後年フランス王室に迎えられフランス王妃となった元オーストリア公女のマリー=アントワネットを描いた新作バレエのため、この3連作交響曲とグルックのオペラからの抜粋を音楽として選択。
刺激に満ちたステージを彩った選曲をそのまま、ほかでもないアントワネット妃の本拠にもなったヴェルサイユ宮殿を舞台に古楽器演奏で録音したアルバムの登場です。

エステルハージ侯爵邸での交響曲演奏では使われなかったとも言われるチェンバロも、ここでは当時の一般的な演奏習慣に倣って導入。その響きも絶妙な効果をあげる中、近年カウンターテナー歌手ヤクプ・ヨゼフ・オルリンスキとの共演でも注目されているポーランドの気鋭古楽指揮者ステファン・プレフニャクが全編にわたりメリハリの利いたスリリングな演奏解釈を聴かせ、ハイドンとグルックの綴った作品の造形美を隅々まで堪能させてくれます。バレエとは別に音楽だけで鑑賞する甲斐のある充実録音です。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
1-4. 交響曲 第6番 ニ長調 「朝」Hob.I:6
5-9. 交響曲 第7番 ハ長調 「昼」Hob.I:7

クリストフ・ヴィリバルト・グルック(1714-1787):
10. 精霊の踊り (歌劇《オルフェとユリディス》〔《オルフェオとエウリディーチェ》パリ版〕より)

ハイドン:
11-14. 交響曲 第8番 ト長調 「晩」Hob.I:8

【演奏】
ステファン・プレフニャク(指揮)
ヴェルサイユ王室歌劇場管弦楽団(古楽器使用)

【録音】
2022年6月1-6日、ヴェルサイユ宮殿「十字軍の大広間」

収録時間: 74分

マリー・アントワネット
マランダン・バレエ・ビアリッツ

【マリー・アントワネットの生涯をハイドンの交響曲で表現したコンテンポラリー・バレエ】
フランスの高級リゾート地ビアリッツを本拠地とするマランダン・バレエ・ビアリッツが、ヴェルサイユ宮殿の歌劇場でマリー・アントワネットの生涯を表現したバレエを上演しました。使用される音楽はハイドンの交響曲。衣装と振付は一見トラディショナルなものにコンテンポラリーの味付けを施した斬新なものとなっています。ネオクラシカルを代表する一人であるティアリー・マランダンによる独特の動きと映像の美しさを堪能できます。
(ナクソス・ジャパン)



[Ballet Marie-Antoinette | DVD - Label Château de Versailles Spectacles]

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年08月31日 00:00