いやだ~、聴いてなきゃおかしいわ!
『...Baby One More Time』JIve(1999)
アメリカでは、ティーン・アイドルが久しく不在の時期だから、彼女もブレインも手探り状態だったの。だから、UKポップ・アイドル・グループの方法論を流用していたことは、アップ・ナンバーに顕著ね。だけど、バラードが想起させる〈悩める女の子……〉。そんなキャラ勝負のファースト・ボムよ。
『Oops!...I Did It Again』JIve(2000)
彼女の人気が社会的現象になったころ、この2作目が発表されたの。アップ・ナンバーでのサウンドは急激に進化して、すべてのシーンをリードできるぐらい、シャープなものになってるわ。それをギリギリで乗り切るヴォーカルの不安感さえ、プラスに転化できる力強い彼女がここにはいるの!
『Don't Let Me Be The Last To Know』ゾンバ(2001)
シューズ・ブランド、SKECHERS U.S.A.とブリとのタイアップを記念してリリースされた作品がこれよ。既発の曲とそのリミックスで構成されているんだけど、さらにバキバキに尖っていくことになる『Britney』での果敢なアプローチが、このリミックスからすでに感じ取ることができるわ。
『Live And More!』JIve(2000)
映像はカワイさ100倍増。しかも、ハートのアップリケをお尻に貼る必要なんてないじゃない(怒)!これを観れば、本国での人気がわかってもらえるはず!! とくにティーンズは騒ぎすぎ!! 注意よ!! ハワイでのライヴ収録だから、オフショットも露出度高めね。
カテゴリ : インタビューファイル
掲載: 2002年04月18日 15:00
更新: 2003年03月07日 18:59
ソース: 『bounce』 226号(2001/10/25)
文/犬笛 ヒロ