インタビュー

シマウマさんの足跡をいま一度辿ってみよう!

『Waste Of Mind』Sony(1998)
パーティー・アニマル5人衆による若さとバカさ満載のデビュー作は、ファンク/メタル/パンク/ヒップホップを内包したクールなサウンドと超キャッチーなメロディー、そしてちょっぴり哀愁味を帯びた唯一無二のミクスチャー・ロック! この頃からすでに彼らのスタイルは確立されていた。

『Playmate Of The Year』Sony(2000)
前作の成功を受けてリリースされた今作は、大ブレイクを果たす契機となった記念すべき一枚。お得意の脳天気路線からシリアスもの(!)まで、ヴァラエティーに富んだ楽曲を収録。それをサラっとこなすセンスとバランス感覚はもはや神憑かり的だ。ただのバカではないことを証明した。

『MFZB』Sony(2003)
長期ツアーやメンバー&レーベル間の問題を乗り越えて、だいぶ大人になった彼らが放った3作目。無駄なモノを削ぎ落とし自身の原点であるパンク色を前面に押し出した一枚だが、抜群のミクスチャー感覚は今作でも健在。なお、タイトルは〈マザーファッキン・ゼブラヘッド・ビッチ〉の意。

『Waste Of MFZB』ソニー
『MFZB』に収まりきらなかった楽曲を集めた日本独自の編集盤。とはいえ、収録曲すべてが未発表&お世辞抜きで高いクォリティーを誇っているため、もはやオリジナル・アルバムとして捉えたい一枚だ。ライヴではお馴染みのスパイス・ガールズ“Wannabe”の超絶カヴァーが最高!

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2006年03月23日 19:00

更新: 2006年03月23日 23:37

ソース: 『bounce』 273号(2006/2/25)

文/渡辺 貴仁

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