フリッツァ&ドニゼッティ歌劇場管 『ドニゼッティ:歌劇《大洪水》』 初演版の蘇演が映像化!
ドニゼッティ音楽祭より旧約聖書「ノアの方舟」を題材にしたオペラ《大洪水》初演版の蘇演映像化!
輸入盤ブルーレイ/国内仕様盤ブルーレイ
音声:イタリア語
PCMステレオ 2.0/DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray)
字幕:日本語、イタリア語、英語、フランス語、ドイツ語、韓国語
画角:16:9 NTSC All Region
Blu-ray…片面二層ディスク 1080i High Definition
※国内仕様盤は日本語解説付き
輸入盤DVD
音声:イタリア語
PCMステレオ 2.0/Dolby Digital 5.1(DVD)
字幕:日本語、イタリア語、英語、フランス語、ドイツ語、韓国語
画角:16:9 NTSC All Region
DVD…片面二層ディスク
■作品詳細
堕落した人間を懲らすために大洪水を起す、と神に告げられたノアは、方舟を用意しながらも、神にその罪の赦しを乞います。古都シナルの支配者カドモの妻セラは、夫に隠れてノアの神に改宗します。それを知ったセラの友人アダは、カドモにセラがノアの息子ヤペテを愛しているという偽りの告げ口。逆上したカドモは部下にノア、ヤペテとセラを捕らえることを命じます……
《大洪水》は、旧約聖書の「ノアの方舟」の物語に触発された後世の文学作品(バイロンの史劇『天と地』、トマス・ムーアの詩『天使の恋』など)を元に、ドメニコ・ジラルドーニが執筆した台本にドニゼッティが作曲した「聖悲劇」。作曲家にとって聖書を題材とした唯一のオペラとなりました。この作品は1830年にミラノで大成功を収めた《アンナ・ボレーナ》と同年に発表されたドニゼッティ中期の力作であるにもかかわらず、ナポリ初演は演奏の失敗により不評に終わり、1934年に作曲家自身による改訂版がジェノヴァで上演されたのを最後に、お蔵入りとなってしまいました。
ドニゼッティ・ルネサンスを目指して旺盛に舞台上演を行うベルガモのドニゼッティ音楽祭が2023年、この《大洪水》の真価を問うべくナポリ初演版を取り上げました。演出(舞台アートグループMASBEDO)は、ノアの方舟のエコロジー的な解釈(環境破壊による人間の生活基盤の喪失)に基づくビデオ映像を多用したユニークなもの。演じるのは、ロッシーニの歌劇を中心に世界中で活躍するノア役のバス、ナウエル・ディ・ピエロ、セラ役の気品溢れるソプラノ、ジュリアーナ・ジャンファルドーニ、ベルカント・オペラの歌唱で高い評価を受けるカドモ役のテノール、エネア・スカーラらを中心とした充実した歌唱陣。そして、世界中の名だたる歌劇場でイタリアオペラを中心としたレパートリーで名声を博すとともに、ドニゼッティ音楽祭の音楽監督を務めるリッカルド・フリッツァが、機敏かつ優雅なタクトでドニゼッティの知られざるオペラに新たな命を吹き込んでいます。
(ナクソス・ジャパン)
■収録内容
【演目】
ガエターノ・ドニゼッティ(1797-1848):歌劇《大洪水》
台本:ドメニコ・ジラルドーニ
3幕の聖悲劇
ナポリ初演版校訂:エドアルド・カヴァッリ
【出演】
ノア………ナウエル・ディ・ピエロ(バス)
ヤペテ………ニコロ・ドニーニ(バリトン)
セム………ダヴィデ・ザッケリーニ(テノール)
カム………エドアルド・マルティネス(バス)
テスビテ………サブリーナ・ガルデス(ソプラノ)
アスフェネ………エーリカ・アルティーナ(ソプラノ)
アブラ………ソフィー・バーンズ(メゾ・ソプラノ)
カドモ………エネア・スカーラ(テノール)
セラ………ジュリアーナ・ジャンファルドーニ(ソプラノ)
アダ………マリア・エレナ・ペーピ(ソプラノ)
アルトー………ワンマオ・ワン(テノール)
ミラノ・スカラ座アカデミー合唱団
(合唱指揮:サルヴォ・ズグロ)
ドニゼッティ歌劇場管弦楽団
指揮:リッカルド・フリッツァ
制作・演出・衣装:MASBEDO
美術:2050+
ビジュアル・ドラマトゥルギー:マリアーノ・フルラーニ
舞台所作:サビーノ・チヴィッレリ、マヌエーラ・ロ・シッコ
照明:フィアンメッタ・バルディセッリ
映像監督:マッテーオ・リッケッティ
2023年イタリアの文化首都ベルガモ/ブレシアのための新制作
GAMeC(ベルガモ)共同制作
【収録】
2023年11月17日 ドニゼッティ歌劇場、ベルガモ(イタリア)
収録時間:139分
[参考映像(実際の映像とは異なります)]
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カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2024年09月12日 17:30