注目アイテム詳細

デジレ=エミール・アンゲルブレシュト『エラート録音全集』16枚組~ドビュッシーの親友だった指揮者の貴重な遺産 2025年4月4日発売

アンゲルブレシュト

アンゲルブレシュト生誕145年、没60年! ドビュッシーの無二の親友だった名指揮者アンゲルブレシュトが描く詩情豊かな名演奏の集大成。 初CD化、未発表音源も収録!

輸入盤CD16枚組


デジレ=エミール・アンゲルブレシュト(1880–1965)は、20世紀フランス音楽における重要な人物であり、指揮者、作曲家として、またフランスのレパートリーの熱心な支持者として知られています。アンゲルブレシュトは、フランスの音楽活動に多大な貢献をしました。1913年のシャンゼリゼ劇場オープン時の初代音楽監督に就任し、その後、フランス国立放送管弦楽団を設立。指揮活動だけでなく、彼は教育者として、また音楽の普及に力を注ぎ、ラジオを通じて幅広い聴衆に音楽を届けました。
このボックスセットは、アンゲルブレシュトがパテ、デュクレテ・トムソン、コロンビア、エラートに残した全ディスコグラフィーの遺産を集大成したものです。1929年から1939年のSPレコード(CD10-14)、1953年から1955年のLP録音(CD1-9)、1955年から1962年の放送用ライヴ音源(CD15-16)を網羅しており、彼が好んだ作品の解釈と、友人でもあったドビュッシーの主要な管弦楽作品が収録されています。これらの録音の多くはCD初収録であり、アンゲルブレシュトがフランス音楽の本質を保存し、共有することに尽力した姿勢を際立たせています。

 フランスの作曲家、指揮者、作家であるデジレ=エミール・アンゲルブレシュト(1880年9月17日 - 1965年2月14日)は、パリでヴィオラ奏者の息子として生まれました。7歳という若さでパリ音楽院に入学し、ソルフェージュ、和声、ヴァイオリンを学びました。しかし、16歳のとき、地元のカフェでヴァイオリンを弾いているところを見つかり退学処分となります。その後すぐに、オペラ座管弦楽団のセカンド・ヴァイオリンに任命。また、友人であり当時ベルリオーズ・コンサートの指揮者だったピエール・モントゥーの代役を務めることもありました。これらの経験が彼にとって重要な実績となりました。
1908年にはフローラン・シュミットの《サロメの悲劇》の初演を指揮し、これが成功を収めたことで、ドビュッシーの《聖セバスティアンの殉教》の初演における合唱指揮など、著名な音楽家たちとのさらなる仕事につながりました。1913年には、4月2日に新しく開場したシャンゼリゼ劇場の音楽監督に任命されます。また、1919年にはアンドレ・カプレ編曲によるドビュッシーの《おもちゃ箱》の初演を指揮しました。
アンゲルブレシュトは、1924年から1925年までオペラ=コミック座の音楽監督を務め、マスネの《マノン》、ワーグナーの《トリスタンとイゾルデ》、ドビュッシーの《ペレアスとメリザンド》、フォーレの《仮面とベルガマスク》《ペネロープ》を指揮。また、セルゲイ・ディアギレフによる「バレエ・リュス」のシーズンからいくつかのバレエも指揮しました。1928年から1932年にかけては、コンセール・パドルーを指揮しました。

1934年、アンゲルブレシュトは国立放送管弦楽団(後のフランス国立放送管弦楽団)を創設するよう依頼されました。翌年、彼は長年の夢であった、1874年版ムソルグスキーの《ボリス・ゴドゥノフ》のパリ初演を指揮しました。

第二次世界大戦中、フランス国立放送管弦楽団はレンヌ、次いでマルセイユへと避難し、1943年にパリへ戻りました。しかし、ドビュッシーの没後25周年を記念するために計画された管弦楽団の第1000回公演で、アンゲルブレシュトは占領下のドイツ軍の音楽に焦点を当てたプログラムの指揮を拒否しました。その結果、1943年7月18日、ラヴァル大統領の命令により指揮者の職務停止を通告されました。
1945年から1950年までパリ・オペラ座の指揮者を務めた後、1947年にフランス国立放送管弦楽団に復帰しました。1958年から彼の死去する1965年まで、毎週ラジオ番組「ピアノを囲む対話」を制作しました。
指揮者および著述家として、アンゲルブレシュトはドビュッシー、ラヴェル、ルーセル、シャブリエ、フローラン・シュミットの作品を紹介しました。彼は1911年から1918年のドビュッシーの死まで親友として書簡を交わし、ラヴェルやシュミットらとともに「レ・アパッシュ」の一員でもありました。
この16枚組のコレクションには、アンゲルブレシュトがパテ、デュクレテ・トムソン、コロンビア、エラートに残した、SPレコードおよびLP時代の包括的な遺産が収録されています。音源は一番新しいリマスター音源またはテスタメントによるリマスターを使用していますが、初CD化または未発表音源は、オリジナル・マスターより最新リマスターされ収録されています。付属のブックレットには、フランス音楽専門家フランソワ・ローランによる詳しい伝記(欧文のみ)が収められています。

