シラグーザ、ロヴァーリス&ドニゼッティ歌劇場管/ドニゼッティ:歌劇《アルフレッド大王》~世界初映像化、日本語字幕付き!
[Dynamic opera and classical music 公式チャンネルより]
シラグーザが歌うドニゼッティの史劇オペラ《アルフレッド大王》—世界初映像化!
生き別れとなっていたアルフレッド王とアマーリア王妃は、羊飼いのグリエルモの助けで再会を果たし、イングランドに侵攻したデーン人と戦う意思を固めます。王の居場所を突き止めたデーン人の将軍アトキンスが彼らを襲いますが、臣下エドゥアルドの機転で脱出します。やがてアルフレッドの旗下に集結した兵士と民衆は、デーン人と戦いイングランドから放逐します……
若きドニゼッティによる、オペラ《アルフレッド大王》は、のちに作曲家が取り組む、英国を舞台にした一連の史劇オペラ(《ケニスワール城のエリザベッタ》、《アンナ・ボレーナ》、《イングランドのロズモンダ》、《マリア・ステュアルダ》、《ロベルト・デヴリュー》など)の先駆けとなったもの。
この作品は1823年にナポリのサン・カルロ劇場で初演されましたが、数回の上演で打ち切られ、お蔵入りとなりました。その失敗の理由は、おもに台本のプロットの弱さにあったとされています。
本作は、ドニゼッティの作品上演に革新的な新風を吹き込んできた、作曲家の生地ベルガモの「ドニゼッティ音楽祭」による、初演から200年目にあたる2023年の蘇演舞台の収録です。
ステファノ・シモーネ・ピントルによる演出は、舞台が9世紀のイングランドと現代の紛争地帯を行き来するというユニークなもの。
ロッシーニ・テノールとしてその名を馳せるアントニーノ・シラグーザ(アルフレッド役)、ヴェルディ・ソプラノとして活躍するジルダ・フィウメ(王妃アマーリア役)ら粒ぞろいの歌手たちと、新国立劇場の《ドン・パスクワーレ》や《ファルスタッフ》を振って日本でもおなじみの俊英コッラード・ロヴァーリスに導かれたドニゼッティ歌劇場管弦楽団と、ハンガリー放送合唱団による溌剌とした歌唱演奏が、ドニゼッティの知られざる作品の魅力を存分に伝えています。
(ナクソス・ジャパン)
収録時間:136分
音声:イタリア語
PCMステレオ2.0/DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray)
字幕:日本語、イタリア語、英語、フランス語、ドイツ語、韓国語
画角:16:9 NTSC All Region
Blu-ray…片面単層ディスク 1080i High Definition
収録時間:136分
音声:イタリア語
PCMステレオ 2.0/Dolby Digital 5.1(DVD)
字幕:日本語、イタリア語、英語、フランス語、ドイツ語、韓国語
画角:16:9 NTSC All Region
DVD…片面二層ディスク
【演目】
ガエターノ・ドニゼッティ(1797-1848):歌劇《アルフレッド大王》
2幕のドランマ・ペル・ムジカ
台本:アンドレーア・レオーネ・トットラ(比較校訂版:エドアルド・カヴァッリ)
【出演】
アルフレッド …… アントニーノ・シラグーザ(テノール)
アマーリア …… ジルダ・フィウメ(ソプラノ)
エドゥアルド …… ロドヴィコ・フィリッポ・ラヴィッツァ(バリトン)
アトキンス …… アドルフォ・コッラード(バス)
エンリケッタ …… ヴァレーリア・ジラルデッロ(メゾ・ソプラノ)
マルゲリータ …… フロリアーナ・チチオ(ソプラノ)
グリエルモ …… アントニオ・ガレス(テノール)
リヴァース …… アンドレス・アグデーロ(テノール)
ドニゼッティ歌劇場管弦楽団
ハンガリー放送合唱団
(合唱指揮:ゾルタン・パッド)
指揮:コッラード・ロヴァーリス
演出:ステファノ・シモーネ・ピントル
美術:グレゴリオ・ズルラ
衣装:ジャーダ・マージ
照明:フィアッメッタ・バルディセッリ
映像監督:マッテーオ・リッケッティ
【収録】
2023年11月19日 ドニゼッティ歌劇場(ベルガモ)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2024年05月15日 00:00