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インタビュー

2003年、ブッチャーズの音楽は必要とされている!

「お手本にはなりませんよ~(笑)」(吉村)などとは言いながらも、ブッチャーズのスピリットをお手本にしているであろうバンドを、最近よく耳にします。bounce9月号の特集〈松Y\0\05紹介した若手のバンドからも、ブッチャーズの名前がよく挙げられたという実例が示しているように、ジャンルに特化されないサウンド・スタイルや、ハンパない〈うたぢから〉を、新しいバンドたちが吸収しようとしているのは確か。代表的なバンドを挙げれば、ブッチャーズの楽曲タイトルをそのままバンド名にいただいたLOST IN TIME、札幌を拠点とするThe Jerry、福岡を拠点とする白☆星などなど、いずれも注目度上昇中だ。さらに「〈昔から好きで……〉とか言えるバンドでも、〈今度僕たちの企画に出てください〉とはなかなか言えないじゃないですか。でも、ブッチャーズの場合って、いっしょに出てくださいとか、ライヴに呼んでくださいって普通に言われて、いっしょのステージに立てる。それはすごくうれしいし、過去のものとか遠いものにされてないんだなって思います」(小松)なんてことも聞くと、いままさにブッチャーズの音楽が必要とされている時期なのではなかろうか?と断言しても、決して持ち上げ過ぎではないように思う。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2003年09月25日 14:00

更新: 2003年09月25日 16:37

ソース: 『bounce』 247号(2003/9/25)

文/久保田 泰平

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