※ LP時代録音の演奏に《シャンゼリゼ劇場管弦楽団》と記載されておりましたが、実際はシャンゼリゼ劇場管弦楽団のメンバー録音に参加しておらず、フランス国立放送管弦楽団のメンバーが演奏していたため、両方の楽団名を掲載しております。
※ ブックレットのドビュッシー作品番号[ルシュール(L)番号]は、2003年改定第2版にて掲載(予定)のため、通常使用されている第1版のL番号とは異なります。
※ 歌詞対訳は付きません。
(ワーナーミュージック・ジャパン)

【収録予定曲】
《CD1》
ベルリオーズ:
1 ) 序曲『ローマの謝肉祭』Op. 9 H. 95
劇的物語『ファウストの劫罰』Op. 24 H. 111
2 ) ハンガリー行進曲
3 ) 妖精の踊り
4 ) 鬼火のメヌエット
グノー:
 5-11 ) 歌劇『ファウスト』~第5幕からのバレエ音楽
ビゼー:
 歌劇『カルメン』からの組曲
12 ) 前奏曲 13 ) 第2幕への間奏曲
14 ) 第3幕への間奏曲15 ) ボヘミアの踊り
グノー:
16-18 ) 歌劇『ファウスト』~抜粋
ドリーブ:
 19-24 ) 歌劇『ラクメ』~抜粋
[演奏]ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 (1-11)
シャンゼリゼ劇場管弦楽団(フランス国立放送管弦楽団)(12-24)
 [録音]2 (19-24) & 3 (12-18).XII.1954, 29 (1-4) & 27, 30-31 (5-11).X.1956,
Théâtre Apollo, Paris (Mono)
[音源情報]1-4, 12-15, 19-24: Remastered by Testament/
5-11, 16-18: CD premiere / Newly remastered by Art & Son Studio,

《CD2》
ラロ:
1-5 ) スペイン交響曲 Op.21
6-7 ) ノルウェー狂詩曲
[演奏]ドヴィ・エルリー(ヴァイオリン:1-5)
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 [録音]29-31.X.1956, Théâtre Apollo, Paris (Mono)
グリーグ:
8-15 ) 『ペール・ギュント』第1組曲
[演奏]シャンゼリゼ劇場管弦楽団(フランス国立放送管弦楽団)
[録音]7-9.XII.1954, Théâtre Apollo, Paris (Mono)
[音源情報]All Track: CD premiere / Newly remastered by Art & Son Studio,

《CD3》
フォーレ:
1-6 ) シャイロック Op.57
7-10 ) ペレアスとメリザンド Op.80~管弦楽組曲
11-17 ) レクイエム Op.48
18 ) ラシーヌの雅歌 Op.11(合唱と管弦楽版)
[演奏]フランソワーズ・オジュア(ソプラノ:14)
ベルナール・ドゥミニー(バリトン:12,16)
ジェーヌ・ボードリー・ゴダール(オルガン:11-17)
フランス放送合唱団(11-18)
シャンゼリゼ劇場管弦楽団(フランス国立放送管弦楽団)
[録音]XII.1954 & II.1955, Théâtre Apollo, Paris (1-10);
 I & II.1955, Église Saint-Roch, Paris (11-17) ; unknown (18) (Mono)
[音源情報]Remastered by Testament

《CD4》
ドビュッシー:
1-3 ) 夜想曲 L.98
4 ) 牧神の午後への前奏曲 L.87a
5 ) スコットランド風行進曲 L.83b
6-8 ) 海 L.111b
9-11 ) イベリア L.118a
[演奏]フランス国立放送管弦楽団(1-5)
シャンゼリゼ劇場管弦楽団(フランス国立放送管弦楽団)(6-11)
[録音]7 & 9.IV.1953, Théâtre des Champs-Élysées, Paris;
11 (6-8) & 18 (9-11).I.1954, Théâtre Apollo, Paris (Mono)
[音源情報]Remastered by Testament

