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Luther(ルーサー)|偉大なるR&Bシンガー、ルーサー・ヴァンドロスの最初期の2作品『Luther』『This Close To You』が再発売

Luther

2005年に54歳で亡くなったルーサー・ヴァンドロス。〈Epic Records〉と契約し1981年にアルバム『Never Too Much』で華々しくデビューする以前の2作品『Luther』(1976年)と『This Close To You』(1977年)が再登場。国内盤CDは紙ジャケ仕様/Blu-spec CD2盤。

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Luther 6月26日発売 国内盤 全2作品

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『Luther』

国内盤CD


輸入盤CD


輸入盤LP


本作『Luther』は、すべての楽曲がルーサー・ヴァンドロスの書き下ろし。力強くファンキーなビートと、モータウンで数多くのヒットを生んだポール・ライザーによる流麗なアレンジに乗って歌い上げるルーサー節が心地よい。ナット・アダレイJr.(key)など、80年代以降のルーサー・サウンドを形成するキーマンが早くも参加している。今回CDにのみボーナストラック1曲が収録される。

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『This Close To You』

国内盤CD


輸入盤CD


輸入盤LP


本作『This Close To You』は、前作に続き、全曲ルーサーが書き下ろし。ポール・ライザーが編曲を担当。バックを固めているのは、ナット・アダレイJr.(key)やコーネル・デュプリー(g)、ウィル・リー(b)ほか東海岸の敏腕ミュージシャンたち。シックのナイル・ロジャーズ(g)も参加している。フィリー・ソウル的な甘く心地よいメロディーと歌声は前作以上に高く評価されている。今回CDにのみ、ボーナストラック3曲が収録される。

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ルーサー・ヴァンドロスはソロ・デビュー前、デヴィッド・ボウイ『Young Americans』(1975年)など数多くのセッションでバック・ヴォーカルを務めていましたが、その合間に、自身を中心とするプロジェクト「ルーサー」名義で、Cotillion Recordsから2枚のアルバムを発表しました。これら2枚のアルバムはチャートにこそ入ることはなかったが、その洗練された楽曲と、ルーサーの若々しくも情熱的な歌声のマリアージュで、好事家たちの間では"伝説のアルバム"として語り継がれてきた。後にアーティスト本人が権利を買い戻し、CD化やデジタル配信は一切されていなかった。一時は中古レコード市場で数万円の高値で取り引きされていたほどで、まさしくソウルミュージック・ファン垂涎のお宝アルバムとして知られている。

ソウルミュージックと、その後のR&Bシンガーたちに決定的な影響を与えた歌手、ルーサー・ヴァンドロスは、惜しくも2005年7月1日、54歳の若さで亡くなったが、今もジャンルを超え多くの歌手からリスペクトされるアイコンであり続けている。2024年1月、米国で開催されたサンダンス映画祭でプレミア上映されたドキュメンタリー『Luther: Never Too Much』(監督:ドーン・ポーター/音楽監督:ロバート・グラスパー)は、40年以上にわたるキャリアを追いながら創作の裏側と知られざる素顔に迫った作品と、多くのアーティストや音楽業界人から絶賛されている。

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タグ : [anoto] アナログレコード ソウル復刻&発掘 ロック復刻&発掘 リイシュー

掲載: 2024年04月04日 14:25

更新: 2024年04月12日 12:57