saigenjiのお気に入りアルバムを拝見!!
ここではsaigenjiのフェイヴァリット・ディスクを紹介しよう。デビューしてから山ほどアルバムを買うようになったという彼。特にジャンルなどのポイントは定めず、引っ掛かってくるものを逃さずゲットすることを心掛けているようだ。
「ジャック・ジョンソン(『On And On』)と曽我部恵一さんのセカンド・アルバム(『瞬間と永遠』)がいいなぁ。……どんな共通点があるんだろ? 2人ともギターを持ってるけど……。そうだな、オーガニックでシンプルなんだけど、音楽的に複雑というところかな。そうそう、今さらながらジョニ・ミッチェル『Mingus』にハマってる。あと、ミルトン(・ナシメント)のファースト・アルバム、“Travessia”が入ってるやつ(『Travessia』)。マスタリングが素晴らしくってさぁ。それとディアンジェロの『Voodoo』!! これは昔からずっと聴き続けてるね。……わりと幅広くて偏ってる趣味だと、自分でそう思う。個性強くて、洗練されているミュージシャンが好きかな」。
締めの一言は、saigenji自身がめざす理想的ミュージシャン像そのものである。これまで誰もが通るポップス道を避けてきた彼には、既成の枠に囚われないこの面々の自由なスタンスに共感を抱かずにはおれないのだと思う。
▼saigenjiのフェイヴァリット・ディスクを紹介
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