《CD5》
ドビュッシー:
1 ) 選ばれし乙女 L.69b
2 ) もう家のない子のクリスマス L.139
3-11 ) 放蕩息子 L.61b
[演奏]マドレーヌ・ゴルジュ(ソプラノ:1-2, 4, 8-11)、
ジャクリーヌ・ジョリ(メゾ・ソプラノ:1)
アンリ・ルゲ(テノール:7, 9, 11)
ベルナール・コトレ(バス:5,10,11)
フランス放送女声合唱団(1)
シャンゼリゼ劇場管弦楽団(フランス国立放送管弦楽団)(6-11)
[録音]2-3 (1-2) & 7 (3-11) XII.1953, Théâtre Apollo, Paris (Mono)
[音源情報]Remastered by Testament(1-2)/ Warner Japan(3)

《CD6》
ドビュッシー:聖セバスティアンの殉教 L.130a
[演奏]アンドレ・ファルコン(ナレーション)
クロディーヌ・コラール (ソプラノ)
ジャニーヌ・コラール (コントラルト)
クリスティアーヌ・ゲロー(コントラルト)
フランス放送合唱団
シャンゼリゼ劇場管弦楽団(フランス国立放送管弦楽団)
[録音]2-3 (1-2) & 7 (3-11) XII.1953, Théâtre Apollo, Paris (Mono)
[音源情報]Remastered by Testament

《CD7》
ドビュッシー:
1 ) バレエ音楽『遊戯』
2-3 ) 管弦楽のための『映像』~「ジーグ」「春のロンド」
4-6 ) シャルル・ドルレアンの3つの歌
7-9 ) フランソワ・ヴィヨンの3つのバラード
[演奏]フリーダ・ベティ(コントラルト:5)
ベルナール・プランティ(バリトン:7-9)
フランス放送合唱団(4-6)
フランス国立放送管弦楽団
[録音]8, 14-15 & 23.III.1957, Salle de la Mutualité, Paris (Mono)
[音源情報]Remastered by Testament

《CD8》
ラヴェル:バレエ音楽『ダフニスとクロエ』全曲
[演奏]フランス放送合唱団
シャンゼリゼ劇場管弦楽団(フランス国立放送管弦楽団)
[録音]21.XII.1953, Théâtre Apollo, Paris (Mono)
[音源情報]Remastered by Testament

《CD9》
ラヴェル:
1-6 ) バレエ音楽『マ・メール・ロワ』組曲
7-10 ) スペイン狂詩曲
11 ) 海原の小舟 (「鏡」より)
アンゲルブレシュト:
12-19 )『子供部屋』(管弦楽版)~
「お父さん」「お茶目ちゃん」「どれにしようかな」「田園詞」
「塀の上のめんどり」「灰色チビ公」「マルブルー公」「牧歌」
[演奏]シャンゼリゼ劇場管弦楽団(フランス国立放送管弦楽団)
[録音]10.XII.1954 (12-19), 24-25.II.1955 (1-11), Théâtre Apollo, Paris (Mono)
[音源情報]CD premiere / Newly remastered by Art & Son Studio, Annecy

《CD10》
ビゼー:
1-4 ) 『カルメン』第1組曲
5-6 ) 歌劇『カルメン』~「時鐘が鳴った」「ほらきた!ほらきた!」
7-10) 『アルルの女』第1組曲
10-14 ) 『アルルの女』第2組曲
15 ) 序曲『祖国』Op.19
[演奏]パドルー協会合唱団(5-6)、コンセール・パドルー管弦楽団(5-6, 15)
管弦楽団(1-4, 7-10)
ドビュッシー音楽祭グランド・オーケストラ(11-14)
[録音]I.1929 (5-6), ca. II.1933 (3), 8.XI.1934 (1-2, 4), ca VI.1930 (15),
ca. 22/XI.1932 (11-14), ca. II.1933 (7-10), Paris (Mono)
[音源情報]CD premiere / Newly remastered by Art & Son Studio, Annecy

《CD11》
ドビュッシー:
1-4 ) 小組曲
5 ) 民謡の主題によるスコットランド行進曲
6-8 ) 夜想曲
9 ) 『聖セバスティアンの殉教』~異教の神の宗教会議 2つのファンファーレ
ラヴェル:
10-14 ) バレエ音楽『マ・メール・ロワ』組曲
[演奏]コンセール・パドルー管弦楽団(1-5, 10-14)
ドビュッシー音楽祭グランド・オーケストラ(6-9)
[録音]I.1929 (1-4, 10-14), ca. I.1930 (5), ca. 22.XI.1932 (7),
21.I & 27.III 1934 (6), 27.III.1934 (8), 8.XI.1934 (9), Paris(Mono)
[音源情報]1-5, 9-14) CD premiere / Newly remastered by Art & Son Studio, Annecy
6-8) Warner France 2018

