インタビュー

フレッシュもぎたて! 世界のポップ・パンク・バンドが大集合!!

 グリーン・デイにブリンク・182、ニュー・ファウンド・グローリーにグッド・シャーロット……ってな感じで、90年代以降、着実に超世代闘魂伝承がなされているポップ・パンクの果てなき世界。その巨大メイン市場となっているアメリカはモチロン、現在は世界中から〈ヤング&ホープフル〉な新芽系バンドがポッコポコと生まれてるじゃあないですか! ってコトで、ここでは各国からの〈フレッシュもぎたて! 産地直送ジューシー・ポップ・パンク・バンド〉を紹介しましょうかい!

 まずは、ポップ・パンク帝国アメリカはサンディエゴ産のペンシヴ! 名前に反して〈渋〉味なんて一切含まないフレッシュな甘味メロディー溢れるサウンドは、超新世代メロディック/ポップ・パンク勢を確実にリードする一級品! 北上してカナダからお届けするのはノット・バイ・チョイス! オットコ前なルックスとおっぱじけなジャケから期待するどおりの激キャッチーな楽曲はまさに選択不要、〈迷わず買えよ〉な品質を誇ってる! 南半球オーストラリアのラスト・イヤーズ・ヒーローは、EPについでのアルバムで人気を確実なものとし、今年もヒーローの座に着くポップ・パンク界期待の南十字星! 海を越えて英国から登場のエルヴィスは、その個性溢れるキャッチーなパンク・ミクスチャー・テイストで、〈S〉なしの本家エルヴィスのもみあげをもフッ飛ばすほどの勢いだ(当然ウソ)! このほかにも南欧イタリアのヴァニラ・スカイとビアボンも新作が快進撃中だし、加えてポルトガルのフォンジーも新作を予定してるってんだから、もはや摘みきれません! いずれも果汁滴る〈今〉が旬だぜ!!

▼文中に登場するバンドの作品を一部紹介。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2004年06月03日 16:00

更新: 2004年06月17日 18:24

ソース: 『bounce』 254号(2004/5/25)

文/ヤマダ ナオヒロ

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