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“Story”の感動、ふたたび――驚きのゲストも参加し、さまざまなAIが堪能できる豪華ニュー・シングルがいよいよドロップ!
昨年、ロング・ヒットとなったシングル“Story”やアルバム『MIC-A-HOLIC A.I.』をリリースし、その才能を広く世に知らしめたAI。彼女が実に11か月ぶりとなる待望のニュー・シングル“Believe”をリリースした。すでにドラマ「医龍 Team Medi-cal Dragon」の主題歌として注目を浴びている表題曲は、“Story”に続いて多くのリスナーを力強く、そして優しく包み込んでくれるソウルフルな名バラードだ。
「“Story”を聴いたファンから〈元気をもらった〉って手紙をもらったり、ライヴを観て泣いてくれる子がいたりして。そうやって、みんなが経験したことと私の歌詞と重ね合わせて感情を示してくれるわけですよ。そういう人たちに〈アナタの声は聞こえてるから〉って伝えたかったんだよね。あと、何でもいいから信じられるものを持ってほしいっていうメッセージもあったりして。やっぱり信じて守るべきものがあれば、人は強くなれるから」。
また、大抵のシングルはタイトル曲だけが注目されがちだが、早くも話題をさらっている“Beautiful”など収録された4曲すべてがいずれ劣らぬ快作なのはもちろん、前半2曲はメッセージ性の強い曲、後半2曲は英語詞によるダンサブルなコラボ曲と、バランス良く収められているのも本作の特徴だ。さらに、韓国のスーパースターであるRain(ピ)やUSの新鋭R&Bシンガー、トレイ・ソングズと国際的なコラボを実現させているのも無視はできないだろう。
「Rainは歌もダンスもうまいし、アジアでいちばんのアーティストだと思ったね。いっしょに〈私(俺)についてこれる?〉って挑発し合う“Too Much”を作ったんだけど、そのうちダンス・バトルふうのパフォーマンスをライヴで披露したいと思ってるから、それも楽しみにしててほしいかな。米国で大人気のトレイも天才だった。即興で私の歌詞にアンサーしてる曲を作っちゃいましたからね。とにかく今回は“Believe”をいっぱい聴いてもらって、もっと強い曲が聴きたいなら“No Way”、踊りたいって人は後半の2曲を楽しんでほしいですね」。
ハートを突き動かすAIの愛ヴォイスが、今年も巷を賑わすのは間違いなさそうだ。
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カテゴリ : インタビューファイル
掲載: 2006年04月27日 20:00
更新: 2006年05月04日 19:15
ソース: 『bounce』 275号(2006/4/25)
文/佐藤 チアキ