《CD12》
1 ) ベルリオーズ:序曲『ローマの謝肉祭』
2-7 ) ドリーブ:歌劇『ラクメ』~バレエ音楽
8 ) シャブリエ:楽しい行進曲
9 ) シャブリエ:ハバネラ
10-11 ) シャブリエ:喜歌劇『いやいやながらの王様』~「スラヴ舞曲」「ポーランドの祭り」
12-13 ) フォーレ:『マスクとベルガマスク』~「序曲」「ガヴォット」
14 ) デュカス:魔法使いの弟子
15 ) デュカス:「ラ・ぺリ」のファンファーレ
16-19 ) グリーグ:『ペール・ギュント』第1組曲
20 ) ロベルト・フォルシュテット:ワルツ『ジョリー・ブラザーズ』
[演奏]コンセール・パドルー管弦楽団(1, 8-14)
ドビュッシー音楽祭グランド・オーケストラ(15)
グランド・シンフォニー・オーケストラ(16-19)
管弦楽団(2-7, 20)
[録音]I.1929 (14), ca. I.1930 (8-11), ca. early 1931 (1, 12-13),
ca. II.1933 (2-7, 20), 27.III.1934 (16), 8 (15) & 9 (17-19).XI.1934, Paris(Mono)
[音源情報]CD premiere / Newly remastered by Art & Son Studio, Annecy

《CD13》
1-2 ) ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』~「第1幕への前奏曲」「愛の死」
3 ) R.シュトラウス:交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』
4 ) ボロディン:『中央アジアの草原にて』
5-6 ) ボロディン:『イーゴリ公』~「だったん人の踊り」「農民たちの合唱」
7 ) 熊蜂の飛行
8-15 ) リャードフ:8つのロシア民謡
16 ) アンゲルブレシュト:子供の祭り
[演奏]パドルー協会合唱団(5-6)、児童合唱団(16)
コンセール・パドルー管弦楽団(1-15)
フランス国立放送管弦楽団(16)
[録音]I.1929 (1-2, 4-7, ca. I.1930 (3), ca. VI.1930 (8-15), Paris, 30.III & 5.
IV.1937, Studio Pathé, Paris (16) | Balance engineer: Eugène Ravenet (16)(Mono)
[音源情報]CD premiere / Newly remastered by Art & Son Studio, Annecy
16) First release – previously unpublished

《CD14》
アンゲルブレシュト:
1-15 ) 『子供部屋』(管弦楽版)
~「アムーストラムーグラム(どれにしようかな)」「灰色チビ公」
 「牧歌」「塀の上のめんどり」「もう森へはいかない」
 「良い旅を、デュモレさん」「アヴィニョンの橋の上で」
 「アルルカンの結婚」「マルブルー公」「クリストフ坊や」
 「私が幼ない頃に」「バラの木右手に」「踊ってバンブラ」
 「ジャン・ド・ラ・リュヌ」「マッチ売りの少年」
16 ) 聖ニコラスの伝説
17-19 ) シンフォニア・ブレーヴェ
20 ) Autographe de l'auteur
21-24 ) 4つのファンファーレ
25-33 ) エルサ・バルレーヌ:植民地祭
34 ) クロード=ジョゼフ・ルジェ・ド・リール:ラ・マルセイエーズ
[演奏]パドルー協会合唱団(6, 8)
コンセール・パドルー管弦楽団(1-9, 17-19)
ドビュッシー音楽祭グランド・オーケストラ(10-16)
フランス国立放送管弦楽団の金管楽器奏者たち(21-24)
フランス国立放送管弦楽団(25-34)
デジレ=エミール・アンゲルブレシュト(語り:20)
[録音]I.1929 (1-4, 9), VI.1929 (5-8), I.1931 ? (17-20), 21.I.1934 (10-16),
9.XI.1934 (21-24), 18-19.V.1937 (25-33), 8.XI.1939 (34)(Mono)
[音源情報]CD premiere / Newly remastered from original source by Art & Son Studio
25-33) First release – previously unpublished

