『アーロン・ロザンド未発表名演集』(4枚組)~3つのリサイタルと4つの協奏曲を収録!共演はライトナー、ブロムシュテット、マーク!
アーロン・ロザンド(1927~2019)未発表名演集
ロザンドの最初の先生レオン・サメティーニはオタカール・シェフチークとウジェーヌ・イザイの弟子でした。サメティーニ没後はカーティス音楽院でレオポルト・アウアーの弟子エフレム・ジンバリストに学びました。こうしてロザンドはボヘミア派(シェフチェーク)、フランコ=ベルギー派(イザイ)、ロシア派(アウアー)の流れをくむこととなりました。この「未発表名演集」には1972年、1983年、2001年の3つのリサイタル、ヨアヒム(ドレヒュス指揮)、ヴィエニャフスキ(ライトナー指揮)、パガニーニ(ブロムシュテット指揮)、プロコフィエフ(マーク指揮)の4つのヴァイオリン協奏曲が収録されており、ロザンドの妙技を多彩なレパートリーで楽しむことができます。共演の指揮者たちも注目されるでしょう。
(タワーレコード)
アーロン・ロザンド
1927年3月15日生まれ、米・インディアナ州ハモンド市出身のヴァイオリニスト。ポーランド、ロシアからの移民の家庭で育つ。シカゴに移住して音楽教育の手ほどきを受けると、9歳でジャン・ピアースのコンサートに賛助出演。翌年シカゴ響との共演で注目される。シカゴ音楽大学、カーティス音楽院で研鑽を積み、48年にニューヨーク・デビュー。58年にカーネギー・ホールで初リサイタルを開催。80年代より演奏活動の傍ら教鞭を執り、審査員としての招聘も多い。2009年に演奏活動から引退。2019年7月9日に死去。92歳没。
(CDジャーナル)
【曲目】
ヴュータン:ヤンキー・ドードゥル
フバイ:そよ風
サラサーテ:マラゲーニャ
以上、ステファン・グローバー(P)(1972年5月5日ライヴ)
ヨアヒム:ヴァイオリン協奏曲第2番
レオ・ドレヒュス指揮
ゲルダーランド交響楽団(1974年5月22日ライヴ)
ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番
フェルディナント・ライトナー指揮
NHK交響楽団(1983年6月17日ライヴ)
CD2
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮
ミネソタ管(1982年11月2日ライヴ)
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番
ペーター・マーク指揮
ローマRAI響(1988年5月7日ライヴ)
CD3
ヘンデル:ソナタ作品1-10
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第6番作品27-6
ハイフェッツ:ヴァイオリンのための編曲集
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリツィオーソ、アンコール3曲
ヘニング・ブラーテン(P),1983年6月ライヴ
CD4
ヴィヴァルディ(レスピーギ編):ソナタRV10
ブルッフ:スコットランド幻想曲
バッハ:シャコンヌ
ハイフェッツ:ヴァイオリンのための編曲集
ラヴェル:ツィガーヌ(演奏会のためのラプソディ)+アンコール3曲
ジェラルド・ロビンズ(P)2001年1月28日ライヴ
【演奏】
アーロン・ロザンド(Vn)
カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)
掲載: 2024年04月23日 00:00