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シャイー&ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団『ヴェルディ:諸国民の讃歌、聖歌四篇』

シャイー

ヴェルディが平和と楽園への希望を込めた作品をイタリアの巨匠が名門と熱演


2023年の『ヴェルディ:合唱曲集』に続き、リッカルド・シャイーとミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団がヴェルディの2つの偉大な作品でありながらあまり録音されることのない偉大な合唱作品を録音したアルバムが発売されます。『ヴェルディ:合唱曲集』は『BBCミュージック・マガジン』誌のレビュー欄で5つ星を獲得したアルバムで、「合唱団とオーケストラはどちらも気力があふれ、オーケストラの演奏は純粋で華麗、合唱の声は豊かで溌剌としている」と評されました。
『諸国民の讃歌』はデッカのスター歌手、イギリス生まれのイタリアの若きテノール歌手、フレディ・デ・トマーゾが歌っています。この作品をデッカに録音するテノール歌手としてはパヴァロッティ以来初めてです。1862年にロンドンで初演されたこの作品はイギリス、フランスとイタリアの国歌、「神よ女王を守り給え」「ラ・マルセイエーズ」「マメーリの賛歌(イタリア人達の唱歌)」が組み入れられています。
『聖歌四篇』はヴェルディが亡くなる直前の1898年に1組の作品として出版され、作品には平和と楽園への希望が込められています。第4曲の「テ・デウム」をイタリアのソプラノ歌手、バルバラ・ラヴァリアンが歌っています。
「シャイーは入念に非常に細かいところまで気を配り、合唱団からは常に響き渡る、趣のある演奏を引き出している」――『グラモフォン』誌
(ユニバーサルミュージック/IMS)

CD収録予定
ヴェルディ:
1-3) 諸国民の讃歌(I. Allegro sostenuto/II. Recitativo, meno mosso/III. Andante mosso)
4-7) 聖歌四篇(第1曲:アヴェ・マリア/第2曲:スターバト・マーテル/第3曲:処女マリアへの讃歌/第4曲:テ・デウム)

【演奏】
フレディ・デ・トマーゾ(テノール)(1-3)
バルバラ・ラヴァリアン(ソプラノ)(7)
リッカルド・シャイー(指揮)
ミラノ・スカラ座管弦楽団(1-3, 5, 7)・合唱団(4-7)
【録音】
2023年11月8-14日、ミラノ、スカラ座

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2024年05月10日 10:00