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ドミトリー・キタエンコ ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団 ショスタコーヴィチ: 交響曲全集 12枚組 2025年1月9日発売

ショスタコーヴィチ

キタエンコとギュルツェニヒ管の交響曲全集がショスタコーヴィチ没後50年を記念して復活。


1940年にレニングラードで生まれたキタエンコは、同地とモスクワの音楽院で学び、さらにウィーン音楽アカデミーでハンス・スワロフスキーに師事しました。1969年、カラヤン・コンクールで第2位を受賞して注目され、1976年から90年までキリル・コンドラシンの後を継いでモスクワ・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督・首席指揮者を務め、その後はエリアフ・インバルの後任として1990年から97年までフランクフルト放送交響楽団の首席指揮者を務めるなど、西欧で活躍しています。ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団には1987年に初登場。30年以上も共演を続け、2009年には名誉指揮者の称号を贈られました(ギュンター・ヴァントに次いで同楽団史上2人目)。このショスタコーヴィチの交響曲全集はECHO KLASSIK(2005年)、MIDEM Classical Award(2006年)など国際的に高い評価を得たもの。この成功により、同コンビはプロコフィエフ、ラフマニノフ、チャイコフスキーの交響曲全集を次々と録音してゆきました。キタエンコの解釈は情緒的要素を前面に押し出して煽ったりするのではなく、適切なテンポ設定によって複雑なテクスチュアを丹念に音にしてゆく純音楽的なアプローチを楽しめるもの。とりわけ「ウルトラ対位法」とも呼ばれる無調の27声部のフガートが作品に組み込まれた第2番などの、重厚かつシンフォニックな音の扱いはキタエンコならではです。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
【CD1】
1-4. 交響曲第1番 ヘ短調 Op. 10
5-10. 交響曲第3番 変ホ長調「メーデー」 Op.20
【CD2】
1-4. 交響曲第2番 ロ長調「十月革命に捧ぐ」 Op. 14
5-8. 交響曲第5番 ニ短調 Op. 47
【CD3】
1-3. 交響曲第4番 ハ短調 Op. 43
【CD4】
1-3. 交響曲第6番 ロ短調 Op. 54
4-5. 交響曲第7番 ハ短調「レニングラード」 Op. 60
【CD5】
1-2. 交響曲第7番 ハ短調「レニングラード」 Op. 60(続き)
3-7. 交響曲第9番 変ホ長調 Op. 70
【CD6】
1-5. 交響曲第8番 ハ短調 Op. 65
【CD7】
1-4. 交響曲第10番 ホ短調 Op. 93
【CD8】
1-4. 交響曲第11番 ト短調「1905年」 Op. 103
【CD9】
1-4. 交響曲第12番 ニ短調「1917年」 Op. 112
【CD10】
1-5. 交響曲第13番 変ロ短調「バビ・ヤール」 Op. 113
【CD11】
1-11. 交響曲第14番 ト短調「死者の歌」 Op. 135
【CD12】
1-4. 交響曲第15番 イ長調 Op. 141

【演奏】
マリーナ・シャグチ(ソプラノ)…CD11
アルチュン・コチニャン(バス)…CD11
プラハ・フィルハーモニー合唱団…CD1:5-10、CD2:1-4、CD10

ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
ドミートリー・キタエンコ(指揮)

【録音】
2002-2004年
Studio Stolberger Strasse, Cologne(ドイツ)

総収録時間:約753分

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2024年11月27日 00:00