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 ここではYUKIの過去作品を紹介。まずは2002年発表の『PRISMIC』(エピック:1)。日暮愛葉をはじめ多数の豪華プロデューサーが参加したアルバム全体のトーンは、ヘヴィーでやや内省的。“Rainbow st.”では後の作品にも通じる4つ打ちへのアプローチも垣間見せています。一方、ほとんどの楽曲を會田茂一がプロデュースした2003年の『COMMUNE』(エピック:2)では、シンプルで柔らかなロック・サウンドが印象的。スティール・ギターやアコーディオンの調べが郷愁を誘う“センチメンタルジャーニー”やYUKI流ダブ“恋人よ”など、実験精神も健在です。そして、2004年リリースの『joy』(エピック:3)では打ち込みを大胆に導入し、前作よりも直情的な開放感に溢れた音世界を展開。蔦谷好位置作曲の“JOY”は、テクノ・ポップのYUKI流解釈ともいえるナンバーでしょう。また、『joy』のサウンドをライヴならではのアレンジで堪能できるDVD「ユキライブ YUKI TOUR“joy”2005年5月20日 日本武道館」(エピック:4)も要チェック!

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カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2006年08月31日 23:00

ソース: 『bounce』 279号(2006/8/25)

文/編集部

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