《CD15:ライヴ録音》
ドビュッシー:
1-2 ) 交響組曲「春」
3 ) 選ばれし乙女
4 ) 牧神の午後への前奏曲
5-7 ) 夜想曲
8-10 ) フランソワ・ヴィヨンの3つのバラード
[演奏]ミシュリーヌ・グランシェール(ソプラノ:3)
カミーユ・モラーヌ(バリトン:8-10)
フランス放送女声合唱団(3, 7)
フランス国立放送管弦楽団
[録音]live: 23.IV.1955 (4), 20.III.1958 (5-7), 1.II.1962 (3), 12.IV.1962 (1-2, 8-10),
Théâtre des Champs-Élysées, Paris (Stereo, except 4: Mono)
[音源情報]Newly remastered by Art & Son Studio, Annecy

《CD16:ライヴ録音》
ドビュッシー:
1-3 ) 海
4-8 ) 管弦楽のための「映像」
9 ) 遊戯
[演奏]フランス国立放送管弦楽団
[録音]20.III.1958 (1-3), 4.IV.1962 (4-9),
Théâtre des Champs-Élysées, Paris (Stereo)
[音源情報]Newly remastered by Art & Son Studio, Annecy

【演奏】 デジレ=エミール・アンゲルブレシュト(指揮)

【関連商品】

アンゲルブレシュト

タワーレコード・オリジナル企画盤 Altus x TOWER RECORDS
アンゲルブレシュトの死後にプライヴェートLPでのみ配布されたシャルラン収録のステレオ録音が遂にリリース!
・ドビュッシー:歌劇「ペレアスとメリザンド」(3枚組)

(1963年3月12日 シャンゼリゼ劇場ステレオ・ライヴ)
(アンゲルブレシュトによる最後の「ペレアス」録音)
アンゲルブレシュト&フランス国立放送管弦楽団、ミシュリーヌ・グランシェ、カミーユ・モラーヌ、他


Altusレーベルとのコラボ企画、最新の通算第13弾は2024年2月29日の「渋谷店CLASSIC専門フロア移設オープン記念」としまして、これまで一度も一般発売されていなかった非常にレアな音源を、満を持してリリースします。この「ペレアス」はアンゲルブレシュトが1965年に亡くなった際に、追悼盤LPとして関係者のみに200セット配布された幻の音源であり、収録はかのシャルランでした。この1963年のライヴは優秀なステレオ音源が残されており、これまで発売していなかったのが不思議なほどの素晴らしい演奏・録音です。今回、この貴重な録音を歌詞対訳付の国内盤仕様で限定数販売します。驚くべきクオリティの「ペレアス」を、高音質のSACDでぜひお聴きください。尚、今回の復刻のために仏Andre Charlinレーベル所蔵のオリジナル・アナログ・マスターテープから96kHz/24bitでデジタル化を行い、Altusレーベルの主宰者である斎藤啓介氏の手により、最新マスタリングを行いました。

※ 初DISC化
※ SACDハイブリッド盤
※ 世界初SACD化
※ ステレオ録音
※ 歌詞対訳付
※ 限定数量盤
※ 2024年にALTUSレーベルの斎藤啓介氏により、本国オリジナル・アナログ・マスターテープから96kHz/24bitでハイレゾ化した音源を用いて最新マスタリングを行いDSD化
※ 所々、マスターに起因するノイズ等が存在します。予めご了承ください
※ オリジナル・ジャケット・デザインを再現し採用
※ マルチケース仕様
※ 盤印刷面:緑色仕様
※ 解説:板倉 重雄「ドビュッシーとアンゲルブレシュト、そしてシャルラン」(新規序文解説)、高橋英郎氏「ドビュッシーの光と影」、歌詞対訳(訳:高橋英郎氏(補訳:五島美穂氏))、解説書合計78ページ

【収録曲】
クロード・ドビュッシー:歌劇《ペレアスとメリザンド》全曲 (3枚組)
【演奏】
メリザンド:ミシュリーヌ・グランシェ、 ペレアス:カミーユ・モラーヌ、 ゴロー:ジャック・マルス、
アルケル:アンドレ・ヴェシエール、 ジェヌヴィエーヴ:マリー=ルース・ベラリー、
イニョルド:フランソワーズ・オジュア、 医者:マルセル・ヴィニュロン
フランス国立放送合唱団(合唱指揮:ジャンヌ・ボードリー=ゴダール)
フランス国立放送管弦楽団
デジレ=エミール・アンゲルブレシュト(指揮)
【録音】
1963年3月12日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)(ステレオ録音)
【原盤】
Andre Charlin
【Remastering】
2024年にAltusレーベルの斎藤啓介氏により、本国オリジナル・アナログ・マスターテープから96kHz/24bitでハイレゾ化した音源を用いて最新マスタリングを行いDSD化

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2025年01月24日 12:00