クープをめぐるスモール・サークル・オブ・フレンズ
YUKIMI NAGANO
スウェル・セッションやヒルドの楽曲で清冽な歌唱を響かせ、ヨーテボリ軍団の底知れぬ勢いを知らしめた彼女ですが、そもそも注目を集めはじめたのはクープの『Waltz For Koop』に参加してから。最近ではSLEEP WALKERの『THE VOYAGE』(Village Again)にも登場したばかりです。
NICOLA CONTE
2002年のリミックス集『Jet Sounds Revisited』(Schema)に登場したクープはアール・ジンガーも交えて“Fuoco Fatuo”をリミックス。コンテが“Tonight”をジャジーにお返しリミックスしたことも。
JAZZANOVA
97年に最初のアルバム『Sons Of Koop』を残したのみだったクープを表舞台に引き上げたのは、コンポストと共同でJCRを主宰するジャザノヴァでした。彼らのお仕事集『The Remixes 1997-2000』(Compost)には“Absolute Space”のリミックスを収録。
ファンタスティックプラスチックマシーン
マスターズ・アット・ワークから冨田ラボまで多彩な獣たちが並んだ2003年のリミックス・アルバム『zoo』(cutting edge)にて、“Reaching for the Stars”をブロークンに再構築!
GILLES PETERSON
早耳番長のジャイルズだけあって、2000年のミックスCD『Worldwide Programme 1』(Talkin' Loud/Mercury)に早速“Waltz For Koop”をピックアップしていました。
SHAUN ESCOFFERY
DJスピナやマーク・マックとの絡みで人気を博したUKソウル・シンガー。2003年のリミックス盤『Soulonica』(Oyster)ではクープが“Breaking Away”をムーディーにリミックスしています。
ASTOR PIAZZOLLA
2BO4や同じ北欧勢のニュースピリット・ヘルシンキも参加したリミックス企画盤『Remixed』(Wea)にて“Vuelvo Al Sur”を披露。ハマってます。
HENRI SALVADOR
どういう縁でか、フランスの国民的シンガーによる“Jazz Mediterrane”を2001年にリミックス。『Brazilectro: Latin Flavoured Club Tunes Session 4』(Audiopharm)などのコンピでどうぞ。
ROB GALLAGHER
元ガリアーノ、現在はトゥー・バンクス・オブ・フォー(2BO4)で活躍するUKシーンの重鎮。アール・ジンガー名義ではクープ作品の常連である一方、2BO4としてもヴァレリー・エティエンヌを引き連れて“Modal Mile”をリミックス。なお、アール・ジンガー名義での近作は2004年の煙たい名盤『Speaker Stack Commandments』(!K7)。
SUSANA BACA
超ボーダレスなレーベルのリミックス集 『Luaka Bop Remix』(Luaka Bop)にてスザンナの“Afro Blue”を艶やかにリミックス! 文字が足らん!
ASTRUD GILBERTO
ヴァーヴの人気シリーズ第2弾『Verve Remixed 2』(Verve)では“Here's That Rainy Day”をリミックス。アストラッドは昔からクープのお気に入りだそう。
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