グルーヴ・オリエンテッドなパーティー・バンドはまだまだいるぞ!
YOUR SONG IS GOOD 『YOUR SONG IS GOOD』 kakubarhythm(2004)パンク/ヒップホップ以降の感覚で、底抜けにハッピーなカリビアン・ミュージックを鳴らす、全方位対応オルガン・インスト・バンド。ビールと夏の空がよく似合う開放感が心地良い、今夏のフェス・キング。(斉藤)
copa salvo 『LOVELETTER FROM FAR EAST』 plants/RD(2004) キューバのとびっきりクールでシステマティックなリズムを、血管ブチ切れんばかりの熱量と勢いで畳み掛けるcopa salvo。実験的でありつつもラテンのルーツに根差した、極上のダンス・ミュージック。(斉藤)
カセットコンロス 『パラボラ』 basis(2004) 掻き鳴らされるテナー・ギター、底抜けに陽気なホーン・セクション、踊り出すリズム隊、そのどれもが夏をワクワクさせてくれる。カリプソの持ついなたさをギュッと濃縮する、和田真の温かい歌声も心に沁みます。(斉藤)
浅草ジンタ 『浅草音頭』 テイチク(2005) パーティー・バンドと言うより〈祭りの楽団〉か。日本の文化と浅草をこよなく愛する6人組で、ウッドベース、アコーディオン、トロンボーンとサックスでいなせにスウィングしまくる。伝統的な和の旋律と熱い心意気も実に良い感じ。(鬼頭)
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カテゴリ : インタビューファイル
掲載: 2005年08月25日 11:00
更新: 2005年09月01日 18:38
ソース: 『bounce』 268号(2005/8/25)
文/斉藤 ジョゼ、鬼頭 隆生