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インタビュー

この冬にしっとりと味わいたい、ジャジーな男性ヴォーカル作品をご紹介

PETER CINCOTTI 『Peter Cincotti』 Concord(2002)

  幼少の頃からピアノに親しみ、ハリー・コニックJrのファンだったというピーター・シンコッティもいまでは若手男性シンガーの有望株。声良し、ピアノ良し、ルックス良しのうえ、19歳の若さにしてこれだけスタンダード・ナンバーを歌えるとは大したものです。(広瀬)

HENRI SALVADOR 『Me Chere Et Tendre』 EMI France(2003)

  大人の男、というよりも熟年男性(って現在85歳ですが)にしか出せない甘みにフニャフニャになってしまいそうな、フランスが誇るダンディー爺さんの最新作。聴けば聴くほど旨味が出てくるノスタルジックなボッサ/ジャズ曲の数々……染みます。(弾)

JOSH GROBAN 『Closer』 143/Reprise(2003)

  デヴィッド・フォスターに見初められ、鳴り物入りのデビューを飾ったジョシュ・グローバン。クラシックのバックボーンも持っている彼の特徴はそのスケールの大きな歌声だ。この最新作ではさらにほのかな甘さも加わって、ゴージャスなストリングスとの絡みも格別。(弾)

ROD STEWART 『As Time Goes By... The Great American Songbook Volume II』 J(2003)

  ロッドの新たなる魅力が爆発し、好評を博したスタンダード・ソング・カヴァー集の第2弾。哀愁溢れるセクシーなしゃがれ声には、年齢を重ねた男の魅力が詰まっている。スタンダードの名曲群も彼に歌われることを喜んでいるかのよう。(広瀬)

WHEN HARRY MET SALLY... 『Soundtrack』 Columbia(1989)

  恋愛映画の傑作「恋人たちの予感」を観て、劇中音楽を手掛けたハリー・コニックJrのファンになった方は多いはず。セクシーで甘い歌声、ノスタルジックなピアノの音色、ビッグバンド風のアレンジ、そのすべてにスタンダードに対するハリーの愛情が伝わってくる。(広瀬)

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2004年02月05日 13:00

更新: 2004年02月05日 19:02

ソース: 『bounce』 250号(2003/12/25)

文/弾 同斗、広瀬 毅

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